タクシー運転手のさりげない乗車拒否ということがやっとわかった

「すみません、道わかんないんで」
東京でタクシーに乗るとこう言われるの多い。
東京生活10年目でやっとわかった。東京にはタクシーのくせに道がわからねぇというプロ意識のない運転手が多いなと思ってたけどちがうんじゃにゃいか、と。
昨日終電に間に合うかというところで徒歩15分の駅までをタクシー使った。確かに末広町からお茶の水駅という近距離で、終電間際な時間でこういわれたら、長距離客狙いの運転手としては「道分からない」というと「じゃぁいいよ」と客が断ることを想定するんだ、と。
ああ、乗車拒否だったんだ。カーナビつけてるくせに。
というか、帰宅できるか出来ないかの瀬戸際なんだから乗車拒否なんてタクシー運転手の都合なんてどうでもいいんだよね。
ちゃんと会社から目的地までの車での道順ぐらいは覚えておかねばならない、と。
「じゃぁいいよ」って断らなかった客に「タクシー運転手のくせに道を知らんって言えるってすごいよね」と嫌味を言われることに関しては黙ってるタクシー運転手ってすごいなぁ。