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AmazonのKindleストアでIT関連書籍が50%オフだったので4冊買った。

福岡で起きたhagexさん殺害事件、この事件で知った被害者の著書「2ch、発言小町、はてな、ヤフトピ ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い ネットで人々をとりこにする40の手口 (アスキー新書)」(729円)という既刊書籍が気になったのでKindleストアで購入した。

ついでにAmazonを見てたら、IT関連書籍が50%オフになってたのでちょっと見て以下を購入。

Google DocsやGmailとかで便利なツール作れたりするとうれしいなぁ、と思ったので勉強のために。

ブロックチェーン、なんとなくは知ってるけどよく知らないのでちゃんと浅く勉強してみようと思って。まぁ安かったからね。

lsというUnixコマンドのソースコードを解説する書籍、として一時期話題になったよね。

AWSのちょっと深いところわかるといいなぁーって思って購入。

前から気になってたけど安い時に買おうと思ってたのが出てたので。積読にならないようにしよう…。

今まで書籍を買ってもこんな風に記事にしなかったのになぜアップするかというと…ちゃんとレビューを書こうと思ったから。購入を書けばレビューを書くことを自分に課せると思ったのよね。たぶん、そんなに甘くないんだろうけど。期待せずに待ってるといいぞ。わはははは。

なお、このAmazonのKindle IT専門書のフェアは2018年7月5日まで開催されているそうな。

NextCloudの開発者が来るとのことなので会ってきた。

りょうすけちゃんはこれでもIT業界の人なの。自慢できるほどプログラム書けるわけでもないし、自慢できるほどスゴイ技術を持った人でもないけど、IT技術雑誌にマンガ連載している不思議ちゃん。もう5年目なんだけど、「こんなクソマンガいつまで載せてるんだ」とか、誰か怒ってないのか、常々心配です。

「クラウド」って言葉が一般的になってもう10年ぐらいになりますか。AWS(Amazon Web Service)やDropBoxやGoogle Driveとか、いろいろあるけど、ファイル共有から始まってサーバそのものを預けちゃって、手元にデータ残さないようになったよね。

一応、りょうすけちゃんも使ってるよ。AWSやGoogle DriveやMicrosoft OneDriveとか。でもね、Googleは気分でサービス停止したりするし、アメリカンな奴らはM&Aとかで敵対企業買収しちゃってサービス停止しちゃったりするし、日本のクラウドサービスはストレージふっとばしたりするから微妙なところもあるよね。クラウドは計画的に、ちゃんと稼働を確認しながら利用するのが一番だと思うの。

で、りょうすけちゃんは、というと、ファイル共有に限って言えば自前のサーバを使ってる。DropBoxの様に利用できる「ownCloud」を使っていた。

スマホのアプリや、PC(Windows, Mac, Linux)用のアプリもある。スマホからは撮影した画像をWiFi環境に入ったらサーバにバックアップしてくれたり、PCで電子書籍を購入したら特定のフォルダに入れておけばサーバと同期してくれるから、読書用に使ってるタブレットに書籍を同期すれば通勤中の電車の中でその本が読める。すっごく便利。

その「ownCloud」も商業的なトラブルがあって、2014年頃に開発チームが分裂した。新しい方は「NextCloud」となり、「ownCloud」も2018年現在稼働中。

ownCloud創始者で、NextCloudの開発者でもあるFrank Karlitschek氏が来日するから、ということでセミナーに行ってみた。

ほら、オープンソースソフトウェアってコードや、寄付での貢献もあるけど、「使ってるよ!素晴らしいソフトウェアだね!」って面と向かって感謝と激励をすることも貢献なの。なので、アイツに言ってやるんだ。「お前の作ったownCloudとNextCloudはサイコーだっ!」ってね!

結構大きい会場でやるのかと思ったら30人ぐらいが入る程度の会議室だった。あれ?こんなに需要少ないの?って来て驚いたよね。

時間になり、Frank氏登場。ownCloudからNextCloudの今に至る歴史や、新機能についてスライドを使って説明してくれた。英語だったけどなんとか着いてけたな。

Frank氏のプレゼンの後は、NextCloudでビジネスしてる、という人の公演。その間にFrank氏がスマホで会場撮影してたのを見たので…ちゃっかりカメラ目線である。

