日別アーカイブ: 2026年6月22日

映画「Michael」を観てきた

映画「Michael」を観てきた。

みんな知ってるマイケル・ジャクソンは、1958年産まれ、5歳のときに母が父に「この子歌が上手なの」の一言から兄弟バンドを組まされてドサ回りし、1979年に「Off the wall」、1982年に「Thriller」、1987年に「BAD」、1991年に「Dangerous」をリリース。2009年に自宅で亡くなった。

才能があるがため、そのせいでいろいろシガラミや社会的な妬みを受けて自由に動けず、苦しんで人生を終えた、「社会が殺した天才」だ。

参考までに、映画の中で「プリンスに持っていかれる」のセリフに挟まれていたプリンスも1958年産まれ。1978年デビューなので時代考証は間違ってないように思う。プリンスは2016年に亡くなっている。

そのマイケルの伝記映画を、マイケルの甥っ子が主演でやるってさ、というのは世界的なニュースになったと思う。実はりょうすけくんはマイケル大好きで、実家にはマイケルの母親が書いた「マイケル・ジャクソンの秘密」なんて本も読んでた。もう内容すっかりわすれちゃったけど、映画に描かれてた父親からの虐待もあったかな。あとは兄の嫉妬も記載されていたはず。映画ではさらっとジャクソン5から抜けてることで描かれていた。


映画の大まかな話は、鉄鋼所勤務の黒人コミュニティで生まれたマイケルが、父親指導で兄弟バンドとして食べていけるようになり、ソロアルバムを出すぐらいから家族(主に父親と)確執が発生する。ソロアルバムは絶好調でマイケルは兄弟バンドから独立したいが、家族にも優しくて父親に弱いマイケルは独立しきれず、父親の言いなりになっている。2ndアルバム「Thriller」の大ヒットと怪我でやっと奮い立ち、父親からの独立を果たした。ここで終わり。

今まで古い映像でしか見えてなかったのが鮮明な画像、音声で最背されるのは本当に目が話せないし、マイケルの音源と同じように聞こえる劇中歌は驚きでしか無い。「マイケルの音源を98%程度に劣化させて出力し直して」と生成AIにお願いしたような高クオリティなライブ動画はまばたきを忘れるほどだ。

チンパンジーのバブルス君も重要な役柄で出演している。10歳にならない子供時代からステージに立っていて、近所の子とまともに遊べてない・(性格や趣向によって)遊べなかった描写は心が痛くなる。そりゃキリンやラマも飼おうと思うし、「Dangerous」で「Black or white」のギターを依頼したGuns n’ rosesのslashに「マイケルから”友達だから”とテレビが届いたんだ」と言わせるぐらい不器用な付き合いになるのも理解できる。(りょうすけが高校生当時に読んだ雑誌に書いてあった記憶)

終盤、「え?終わりなの?」な展開。最後に「BAD」を歌っておしまい。まだまだ「Dangerous」もあるし、「This is it」まであるよ?

続編作るつもりなのだろうか?まだマイケル史としては、尋常性白斑や幼児虐待のゴシップ対応とか残ってるし、エルビスの娘と結婚した話とか泥沼過ぎて扱うには大変だけど、彼の才能を扱う映画にしては微妙だと思うんだよね。

って、おい。続編を作るなんて言ったら、それって制作陣はジョセフ・ジャクソンと同じだよ?いいの?

そこで思ったのが、もしかして… 「THIS IS IT」を仮想続編にして「BAD」で終わったのか?
ありえる…。マイケルを見ていた人に撮ったら「THIS IS IT」は集大成。マイケルの遺言みたいなもの。
それを上書きするのは流石に気が引ける。「彼の冒険はまだまだ続く」で終わらせるのはよかったかも。

そんな感じで、ちょっと終わりは微妙だったけど中身はよかった「Michael」よかったら観に行きましょう。りょうすけはメイキングもみたいのでまた観に行きたいし、DVD/Blu-rayが出たら買います。