写真管理・ギャラリーソフトウェアをオープンソースで開発しているpiwigoというプロジェクトがある。結構長いこと使わせてもらってる。もう4年ぐらいかな。
憶測だが、名前は「here we go」をちょっといじって「piwigo」なんじゃないかな、って思ってる。「ひーうぃーごー」から「ぴーうぃーごー」ね。写真の「Picture」の「P」を頭に入れて「ぴーうぃーごー」。クールなネーミングだなーって感心してる。
某所で稼働させていたサーバにこのソフトウェアをインストールして画像を管理、祖父・祖母や親戚、保育園や小学校の保護者仲間でアルバムを共有していたんだけど、諸事情でサーバを撤去する必要ができて移行先を探してたんだ。
元の画像はローカルPCのストレージに残ってるのでまたアップすればいいんだけど、どこでやろうかなぁと悩んだんだ。AWSとか使ってもいいけど、個人で契約するに重要課金は心配の種。ここは月間、年間でハウマッチ!ってのが出てる方実際は高くついたとしても安心するものなんだよね。うん、経験の差だなぁとは思う。
探してたら、piwigoが稼働環境を商用で提供してたのを見つけた。
長いこと使ってたけどpiwigoが商用ドメインを持っているとは知らなかった。ちゃんと調べ切れていないけど、結構前からサービスはやってたらしい。
piwigoが使えるなら移行も楽そうだなぁと「値段」を見てみると…一番安いプランで50GBで45ユーロ。だいたい5,000円ぐらいか。(2020年3月現在)
保持している写真の全てで95GBぐらいあるので100Gプランの70ユーロで8,000円ぐらいならいいかなぁ。でも今後も増えるし、100GBなんて一年も持たないよな、と悩んだ。よくみたら表示されているのは「Enterprise」で、横に「Individual」がある。個人プランがあるようだ。とりあえず「Indivisual」をクリックしてみると、そこに驚愕のプランが!!
1年39ユーロ(だいたい4,500円ぐらい)でEメールサポート、画像だけ使えるプラン。おわかりだろうか。
「Unlimited storage」である。つまり容量無制限!いいのか!?
こんなん、契約しないわけないやん。
早速契約した。30日お試しプランがあったが、5日お試ししてとりあえず契約した。paypalで契約した。paypayじゃない。30日お試し分が終わってから365日プランが始まる、っていう良心的なサービス。素晴らしい。
さっそく、95GBほどぶち込んでやった。去年末から上げてなかった画像も追加したので97.3GB収容になってしまった。
すばらしいサービスを見つけてしまった。年間5,000円もしないで画像アルバムサイトを、容量無制限で維持できるなんてすばらしい。そしてこれはオープンソースソフトウェアのpiwigo。このサービスが閉鎖される場合はOSSのpiwigo.orgへの移行パスが提供される。よかったー。
今回のオンプレミスのpiwigo.orgからpiwigo.comへの移行は結局手作業のところが多かった。piwigo.comからpiwigo.orgへの移行パスは提供されるが、piwigo.orgからpiwigo.comへの移行パスは、無い。
そりゃね、データは自分の手元にあるんだから勝手にやってよ、だよね。画像もDBもそこにあるんだから。
しょうがないのでDBからアルバム抽出して、アルバムに含まれてる画像ファイル一覧用意して、アルバムごとにpiwigo.comに新規作成、画像追加を実施。それでも半日で終わった。いやぁ、よくやったぞ、りょうすけくん。
というわけで、piwigo.comのサービスはおすすめです。特に家族がいる人、リモートに祖母・祖父がいる人、リア充で関係しているコミュニティが多く画像共有をfacebookやgoogleに任せたくないとか思っている人におすすめです。
サービスを継続してもらうために、みんな契約して使いましょう〜♪