公演後はビアバッシュで、ビールとピザを頂きながら雑談した。

Frankと名刺も交換して、「NETGEARってメーカーのReadyNASって製品知ってるか?あれ、ownCloud入ってるからNextcloudに入れ替えるようにアプローチしたらもっとシェア増えると思うよ!」って言ったら「ReadyNASって製品は知らなかった。調べてみる。」って。これぐらいの英語ならルー大柴的に喋れる。むこうの人は当社比1.5倍ぐらいゆっくり喋って欲しい。

ownCloud・NextCloudは、便利!ともてはやされるDropBoxやOffice365などのクラウドにデータを預ける事が不安な人のための代替えツール。ファイル共有もできるし、チャットやメッセンジャー、カレンダーにアドレス帳、レイアウトはMS Officeと同じ様にならないかもだけどブラウザ経由でOfficeファイルを編集する機能も持ってる。適切にバックアップなどの運用管理ができれば第三者にプライバシーを渡す必要がない。

「コントロールは自分でする」っていうポリシーは大事だと思うの。自信があるから運用するのであって、万人におすすめできないのはわかってる。でも代替えは常に用意するべきなので、NextCloudはこれからも頑張ってほしい。もちろんできる協力はしていきたい。

帰宅後、早速、ownCloudからNextcloudに移行した。version 13から使える「talk」という機能は、LINEやGoogle Hangoutsのようなメッセンジャーツールになるのだが…うちのサーバで使ってるNextcloudは自分しかユーザがいないので全く試せない…(´・ω・`)

よし、会社に無理矢理入れよう。

ブログサイト「B食倶楽部」が閉鎖されたので覚えてることをまとめておく。

B食倶楽部が閉鎖されました

2017年12月22日(金)の夕方にブログサイト「B食倶楽部」が閉鎖されました。予告された17時以降も数時間はアクセスできていましたが、その後「閉鎖メッセージ」の画面が表示されるようになりました。おそらくDNSでwww.b-shoku.jpのAレコードが変更されたのでしょう。現在は、GMOの管理するサーバになっています。トップページ以外のURLをブラウザで直打ちしても過去のコンテンツにはアクセスできません。

私達がこのブログサービスを利用して編集していたテキストや、アップロードしていた画像、親交を深めたユーザへの連絡先はなくなりました。

B食倶楽部とりょうすけ

先日、B食倶楽部の同窓会を開催しました。そこの日記にも書いたのですが、りょうすけとB食倶楽部のつながりを簡単にまとめておきましょう。

2005年の冬、その後「納豆ブログ」を書いてた「けんさん」からのお誘いでB食倶楽部を始めました。りょうすけの会員番号は192。運用開始してから数ヶ月で200ユーザぐらいだったのでそんなに大きく広告してのスタートではなかったようです。

当時のフィーチャーフォンのカメラや、普及したコンパクトデジカメで撮影した食材・料理・食べてるところなどの画像を、数行のテキストを添えてアップロードします。最初は24KB以下の画像、画像は4つまでしかアップロードできませんでした。

うん、斬新な機能などなかったですよね。ブログをSNSとして、そんなに多くないユーザ同士、人と人の交流が機能だったと言えます。

2006年の春、池袋出発のバスツアーがありましたね。永昌源の杏露酒の原料である杏を見に行くツアーでした。今調べたら、永昌源って、キリングループの会社だったのですね。B食倶楽部のコアメンバーにキリン社員がいたはずだったので、それ経由のツアーだったのでしょう。

このツアーは、当時同僚だった「ちえぼ」に誘ってもらって参加した覚えがあります。ここで「ひとむ」さんと「いたこ」さん、「しぇる」さんや編集部員という社員の数人とコンタクトできるようになった気がします。

「ひとむ」さんとはこの後もつながりがあり、「晩御飯倶楽部」に参加したり、東京生産の豚肉「TokyoX」のプロモーションBBQのお手伝いをしたり、御殿場のキャンプ場BBQに妹・ちえぼと参加したりしました。ひとむさんとはその後「晩御飯倶楽部」の運営方法が、B食倶楽部「創業スタッフ」の息がかかって参加しにくくなったので疎遠になってしまいました。非情に残念です。

2006年秋ごろ、吉祥寺の立ち飲み屋でビールを飲むのを覚えて通ってたところでB食倶楽部を使っている「ナブー」さんと知り合います。彼の友達の「うら」さんとも飲むようになり、「うら」さんの結婚式二次会に参加した際に今の妻と出会いました。

