届いた。
マンガなのかと思うでしょ?活字書籍なんですよ。
この方のマンガは存じないので読んだことはないです。でも富士登山競走やハセツネCUPの事が書いてあるのでナニか勉強になるかなーと購入しました。
まだ読んでませんw。電子書籍で出てればよかったのに。
今日届いたDVD。「限界に挑め! 天空の超人たち ~激走! 日本アルプス・2016~ トランスジャパンアルプスレース」。
NHKが2016年9月24日に放送した番組のDVD版。りょうすけちゃんは2017年の再放送でこの番組を見たのよね。録画してみた。アマゾンの内容紹介を引用しよう。
日本海富山湾から太平洋駿河湾までその距離およそ415km。
3,000m峰が並ぶ北アルプスから中央、南アルプスを縦断し、
自らの脚だけで8日間以内に踏破する究極の山岳レース。
「トランスジャパンアルプスレース」強靭な体力と精神力、山岳技術を持つライバルがひしめくなか、
絶対王者の4連覇、前人未踏の5日切りの達成はなるか?美しくも厳しいアルプスの大自然の中を、疲労やけが、さまざまなトラブルに見舞われながらも、
熱い想いを胸に自らの限界に挑み続けた“超人”たちの8日間を追う。
ぶっちゃけて、「トレランの番組かな?」程度で録画予約したのですよ。見たら「ごめんなさい」って口に出てたよね。番組序盤の「枕」で「ごめんなさい」って言ってたよね。
日本海から太平洋まで日本列島を縦断するんだけど、その間に山岳を登り降りする変態ドMコース。これを8日の制限で走る。
出場資格は、マラソンでサブ3とか、2,000m以上の山で10泊以上露営経験があること、山のことをよく知ってること。そして予選として筆記試験と実地試験をクリアすること。
変態すぎだろコレ。
でもゾクゾクするの。背筋が騒ぐの。
絶対、りょうすけちゃんはできないの。
マラソンのように、コースに他の参加者がたくさんいるところを走るならコースも間違えないし、迷子にもならない。でもこのレースは迷子になる可能性がある。単独で走ることがある。滑落することだってある。
休むことを自分でコントロールしないといけないの。休めるか、休み過ぎちゃうんじゃないか、休んでる間に抜かれないか。絶対休めないやつ。
番組の中でも3時間寝て出発とか出てくるけど、本当に体力戻ってるの?これで何日闘うの?ってのがそこかしこに。
りょうすけちゃんが、できなさそうなことだからこそ、ゾクゾクする。
トレランも満足にできないけど、こういうのいいねぇ。あこがれちゃうねぇ。
憧れるだけですが。
2017年に録画して、観たので消したけど、消したのをすごーく後悔した番組。DVDになっててよかった。これ、何度も観ちゃうやつやー。
4月1日の「ハセツネ30K」で取得してしまった「優先権」を行使することにしました。
正直に言おう。トレランに魅せられてる。
もちろんマラソンもトライアスロンも好きだ。大好きだ。家族も超大好きだ!山で走るのも楽しく感じるようになっちゃったの!もう山無しじゃ生きていけないカラダに…いや、まだソコまでじゃないな。
単純に、自分のカラダを試したいだけだと思う。「ハセツネ30K」で640位ぐらいで、良すぎない・悪すぎない順位だったので調子に乗ってるのもあると思う。30Kで優先権得てなかったら、クリック合戦やってまでハセツネCUPに出ようと思ってたかと言うと、ちょっと疑問かな。
あとは、バックパックとかシューズとか買っちゃったからね。走らないとモッタイナイじゃん。結局は貧乏性から来るエントリーなのかって話ですよね。
不純な動機なのは認める!でも楽しそうだから、折角権利をもらったからハセツネCUP出てきます!
