予約して二年待つ駒込の蕎麦屋「玉江」に行ってきた。

駒込のお客様経由で、予約しても二年待つことになる蕎麦屋にお誘いいただけたので行ってきた。一日人組限定で入れるということで、それは処理数が少ないからではなく実力で二年待ちなんだとわかる一時でありました。JR駒込駅南口を出て、南に15分程歩いた住宅街の中、ぽつんとあります。スマホでナビしてなかったらたどり着ける自信はありません。

本当に民家の佇まい。玄関を開けると大きな靴箱とその奥には蕎麦を挽く道具が。これって業務用なんですかね。そりゃそうですよね。

席にはひとりひとりの名前が入ったおしながきと、錫のタンブラー、ガラスのおちょこ。錫のタンブラー欲しいよねー。ビールとかハイボールとか飲みたいわー。って楽しみにしてた蕎麦屋にきてひとり空回りしている感が出てますね。

メンバーが揃うとコーススタートです。まずはシャモジに塗られた味噌を焼いて出てくる「焼きみそ」。蕎麦と焦げた味噌の香ばしい匂いが最高です。既に日本酒が欲しくなってきます。続いて「そばサラダ」はご覧の通り、パリパリ蕎麦を野菜と一緒にいただくもの。あっさりドレッシングで蕎麦の香りもしっかりしております。

 
どこから出てきたのか「板わかめ」。パリパリ。これは机の香炉に置いてあったらしいのですが…いつでも食べれるんですか?順番関係なく。

皿に展開されてるのは「そばクレープ」。かいわれ大根・白髪ネギ・きゅうり・錦糸卵を付属の味噌と一緒に蕎麦クレープ生地にまとめてガブリといきます。生地はしっとりもちもちでおいしゅうございますよ。調子こいてたくさん食べたちゃったけど…他の人ちゃんと食べただろうか。今更ながら心配で有ります。← おそくね?

 
「早そば」は蕎麦にする時間を惜しんで出したということで「早いそば」。ソバガキですよね。ほんのり温かいソバガキを海苔とネギとわさび、めんつゆでいただきます。ソバガキって好物なんですよ。これで日本酒一緒にあったらずっと飲めますね。いや、ほんと。

「鴨の南蛮漬け」。これは蕎麦が絡んでたっけ?衣っぽいのに蕎麦がはいってるのかな。とりあえずもう気分よく懐かしい知り合いと話して飲んでるのでちゃんと味わってないところが出てきてますがご了承ください。ええ、カモネギでいただきました。鴨最高です

「蕎麦法度」という珍しい名前のこれは、蕎麦がご法度だった時に「これは蕎麦じゃねーよ」と言い訳してだしていたそうですが…蕎麦が禁止の時代っていつ?なんて野暮な事は言わずに、大根・しめじ・ねぎ・人参の豚汁セットを柔らか出汁のめんつゆでいただく太麺蕎麦はなかなかまとまった歯ざわりで満足感はあります。これは普通に蕎麦屋でも出して欲しい。

「そばかき揚げ」パリパリ衣を纏し蕎麦粉の塊はむちむちした歯ごたえで対応してくれます。こちらも大根おろしがあうわー。

「茄子の蕎麦味噌掛け」。蕎麦の実がいい歯ざわり、いい匂いで味噌が蕎麦味噌だということに全然気づかなかったわけですが、そこはもう酔っ払ってるのでご愛嬌で

クライマックスの「せいろそば」がきましたよ。一杯目は長野のそば粉、二杯目は自家製蕎麦とか。二杯目のほうが匂いがあって好きでした。あれ?二杯目が長野の自家製だっけかな。だったら一杯目は北海道のそば粉かも。そのままいただき、塩かけていただき、めんつゆでいただき…これもいくらでも入りそうだ…。あれ?蕎麦ってヘルシーフードだよね。いくら食べても…いや、やめておこう。

最後、デザートのジュレでございます。

はぁー。おいしゅうございました。
久しぶりに会えた人とかいつも客先で見かけるけど話したこと無い人とかと楽しく飲んで食べれました。
お誘いいただきありがとうございました。

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