2010年に結婚式を挙げた際もB食倶楽部から数人参加していただきました。その際はありがとうございました。たいへん盛り上がって楽しかったです。

2011年頃からB食倶楽部システムの新ブラウザ対応等がひどくなり、夜間0時頃に数時間アクセスできなくなる事が多発しました。恐らくメンテナンスだったんだと思いますが、夜間0時はまだユーザが利用する時間なので、4時とか早朝に停止するように気を使ってくれと要望を出しましたが無視されました。対応の悪さに諦めが着いたので2012年にB食倶楽部を利用することを辞めました。

B食倶楽部サービスで繋がった人のつながりはかけがいのないものです。妻や友人、そのまた友人などB食のおかげであるつながりは今のりょうすけを構成する重要要素になりました。

B食倶楽部のシステムの覚書

B食倶楽部は株式会社メイプルが運営していましたが、開発はホットリンク、共同開発社・販売元としてNTTデータとメイプルがいたようです。ホットリンクが開発していたのは「Doblog」というブログシステム。この「Doblog」をB食倶楽部用に拡張してサービスを提供していました。

以下は当時のNTTデータのアナウンス文です。

 

この「Doblog」は別サイトでも運用されており、百貨店の三越がお客様サロンをWeb上で展開するツールとして採用しています。以下は当時のNTTデータが三越に販売した「Doblog」ベースのブログシステムを運用開始したとのニュースリリースです。

 

「Doblog」はNTTデータでも運用されていました。その名も「Doblog」。そのまんまですね。

この「Doblog」サービスは、サーバのストレージ故障(RAID5で2本のディスクが壊れたそうな)、バックアップサーバでの同時故障、ダンプデータも破損でシステムを復旧できず、サービスを停止しました。2009年の事です。以下はそのニュースリリースです。NTTデータのサイトにはすでになく、archive.orgにありました。

 

リリース文の以下のテキストが、物議を醸しましたね。

今後のDoblogについて検討した結果、Doblog開設時の目的である、ブログシステムを構築するための技術的知見、およびコミュニティサービスを運用・運営するためのノウハウの蓄積については十分に達成できたものと考え、サービスを終了するという判断をいたしました。

「Doblog」はバックアップツールは提供されていませんでしたが、livedoorや「はてな」などのブログサイトが引っ越し方法を提供するなどして多数のDoblogユーザが救われたようです。

ちょっと時期的なものを忘れたのですが、B食倶楽部も一度システムリニューアルしましたね。1記事に画像4枚、画像サイズに制限があるなどありましたが、HTMLエディタが組み込まれて画像は4枚以上、画像サイズも変更できるようなシステムになりました。このリニューアルって2009年頃だったかなぁ。

NTTデータが「Doblog」に関わらなくなって、開発元のホットリンクなんて「いたっけ?」な存在感で、初代編集長のF氏も数人のコアメンバー連れて「MyCosmos」を作って出ていっちゃうし、メイプルにメンテナンス力あるの?って思ってたら本当にメンテナンスがオザナリになっていきました。

ちなみに、「MyCosmos」も「Doblog」ベースだったと思います。「MyCosmos」は使ってなかったのでその後どういう機能追加されてたかは確認していません。

「MyCosmos」は2016年に閉鎖していたようです。ちょっと調べると、バックアップツールを提供する予定、という情報は見られますが、実際に提供していたかは今では確認できません。「Doblog」でもそれ自身でバックアップツールは提供していませんでした。本当にMyCosmosは提供していたのでしょうか。ご存じの方がいらっしゃいましたらご連絡ください。

「Doblog」も「MyCosmos」も中途半端な状態、ホットリンクはもうB食倶楽部から手を引いちゃってるだろうし、バックアップツールなんてたぶん提供されないだろうと思っていましたが、結局提供されるどころか、問い合わせにも返答がなかったですね。

実際、B食倶楽部と、運営会社のメイプルは、開発会社のサポートを受けれなかったんじゃないかって邪推してます。HTMLエディタが組み込まれる「リニューアル」を境にか、その前に手を切られてたかと。

リニューアルはホットリンクではない別の会社がやってたのかも知れません。実際、XSSやCSRFなどの脆弱性を含む状態でテスト稼働公開していたのであんまりWebアプリ経験のないところがやってるのかな、というい印象はありましたが、ホットリンクがその程度なのか、違う会社が引き受けているからクオリティがそうなのかはその時に判断できませんでした。

