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「100000年後の安全」を観てきた。

吉祥寺のバウスシアターで22日までの緊急限定公開ということで行ってきた。

原子力発電を利用しているヨーロッパの国、フィンランド。
原子力発電は放射性廃棄物が生成されるが、その最終処理方法は「プルサーマル」という再利用方法以外は確立していない。フィンランドはその放射性廃棄物を「地震や津波が起きない事」を前提に「地中に埋める」事を決める。

500m以上地下の埋蔵施設を作り、今後原子力エネルギーの代替が出てくるまでに出てくる放射性廃棄物を埋蔵、うまったら爆破して埋める計画らしい。

東日本大震災後、政府と東京電力がグダグダしてるせいで福島がとんでもないことになってる。
原子力政策の啓蒙のための映画だけど、結構おもしろかったのは放射性物質の廃棄方法ではなく、それを後世の生命体がどうやったらこの危険な物に近づかないかを真剣に悩んでるところ。今の日本の政府にはそんな雰囲気放射性物質程度もみえねぇなぁ、おい。

数万年後、今の人類が使ってる言葉が伝わらないのは、ピラミッドの秘密を解き明かしきれていない事からも明らか。しかし、それは埋める責任として伝えねばならない。現在つかってる主要6言語と絵を使った石碑を立てるか!むしろ看板など置かない方がみつからないのでは!って悩む。

そういえば、そんな話「ルパン三世」だか「トゥームレイダー」だかであったような。
「こりゃお宝の匂いがするぜー」って前世の「近寄るべからず」的なメッセージを見て「宝探し」する話。
見つけた宝が放射性物質だった、っての。

本当に、未来を心配している政治家や研究者は考えることが全然違いますな。
よくみとけ、今の議員と東京電力。もう遅いか。

最後は結局「原子力」は危ない、って話になるんですけどね。
ウランも石油と同じで有限資源ということで「原子力は一時的なエネルギー」と言う。
そのうち石油利権だなんかんだと日本が率先しないことを期待してます。

俺、別に原子力利用は反対じゃない。ただし安全に使えれば、が条件。
今までも特に反対してなかったけど、失敗しちゃった今はもうダメ。

ホヤを食べれなくした東京電力と政府は絶対許さないからな。

「かぞくはじめました」を観た。(帰りの飛行機で)

帰りの飛行機の中で「かぞくはじめました」を観た。

一度だけデートをしようとしたけど最初から合わなかった二人が、共通の友人夫婦の子供の世話人になってしまい、二人で結局一緒になっちゃうラブコメ作品。

結局夢を諦めて妥協するのは男の方かー…ってのが素直な感想。
女側は友人の子供を引き受けたことで生活は変わったが夢を諦めてない。
男側は友人の子供を引き受けたことで生活は変わったし夢も諦めて女といることにした。

本当に男は幸せか?この後大丈夫か?

ラブコメって、その後の妄想しちゃうから疲れちゃう。妄想は書かないけど。

あ、もうすぐ着陸体制にはいるみたい。ちょっとだけ寝るか。

「アバター」を観た。(帰りの飛行機の中で)

今更だけど、「アバター」を飛行機でnon-3Dで観た。
いや、3Dじゃなくていいんじゃね?

なんというか、侵略者の仲間割れかどうか知らんけど、おまえら出てけよってしか思えない。映像はすごいのかもしれないけどストーリーはどこあたりがおもしろいのかよくわからんかった。

ハリウッド映画によくあるリーダーが戦い前に演説するのあるじゃん。あれ大嫌いなんだよね。
自分が戦闘員だったら演説で士気あがるかもしれないけど、実際現場ではたぶんそんなのやってる暇なさそうじゃん。パフォーマンスにしかならなさそうで意味あるのかわからないから。

「インディペンデンスディ」の大統領が戦闘機で出てく前の演説とかもテレビでやってるとそこだけトイレに行くからな。気持ち悪い。「アバター」もなんで地球人側から来たお前が演説してんだよ、って思うのですよ。気持ち悪い。

そんなこんなでこの映画は今後テレビで放送しても観ないな。