ちなみに、りょうすけちゃんはフルマラソン以上の距離を走ったこと無いからね!ハセツネCUPは70kmだからね!本当に大丈夫なのかな…。
なので、夏に試走行きます。4回ぐらいに分けて70kmを試走しようと思います。よかったら誰か付き合ってください!好きです!(ナンカ違う
先日、勢い余ったエントリーしてしまった「ハセツネ30K」を走ってきました。結果は4時間41分で642位でゴール。めでたく(?)本戦への優先エントリー権をゲットしてしまいました。
「勢い余ってエントリー」ってのが、実は本当に勢い余ってるんです。昨年12月に「伊豆トレイルジャーニー」ってのが開催されてて、Facebookの友達数人がエントリー、完走してるレポートを書いてて、ちょっとだけ…本当にちょっとだけ面白そうだなぁって思ったの。当時のFacebookにはこんなつぶやきが残ってる。
めっちゃ楽しそうだな感ありますねw。
で、トレランは気になってたけどやってみたいなぁと思ってたらランネットのtwitterが「ハセツネ30K」の申し込み受付をアナウンスしてた。「ハセツネ30K」は、10月に開催される「日本山岳耐久レース(通称: ハセツネCUP)」の予選的な位置づけで開催されるレース。このレースの男子上位1,000位まで、女子上位100位までは、クリック合戦でのハセツネCUPエントリを免れてエントリできる「優先権」を得られる。ハセツネ30Kに参加するランナーの中で「ハセツネCUP」を「本戦」と呼びます。
リツイートしてるところにりょうすけの微妙な気になり具合が見て取れますね。で、次の日の受付時間についうっかり、いや意識してランネットに繋いだわけです。そしてエントリーできるなー、って思ってたらポチってましたね!東京マラソンを2月の月末に控えた2月1日になに浮気してるんですか、って話ですよ。
エントリーしちゃったのでシューズを買ったり、試走にお付き合い頂いたりしました。ホント、りょうすけの気まぐれにお付き合い頂いた関係者の皆様にこの場を借りて感謝します。
さて、とうとう当日が来てしまいました。今日は4時半に起床。味噌汁つくって、5時に予約炊飯したご飯を食べました。納豆買っておけばよかったなぁ。4時半から5時の間に着替えて、荷物の確認とかしてました。多分大丈夫、って思ったけど忘れてるもの結構ありましたね。やっぱりチェックリスト作るべきです。
コース動画もあるという「攻略マップ」なるものを購入したにも関わらず、地図をちょっと見だけしてたのでチェックリストなんて作れなさそうですけどね。
洗顔とトイレを済まし、ワセリンを鼻の穴に塗るのと抗アレルギー剤を服用して花粉症対策もバッチリです。そして5時40分に出発。スマホを忘れたのに気づいて取りに戻ることもしましたが予定通りの電車に乗れました。5時53分発の電車に乗ると6時44分に目標駅に到着予定。
JR拝島駅で武蔵五日市行きに乗り換えたら乗客がほとんどトレイルランナーでしたね。トレインランナーじゃないです、トレイルランナーですよ。こんなにランナーがいるんだなぁと驚きました。このランナーのほとんどが1,000位以内を狙ってるかと思うとすごいですね。
これまでのマラソン経験から、武蔵五日市駅のトイレは激混みするのは明白。スマホでちょいちょい時刻表を検索すると、武蔵五日市駅の前の駅で降りても次の電車が6時54分に来るので6時59分に武蔵五日市駅に着けそう、ということがわかる。
微妙にトイレに行きたくなったので武蔵増戸駅で降りてトイレを済ませました。もちろんトイレの行列などありません。サクラがキレイですねぇ。
バックパックの準備や着替えをして荷物預けし、トイレを済ましてスタート位置に並びます。トイレは本当に簡易トイレですが回転も早いし使い勝手もよくて関心しましたね。
トイレ後、スタートまで30分のところでクエン酸4gと、カフェイン錠剤を服用します。クエン酸は筋肉疲労の軽減・回復を目的として、カフェイン錠剤は集中力向上です。トレランの下りはそれなりのスピードで岩や根などをクリアし、自分の次の足場を見つけて走ります。それなりに動体視力や判断力が必要になるので、4時間〜5時間集中できるようにカフェイン剤を飲んでみることにしたのです。
8時半スタートまで、マツナガさんと台湾のマラソン事情等話したりしてました。台湾は気温高いので7時とかにマラソン開始するそうです。朝飯前マラソンですね。2020年の東京オリンピックも気温が高くなりそうなので台湾とかで修行するとよさそうですね、とかそんな話題。
8時半がきて、スタートです。コースは下の図。右上にあるチェッカーフラグみたいなところがスタート・ゴールです。
以下はりょうすけちゃんの心拍(青色)と高度(灰色)です。トレイルランて山登りのはずなのに最初にすごーく心拍が安定しているのがわかりますでしょうか。あまり上下してない左から10kmまでの部分です。
この10kmぐらいはロード(舗装道路)の走行コースです。下の地図の青いトコロ。高度はちゃんと上がってきているので上り坂のロードです。このハセツネ30Kは山道を走るトレイルではなく、半分が舗装路を走るロードになると、しかも最初のロードである程度先に行かないと行けないことを試走で聞いてました。このロードが終わるところの順位で「本戦」への優先権獲得順位にかかわるのですね。トレイル初なりょうすけちゃんはちょっと頑張りましたね。優先権、特に狙ってないはずなですけどね。
これね、結構な坂ですよ。今年に入ってから鍛えてるから登れたけど、去年の10月ぐらいのりょうすけだったら走れなかった気がする。本気ならココでは歩けないですね。本気じゃないはずですけど、坂がそこにあったので歩かずに走っちゃいました。
渋滞で、前後にいる人に声を掛けてみると「毎年出てますがいつも600位ぐらいです。今年はなんだか速いように感じるのでここはもう少し後ろかも。」と教えてくれました。トレラン初めてだし、今の位置がどのあたりか全くわからないのと、900位ぐらいかなぁと根拠なく思っていたのでそんなに前にいるかもなのか、と驚きました。
ここで持っていたPitInを吸入。補給はPitInが1本とスポーツようかんが1本。
トレイルコースが始まります。このトレイルに入るまでのロードでだいたい順位が決まるというのが本当だった、とわかるのがココ。トレイルコースは狭いので前の人を抜かす場合にそれなりの広さが必要です。また、上りがキツイところは走らないので歩きになる。これが渋滞になる。
ずっと渋滞w。
一人二人、右から抜いてもすぐ渋滞。上り坂で頑張っていけるほど余裕はないので、よっぽど前の人と離されてる人でない限り抜かさないし、抜かせない。
17km地点からまたロードが始まるのだけど、それまでの山道で結構足を使ったりょうすけちゃん、ちょっと右足が攣り気味だったので持ってたPitInを早めに投入。PitInはもうなくなりました。大丈夫か?
