恵方巻

りょうすけは主に東日本・北日本で6歳ぐらいまで親の転勤に付き合い秋田や角館、福島などにいたようです。あんまり記憶ないのですが。結局親の地元愛知県に根を生やし、大学生まで愛知にいました。
ダメ大学生として愛知にいたとき、関西系両親を持つ友達の家で聞いた恵方巻が人生での初対面だったと思います。年毎に違う方向に向かい、巻き寿司をかじるという風習、本当に頭おかしいんじゃねぇの?という印象をもったのをまるで昨日のように思っています。
それが、大学を卒業して東京に出てきて、コンビニでこれだけ恵方巻が扱われ、テレビやラジオでも扱われてる。先日は東京出身の同僚が「私の家はこないだ太巻き食べましたよ、節分の3日前で、輪切りでしたけど」っていうぐらい、恵方巻に微妙な市民権が得られるようになったようです。
よく分からないけど、「年毎に違う方向に向かって、家族みんなで太巻きを、席を立ってもぐもぐと、願いを考えつつ食べる」風景って文化的に変じゃない?
太巻きかじってるわけだから会話なんて当然ないでしょうし、一方をみんなで向いてるので目も会うことはないでしょう。節分の豆まきみたいな家族団欒や会話もなく、太巻き食べ終わるまでのデスマッチ。なにこれ?
いやぁ、りょうすけは学ないっすから、太巻きをかじることでなにを持って神様やら仏様やらに願ってる姿勢なのかよく分かりませんが、かなりマヌケに見えると思うんですよ。
思うにね、「太巻きをみんなで目をつぶってかじってるような風習作って、それが流行したらおもしろくね?」って思ってる奴がいると思ってしまうんですよ。今頃になって、「やべぇ、こいつら本当に太巻きかじって目をつぶってやがるっwwww」と笑っているように思うのです。
すっごいバカなイベント作るだけだったら協力したいなぁと思うんですけどね。「笑う側」で楽しめるならな。川で釣りして長靴連れたら一生幸せになれるとか。川で釣りして長靴釣れることなんて滅多にないぜ?漫画ではたくさんあるけどさ。
で、一番の疑問は太巻きかじるって結構なご飯の量だと思うんだけどそれはランチになるのか晩ご飯になるのか、晩ご飯の後のイベントだから入るところは別なの♪な扱いなのかってとこですよ。