日本語」カテゴリーアーカイブ

今更Fedora27 ibus-mozcでのIM切り替え設定方法を調べた。

雑誌Software Designで絶賛連載中のりょうすけちゃんの1ページ漫画「ひみつのLinux通信」。この原稿は現代っ子らしくデジタルデータで提出しています。

紙に鉛筆で下書きを描き、スキャンして、オープンソースの画像編集ソフトウェア「Gimp」を使って描いてます。ネタバレしない程度での来月号の作業がこちら。

 

長いことGimpを使っていたのですが、最近Kritaというソフトウェアが気になってて、これに変更しようかなと思ったの。今の環境もUbuntuでずっと使ってたのでついでだからFedoraに変えてみることにした。Fedoraの新しいバージョン28がそろそろリリースされるっていうのに、ここで27をインストールするところが、本当に気まぐれなのがわかりますね。

で、インストールしてから思い出すのがFedoraの日本語環境設定の面倒臭さ。いつもやり方が違って面倒くさい。

今回インストールしたFedora 27は、ibus-mozcが日本語かな漢字変換で標準利用推奨なパッケージのはず。とりあえず標準で日本語入力が快適にできる環境に持っていきましょう。

いろいろ試行錯誤した結果、Fedora 27をインストールした後に「ibus-mozc」パッケージをインストールし、設定ウィンドウの「地域と言語」から入力ソースを「日本語(Mozc)」だけにする。

 

Mozcプロパティから「キー設定」のところで設定を編集するために以下のボタンをクリックする。

 

キー設定を追加する。直接入力の段階で「Shift + Space」を押すとひらがな入力に切り替える。入力文字のない段階、つまりどういう入力か構わずに「Shift + Space」を押せばIMEを無効化する。IME無効状態からひらがな入力に、ひらがな入力からIME無効状態にして半角英数字を入力できるようになる。古い人間なもので「Shift + Space」がいいのよ。「Ctrl + Space」だとEmacsで苦労しそうでしょ。

 

たぶん他にもっと有効なやり方があるかもしれない。とりあえず、今日はこれでかなり快適な日本語環境になりました。おつかれさまでした。