母親の還暦

りょうすけの母親が今年の4月の誕生日で還暦を迎えてたんです。
え、忘れてたわけではないですよ。本当ですよ。

りょうすけの家族は東京に三ヶ所、大阪で微妙に散って住んでるためになかなかスケジュールもあいませんで、半年経った今頃お祝いができる運びに。
せっかくお祝いするし、食事だけの席で済まさずにいままでの感謝を込めたプレゼントをしよう、と妹と相談してました。二年前の父親の還暦もりょうすけは何もしてなかったので父親と母親にそれなりなプレゼントをしよう、と。
いざ何かをプレゼントしようと思うと思い浮かばず、「二人で身につけれるものにしよう」程度の漠然とした目標に相談の過程で妹と殴りあいにもなったものです。

お揃いのブレスレットなどはどうか、時計は最近してないから微妙かも、ネクタイはあと数年働くと言ってる父親には数年しか使わなくね?、宝石は旦那様から贈ってほしいよね、とか。

妹との壮絶な相談の結果、「フェラガモに二人で行ってた気がする」ってことでりょうすけが買いものできるラストチャンスな21日にフェラガモに行って、最終候補の「スカーフとネクタイを購入する」で勝負することにしたんです。

当日、妹と携帯メールで「今日買い物してくる。フェラガモだったよね?」と確認もして見立ててくれる人と原宿に着いて物色。
店の中でデザイン的にもいいブレスレットを見付けた。ワンサイズしかなかったので土方な父親の腕にはサイズ的あわなさそうだったのでお揃いブレスレットは諦めて母親だけに、父親にはリバーシブルなベルトを購入。

ふー、これで1つ準備が終わったーとトイレで妹に「買い物終了のお知らせ」を出そうと受信メールから返信しようと携帯電話を操作してると1つ気になることが。買い物し終わったりょうすけの買い物カバンには「フェラガモ」ではなく「ブルガリ」って書いてある。

あれ?「ブルガリ」で良かったんだっけ。最近「フェラガモ」は「ブルガリ」って名前変更したんだっけ。「ブルガリ」って書いてあるように見えるけど「フェラガモ」って読むんだっけ。

見立ててくれた人に「りょうすけはフェラガモって言ったっけ?」と聞いても「え?ブルガリってしか…ちょ…まさかwww。」

間違えたらしい。ずっと間違えてたらしい。「フェラガモ」と認識しつつ「ブルガリ」と言ってたらしい。アホか俺は。

ナイキとアディダス、コロンビアとパタゴニア、ノースフェイスとヘリーハンセンの区別は付くけどフェラガモとブルガリの区別は付かない。だって、慣れてないんだもん♪。本日、お祝いの席を実施し、「間違えた」(気持ち間違えてない)プレゼントも渡しましたが、二人とも気に入ってくれたようです。気持ちよねっ、気持ち。気持ち重要。

肩叩き券

定番の「肩叩き券」も用意したんですよ。デザインは妹、作成と印刷はりょうすけのパソコン、肩叩く係は弟ですが。
とりあえず親孝行してなさすぎなので、長生きしてくださいな。父親はもう少し働くらしいですが、あんまり無理しないようにね。りょうすけもがんばります。