この度、技術評論社さまのご厚意を再び受けて書籍を出すことになりました。タイトルは「Linuxシステム[実践]入門」という、IT系のLinuxについての初心者向けの本です。2013年7月3日発売です。
業務で仕方なくLinuxをインストールした人、興味沸いたのでインストールしたみたけどその後なにしたらいいの?と思っている人にGUIではなくCLI中心にLinuxを楽しめればなぁと期待して書きました。扱う項目が幅広かったので若干浅い内容に感じるかもしれませんが、シェルの使い方や起動スクリプトの説明、設定ファイルの記述方法などは詳細ですし、ネットワークの基本についても軽くですが触れることで本当に初心者でも読み進めれるように努力しています。ぜひ書籍でお手に取って立ち読みして気に入ればご購入ください。なお、電子書籍としてPDF版も出ますのでタブレットなどをお持ちの場合はご検討ください。もちろん紙版と電子版両方買っていただいても構いませんが両方購入することで安くなるというサービスはありません。
![Linuxシステム[実践]入門 Linuxシステム[実践]入門 (Software Design plus)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51veUwFzjNL.jpg)
書籍の発売お知らせだけではつまらんので執筆道具など紹介しましょう。
Linuxの書籍であるため、執筆環境はLinuxです。ディストリビューションは自宅PCがUbuntu、ラップトップでDebain GNU/Linuxを用意、エディタにvimを使ってます。本当はテキストはLibreOfficeとかでページ内文字数とか設定してればもっとスムーズにできたのかもしれません。それはそれ、筆の進まない状態ではそれよりもテキストを用意することが重要だったので超軽い環境が必要だったので許して欲しいですよ。筆が進みすぎたところもあって最終的には200ページぐらい削除したのは内緒です。ここは反省点として次回からは設定等で対応できるようにします。
この書籍はりょうすけとしてもいくつか挑戦してまして、その一つがマンガです。この書籍のイラストはすべてりょうすけが描いてます。あわよくばその後歌って踊れて漫画もかけるシステムエンジニアになろうとおもったのですが修行はこれからも続きそうです。
漫画は手書きの下書きをスキャナで読み取り、画像編集ソフトのレイヤに投入、レイヤを重ねてガリガリ執筆してます。丸ペン、筆、墨汁、インクでケント紙に描いたことはあるんだけど基本デジタルですべてやるのは初めて。画像編集ソフトにはgimp、手書き入力にはWacomデバイスでおなじみのbamboo penを購入。bambooはLinuxシステムにUSBポートにさせばWacomドライバ利用でほとんど何もせずに利用できるし、ペンの筆圧感度も素晴らしいので強弱はっきりだせる。もうずっとGペン使って、しかもそれがヘコたれないっていう理想郷がそこにありました。漫画以外のイラストは Inkscape を使ってます。




この書籍へのご意見・感想は出版社の方でお待ちしておりますので何かありましたらお知らせください。あんまりひどい感想だと著者は打たれ弱くかなりヘコむのでやさしく苦情を言ってくださいね。ちなみに、サイン会とか出版記念パーティーの予定は一切ございませんし、開催するつもりもありません。ご了承ください。最後に、お世話になっているOSSディストリビューションに印税の一部を寄付する予定です。
漫画の部分を見てみたいです~(^o^)
買ってくださいw
これからは『先生』って呼ばなきゃだね♪(爆)