日別アーカイブ: 2017年8月7日

「ローカル女子の遠吠え」3巻読んだ。静岡いいなぁ、と思わせる作品。

静岡県は好きですか?
ぶっちゃけ、りょうすけは結婚するまでの静岡のイメージはこうです。

  • 富士山
  • うなぎパイ
  • 東京から愛知に帰るのに新幹線こだまを使うと無駄に多い駅に呆れる。
  • 箱根って静岡なの?神奈川なの?
  • お茶がでる蛇口が小学校に完備されているんでしょ?
  • 浜名湖ぱるぱる

静岡出身の彼女と結婚してから、りょうすけの静岡感はかつてのそれに比べたらかなり好印象です。

  • 富士山登山、富士山登山競走
  • サーフィンスポットとしての御前崎
  • 御殿場アウトレット
  • 大井川とマラソン
  • 深蒸し茶
  • 銘酒「女なかせ」
  • 緑茶サイダー
  • 静岡おでん

高田馬場の静岡おでん居酒屋に通うぐらいです。
東海トラフ沖地震が不安ですが、住みたいぐらい気に入ってます。

妻との結婚以外で、静岡の良さをりょうすけちゃんに伝えるマンガ作品があります。
本日発売の「ローカル女子の遠吠え」3巻、さっそくヨドバシ.comの電子書籍サービス「Doly」で購入、読みました。

ローカル女子の遠吠え(3) (まんがタイムコミックス)
上のリンクはアマゾンに貼られていますが、アフェリエイト狙いです。
遠慮なくクリックして書籍版でも電子版でも好きな方を買ってくれたまえ。

すでに3巻。1巻と2巻が出た時もレビューを書きたいと思っていたけど、忙しさに負けて書けませんでした。
今日はここに3巻をレビューしちゃえることを光栄に思いますよ。時間を作るのは難しいっ
3巻の紹介だけど、大丈夫!3巻から読んでも全然理解できます。

表紙の女の子は、東京の建設会社に務めていたが静岡にUターン転職した主人公のりん子。
委員長気質の真面目な正確で、スナックを営む母の無茶振りも冷静に退け、東京から左遷されてきた天然男性社員にも容赦なくツッコむ人。

そんな主人公と、勤める静岡の会社でのほのぼの静岡4コママンガがこれ。

3巻は表紙をめくったソコから静岡愛が溢れる。

年に2・3回、夏休みと正月、秋の「しまだ大井川マラソン in リバティ」参加で静岡に行くけど、確かに静岡で全部済んでしまうイメージ。
だって、海だって日本一の山だってある。車で1時間も走れば山奥の温泉だって入れるしSLにだって乗れる。(夏とかは機関車トーマスも走ってます)
肉も野菜も魚も旨いし日本酒だって作ってる。静岡万能すぎる。

静岡以外にもちょっとした生活の知恵を出すところがこの著者の頼りになる所。
ちょっと感動したので紹介します。まぁこれ、いつ使うんだろうって思いますが。

さり気なくイギリスのEU離脱のような時事ネタを静岡にかぶせてぶっこんでくるところが恐ろしい。

静岡は東の伊豆方面・中央の中部・西の西部で微妙に別れているというのは初めて聞いた。
これはいつ戦争が起こっても不思議じゃねぇぞ(笑。

なにかにつけて静岡県民は富士山と家康とお茶で片付くらしい。
ですが、静岡はすでに戦争を始めており、富士山は山梨県と、家康は愛知と戦争をしています。

愛知県の三河地方出身のりょうすけちゃんは岡崎市出身の営業課長を応援します。家康は岡崎のものです。
ちなみに、愛知の尾張地方と三河の戦争もすでに何年やってるんだろうってぐらいですよね。
本当ですよ、戦争。

そうそう、画像はないですが3巻では静岡県島田市にある川場温泉が取り上げられています。
年末にりょうすけちゃん一家がよく行く温泉ですね。え?知らないですか。そうですよね。

この作品、静岡にちょっとでも噛んでないと全く面白くないからね。
これをいい機会だと思って静岡に触れてみましょう。
とりあえず、高田馬場の静岡おでん ガッツか、三鷹にある静岡おでん居酒屋から始めて見るのがベストじゃないでしょうか。

そして気になったらこの作品を読んで、静岡に旅行に行こう。
富士山に登って、伊豆半島の温泉に行ったり爬虫類動物園に行ったり、水族館、灯台めぐりもいい。

そして静岡の住民と交流し、この作品をもう一度読むと…新しい世界が開けます!