ちょっと前、ランニング友達のカワシマさんから、「食べられるドングリと銀杏を探しに行かない?」って誘われてた。もちろんランニング付きだ。
今、ちょっと時間があるので「明日の午前中だったら行けますよ!」って返事して、午前9時に小金井公園に集合。軽く10kmほどジョグして、あとは小金井公園内のドングリと銀杏を探しながらランニング。ずっとジョグだなw。
カワシマさんは花や葉などの植物もくわしい。しかもその植物が食べられるかも含めてくわしい。ランニング中に、「これは食べられる」、「あのキノコは食べられる。」とか言ってくれる。サバイバル状況下になったらそばにいてほしい人の一人だ。
そのカワシマさんが「小金井公園の銀杏マップを作ってる人がいて、一番おいしいってところの銀杏と他の銀杏を食べ比べたいの。」と言う。もうそのマップ作ってる人はカワシマさんなんじゃないの?とか思うけど、信じて違う人だと思うことにした。
公園内を走ってると匂いがするので銀杏のあるところがある。銀杏回収ポイントは最初の10km走である程度しぼって、そこに回収に行くことにした。
今回はビニール袋とゴム手袋持参の万全の態勢だ。ただ、「小金井公園銀杏マップ」の存在は知らなかったので食べ比べることは考えていなかった。ドングリと銀杏用に2枚のビニールしか持っていない。結果的にはなんとかなった。次回は余裕を持ったビニール袋を用意しようと思った。
カワシマさんの「小金井公園銀杏マップ」情報は確かなのか、美味しいポイントの銀杏はちょっと粒が大きい。ほかは小さいのよね。とりあえず、美味しいポイントの銀杏をいくつか拾った。ほかのところも拾った。臭いけど、超楽しい。
一通り銀杏を拾ったら次はドングリだ。
ドングリにもいろいろあって、「マテバシイ」というドングリだけが食べられるそうな。
東京に来て、ドングリと言えば小ぶりの小さいドングリしか見たことがなく、「まてばしい」ってなんだろうと思ってた。公園を探索していると、「ここよ!ここよ!」とカワシマさんが興奮し始めた。
これが「マテバシイ」というドングリ。あれ?どっかで見たことがあるような。
というか、これはりょうすけくんが「ドングリ」と認識しているやつだ。
これ以外のドングリって何?ってぐらい子供の頃からこれがドングリだった。これが食べられるドングリなのか…。見慣れているドングリだけに、食べられると言われても疑問にしか思わない…。
木の根元にはドングリが集まってる。遊びに来た子供が集めて置いておいたんだろうか。まさか食べられるドングリだとは思わずに集めておいたんだろうなぁ。しかし、「となりのトトロ」のメイちゃんの声で「どんぐりーっ」って声が聞こえてくる気がするのはなんでだろう。
それなりの量を拾った。そこからまた公園を散策すると、ちょっと道から外れたところでまた「マテバシイ」がなる木を発見。こっちの方が実がちょっと大きい気がする。
試しに食べてみるにはだいぶ量を獲った。食べきれるだろうか。
どうやって食べるのかカワシマさんに聞いてみたら、銀杏のようにちょっと割って炒るらしい。銀杏を割るハサミにマテバシイは小さくて割れないから、口で割ってフライパンにポイよ!と漢っぷりを見せられる。いや、そこがカワシマさんのかわいいところ。
帰宅後、庭の水道で銀杏の皮とドングリを洗った。
銀杏は少し干して匂いを取ってから食べようかな。このまま台所に置いてたら妻ちゃんに「匂いがきつくて吐きそう」とまで言われたのでベランダで風乾燥する網に入れて置いておきます。
ドングリは適当に食べます。
ところで、都立公園である小金井公園に生えているイチョウの木の実である銀杏だが、これは勝手に持って行ってもよいのだろうか?
気になったので小金井公園に電話して聞いてみた。「公園の銀杏は持ち帰ってもよいですか?」と質問はシンプルに。すると、
「公園に落ちている銀杏は持ち帰ってもよい。ただし、種だけでなく実のまま持ち帰ってほしい。実を剥いて種だけ持ちされている光景はよく見るが、周辺の匂いが強くなるため公園としては実を持ち帰ってほしい。」
持ち帰るのは問題ないってさ。
さ、「小金井公園銀杏マップ」の実力はイカに!?まて次回。