B食倶楽部の一部データのバックアップツールを作った

B食倶楽部閉鎖のアナウンスがあった時、バックアップツールの提供もユーザからリクエストがありましたが、運営から返事はない。しょうがないので自分の記事と画像だけでもバックアップするツールを用意しようと思った。

思っただけ。思っただけで、12月9日ぐらいになっちゃった。あー、あと10日ぐらいしかないわー。
本業はあるけど、連載マンガは年末進行で原稿出した後だったから作れるかなーっておもったけど忘年会や本業のトラブルや、打ち合わせ資料作成で時間取られたりで作業は夜間に無駄に睡眠時間を削りましたね。

bashスクリプトでwget使って記事全部をダウンロードして、記事から画像リンクを抽出して画像をダウンロードする。
Rubyスクリプトで記事のHTMLファイルから特定の内容を抜き出してXMLファイルに書き出します。
このXMLファイルは、WordPressにインポートできるWRX形式にしています。
一度WordPressにインポートできれば、他のブログに移行も容易になるだろう、と判断してWRX形式を採用しました。

バックアップツールの公開

作ったツールは公開しました。まだB食倶楽部にアクセスできる時期に。

ツールを作った目的は、自分のブログデータ保全です。大したツールではないし、一部の人から「バックアップしてー」って依頼されるのを避けるためです。そんなの相手してる時間無いし。

  https://github.com/ryosuke/bshoku2wp

実際、今まで会ったことない人から「私のデータもバックアップして移行データください。よろしく!」ってカジュアルに依頼が来ました。「お前誰?よろしくって言われてもやりませんよ。ツールは公開してるので自分で実行してください。ちなみに、ツールを実行して何か壊れても責任取りません。Wordpressへの移行なら10万円からでお手伝いします。見積もり用意しましょうか?」と返事しときました。クソが。

エンジニアの労力はボランティアで賄えると思ってる人は痛い思いした方がいいよね。中には分野は違うけど自称エンジニアにも「ビールおごるから」なんてリクエストも来ました。ビールって、居酒屋で500円ぐらいでしょ?じゃぁアンタはワンコインで動くの?って思うよね。丁重に「労力に見合わないからやりたくない」ってお断りしました。

公開後、取りこぼしてる画像があることがわかったりしてダウンロードスクリプトをbashからRubyで書き直しもしましたね。時間無いのに。

B食倶楽部のブログデータを移行したメモ

自分のデータは確保できたし、折角ツール作ったし、もう亡き人になってしまった「雀の宮」さん、80歳のブロガー「うさこ」だけでも確保しないとな、って思ったの。

80歳のブロガー「うさこ」は、そんなに面識ないけど数席一緒にご飯を食べたことはある。B食倶楽部閉鎖のアナウンスを遅れて知った彼女は「ボケ防止のためにやってたけど、バックアップはできません」みたいな記事を上げてたのを見たら、「ここで移行を手伝わないと化けて出てこられちゃうわw」って思うわけで。(ここは毒蝮三太夫がおばあちゃんをイジるニュアンスで受け取ってください。)

特別、彼女だけはLivedoor Blogへの移行を手伝いました。ここは「うさこ」のブログ移行のメモです。

このツール、WordPressをサーバにインストールする環境でしかテストしてなかったけど、Wordpress.comのレンタルブログで移行できるかなーって軽く考えてた。それが実は無料Wordpress.comだと記事URLや画像のPATHが微妙なのと、インポートXMLのサイズも制限があって、それなりに使ってるユーザのバックアップしたXMLだとインポートできない。一つのXMLファイルしか出力しないようにしてたの変更する時間もなくて、「まいっか」ってなったよね。

あと、いくつかのブログサイトの引っ越しツールは、引越し前のサイトからデータを投入すると記事はインポートできる。画像は元のサイトのURLのままになってたり、元のサイトからダウンロードできないと移動できない、とかある。「うさこ」のサイト移行はすでにB食倶楽部が閉鎖された後なので元サイトから画像をダウンロードさせることはできない。

しょうがねぇな、って自分の運用しているサーバに「うさこ」用のWordpress.orgをインストールした。

りょうすけが所持するドメイン「kutsunaya.com」のDNSを設定して「usakosachi.kutsunaya.com」でそのWordpressにアクセスできるようにし、画像を「/wp-contents/uploads/西暦/月」以下に記事に合わせて配置、バックアップツールで作ったXMLファイルをWordpressに投入する。ブラウザでデータや画像を確認する。

