サーフィン時に車の鍵をどうしようかと思って、鍵を保管できる鍵を、買おうと思ったんですよ。うちの車の鍵が「イモビライザー」つきで、本物鍵がないとドアもあかないのですよ。その鍵を持って海に入るのはこわいなぁ、と思ってるから。
買おうと思った店で、実際りょうすけの車の鍵を持っていって鍵箱に入るかどうかを試そうと思って店頭サンプルを触ってみるとそれが開かない。店員に聞いてみると「お客さんにいたずらされちゃったんですよね。新しいのあけますので少々お待ちください」と。
なんてやさしい店員なんだろう。まぁりょうすけも買う気で来たから商品の使い勝手がよければ開けたもの買うつもりですが。
無事、りょうすけの車の鍵が納まり、使い方もわかったところで「ナンバー変えてみましょうよ、それが動くようであればその開けたの買いますよ」と購入前動作確認提案してみた。
その店員が設定したナンバーが、「1211」。
「もしかして12月11日が誕生日ですか?」
「え、そうです。なんでわかったんですか」
いや、誕生日がわかったことではなくて、誕生日がりょうすけと同じところに驚いているのですよっ。
「誕生日が同じ人がこの鍵を開けようとしたらまったく意味ないですね」
と、店員が。いや、誕生日を鍵ナンバーにしなきゃいいじゃん。
リアルに誕生日が同じ人を見たのは人生で初めてだ。