17km地点から24km地点まで、以下の地図の青いところがまたロードになる。しかもながーい下り坂と次の山に向けたゆるい上りのコース。
バックパックのハイドロ(2リットルパック中1リットル)と胸に500mlを2本の水を用意してましたが、背中の1リットルをトレイルに入る前に飲み干してしまいました。胸の合計1リットルがあるので残り8kmも行けると思いましたがちょっと不安になりましたね。だってお腹空いてきちゃたから。
後半のトレイルも同じ様に渋滞。でも抜かすのは楽になった。みんな疲れてるから「もう先に行って」と道を譲ってくれる人が増えたから。上りは相変わらずみんな慌てないで淡々と歩いて登る。先頭集団はここ走るのかしら。
そういえば、最後のピーク(山頂)である今熊山で、だいたいどれぐらいの順位にいるか教えてくれるオジサンがいると聞いてましたが、今回はそのようなオジサンを見つけることはできませんでした。風邪でもひいたのでしょうか。
残り1kmぐらいでトレイルコースが終わり、スタート地点までのロードがあります。残り3km地点ぐらいから本当にお腹が空いて気持ち悪くなってきてるりょうすけちゃん。水を飲んで誤魔化しますがうまく行きません。背中の1リットルは飲み干しました。胸の水で誤魔化しつつ行きます。
ロードもなかなか走れません。本当にお腹が空いちゃったの。こんなにお腹が空くのをレースで経験してないので補給って本当に大事だな、って思います。胃がクーデター起こしてる感じですよ。胃が重くて足が上がらないっていう、どういう理屈ですか?と怒りたくなるアレ。
それでももう1kmもないので頑張ってゴールしました。気温も上がってたのでだいぶ辛かったですがゴールできました。
ゴール後、完走証をいただきました。1000位以内に入ってます!優先エントリー権を獲得してしまいました!
…本戦で走る自信ないぞ…。
お腹が空いてしょうないりょうすけちゃん、でもいきなり腹に入れるのは行けません。まずは水分をちゃんと摂ることが重要です。ゴール後にもらったポカリ500mlを飲み干し、胸に持ってた500mlの水を飲み干して水分を満たします。
着替えもせずに屋台のうどんとビールを購入。
と、いうわけで、うどんもビールもチビチビ食べて胃袋の様子をみます。うどんを食べきった頃にカラダに水分が回ったのか、だいぶ楽になりましたね。
荷物回収して着替えるか、って思って歩いてるところでトライアスロン仲間のミヤタさんに遭遇。数カ月、吉祥寺のトライアスロンショップのスイム教室でご一緒してたのですが今は神戸で仕事しています。なのでここが半年ぶりぐらいの再会です。ミヤタさんも優先権ゲットされたそうです。おめでとうございます。
勢い余ってエントリしたわりにはがんばったし、645位という結果も出せたので満足です。
なにより、怖いとおもった下りが今日はとっても楽しかった。いや、上りも下りも、トレランが楽しかった。走りきった達成感は半端ないっ。
本戦の優先エントリー権の行使どうしようかなぁ。
途中、西武線の玉川上水駅でとまったところ、「ぐでたま」が見えました。今月から12月まで、玉川上水駅は「ぐで玉川上水駅」になるそうです。
でも電車の電光掲示板は「ぐで」がついてませんでしたね。