「うさこ」と連絡をとりあってブログURLなどを調整してLivedoorブログを作る。LivedoorブログはインポートXMLファイルの上限が8MBなので、年や月で上限にならないサイズのエキスポートXMLを作成してLivedoorに投入する。8MB上限に近いXMLをインポートすると3時間ぐらい引っ越しに掛かるので結構時間を取られる。

http://usakosachi.blog.jp

結局半日がかりで移行が終わったかな。結構面倒くさい。

記事を確認して、「うさこ」にブログURLとID・パスワードを伝えて作業終了ですよ。おつかれさまでした。

B食倶楽部が閉鎖された後は

データのバックアップはしたし、同窓会のWikiは作ったし、同窓会も開催したし、やれることはやったと思うのでまぁ後はどうとでもなれ、ですかね。

このサイト「www.deer-n-horse.jp」のSSL証明書の発行元を乗り換えた。

商用利用でなければ無料で利用できたStartSSLというSSL証明書を利用していたが、2016年10月頃から運営側の様子がおかしくて、ついにGoogleやMozilla、AppleなどからCA証明書の削除を宣言されている。

GoogleはGoogle Chrome、MozillaはFirefox、AppleはSafariというWebブラウザを提供していて、iPhoneやAndroidに標準搭載されているWebブラウザもSafariとChromeなので、このSSL証明書を利用しているとPCのブラウザをはじめ、スマートフォンやタブレットからもこのサイトにアクセスできなくなる可能性が出てきた。

そりゃぁこんなサイト、誰も見てない事は知ってるけど、自分用リンク集とか、RSSリーダとか、OwnCloudによるWebストレージへのアクセスができなくなるのは困るので、主に自分のために動くしかない。

で、当サイトは3月頃からPCのChromeでは警告が出て素直にアクセスできてなかったようです。
Chrome使ってないので気付いていませんでした。ごめんなさい。

4月ぐらいからSSL証明書ベンダーを選定・検討していたのだけど、値段とか仕様とか気になって実行が遅くなったのよね。
気にしてたのは

  • 値段
  • SubjectAltName

だけですが。

値段は、今まで無料で使ってたので安ければ安いだけありがたいが、「安かろう悪かろう」も困るので、ケチらず少しは出してもいい事にした。それでも予算は1,000円/年ぐらいを想定してまてたけど。

SubjectAltNameは、証明書に定義されるCN(Webサイトのホスト名「www.deer-n-horse.jp」)の別名を組み込めるかが焦点で、「www.deer-n-horse.jp」で申請するが「deer-n-horse.jp」も別名組込みされると今の使い勝手と変わらないのでありがたいなぁ、というわがままな要望。

国産のFujiSSLが、1,080円/年だったのでとりあえず「www.deer-n-horse.jp」だけでも更新しようと申請したら「deer-n-horse.jp」もSubjectAltNameに着いてきました。やったー。って喜んでるけど、イマドキのSSL証明書だと普通だったりする?

FujiSSLの支払いはクレジットカード利用しましたよ。申込画面で、StartSSLと同じように「C=jp, CN=www.deer-n-horse.jp」のCSRを作成して申し込んだら「エラーが発生しました」って表示されて、それ以上の情報が無くて困った。問合せたらlocaleとかOrganizationUnitとか入れろって。ちゃんとマニュアル読んでないりょうすけちゃんのミスである。わははー。それにしては、もう少しエラーメッセージわかりやすく書いてよ。

もう一つ「deer-n-horse.net」があるのですが、こちらはGoGetSSLという海外格安SSLを利用してみます。$4/年という格安さ。
これは使ってみるしか無いでしょう。

ここはまずSSL証明書の購入権を買う。PayPalが利用できたのでそれを使って$4だけ登録した。
その後で証明書をオーダー。CSRを入力して申請ボタンを押せばメールで証明書が来ましたよ。

とりあえず、2枚のSSL証明書はサーバに設定して稼動状態になりました。
PCやスマホ・タブレットのブラウザからもエラーなくアクセスできるようになりました。めでたしめでたし。

無料で利用できる「Let’s Encrypt」というサービスもあるけど、3ヶ月毎更新とか、各Webサーバでボットを動かすっていうのがちょっと肌にあわなくて、それぐらいなら1,500円/年ぐらいなら払ってもいいか、と今回はこれらのサービスを利用した。

もし格安SSL証明書を探しているならこの2つを選択肢に入れて検討してみてはいかがでしょう。