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酒呑みのパラダイス 清瀧酒造工場見学は酔っ払いを完全にコントロールする天国だった。

首都圏を中心に居酒屋展開している「蔵元居酒屋 清龍」をご存知だろうか。関東在住の酒飲みの皆様におかれましては、まさか知らないわけ無いですよね。

清龍酒造

とか煽りつつも、りょうすけは、存在は知りつつも吉祥寺店に2回ぐらいしか行ったこと無い全くの初心者です。

清瀧は居酒屋チェーンを展開しつつも、その店舗では自社の酒を販売するという、酒蔵が居酒屋を経営する微妙なマッチポンプ、いい言い方すればエコシステムが確立しているビジネスモデルを立てています。

その清瀧が、酒蔵見学と併せて酔っ払いをパラダイスにつれていくと言う、竜宮城に連れられる浦島太郎的なイベントをやってるというのは知ってた。デイリーポータルの記事が有名です。

清龍酒造の工場見学はパラダイス (デイリーポータルZ)

前からこのパラダイスに興味は持ってたものの、清瀧に行ったことあんまりないし、どう予約するものか、一緒に行ってくれる人がいるか、とか悩んでたら数年経ってしまった。

そんなある日、トライアスロン仲間のホリウチさんから清瀧酒造酒蔵見学のお誘いを受けた。実はFacebookで何度かホリウチさんが見学に行ってるのは見てた。その都度「行きたい!」ってコメントしてたのだけどお誘いがかからなかった。オレ、キャラ薄いからさ、もしかして嫌われてるのかな、ってまで思ったよね。

そしたら今回は来た。しかも「ウオズさんが声かけてって言ったから」って。ぉぉぃっ!ホリウチさんが誘いたんじゃないのかよw!って思ったけど、ウオズさんが気を利かしてくれたのも嬉しい。(ウオズさんもトライアスロン仲間です)

世の中では天皇譲位で元号がわかるために10日連休の大型連休の中、酒飲みが新宿駅に集合である。

工場は埼玉県蓮田。聞いたことがある地名だ。りょうすけは就職に東京に来た時、最初の一年を埼玉県の東大宮で過ごした。まぁ諸事情があって、そこに住んだんだけど、あまりにも人身事故が多い路線だったので1年で三鷹に引っ越した。JR宇都宮線の東大宮駅の次が蓮田駅だった。

新宿駅から10時半ぐらいの湘南新宿ラインで蓮田に向かう。蓮田に着いたらそこからバスでも行けるけど、徒歩の方が待ち時間を気にしなくて良いので歩く。

20分ぐらい、田舎道を歩いているとたどり着いた、そこが聖地。

清瀧初心者であるりょうすけは、デイリーポータルの記事も読んでるのでかなり警戒してこのイベントに参加しています。

すでにハイチオールCも飲んだし、ヘパリーゼも飲んだ。さすがに駅でキャベツーなどを飲むのはやり過ぎだとおもったので控えたけど。蓮田駅から現地までの間のコンビニでチーズを買って食べて胃膜を作るという都市伝説にすがった。

会場には既に準備万端の酒飲み達が開場を今か今かと集まって待っています。

酒蔵なのに、他社のビールや焼酎などが倉庫のあります。なんですか、この変な感じw。

初参加の方は受付して下さいーって言うので「杉玉」のある入り口に寄ると…

個人情報と引き換えに「蔵元会員証」をいただけるらしい。この会員証を持って店舗に行くと一杯日本酒無料でいただけるそうです。やったー♪(2回しか行ったこと無いけど)

そして同じ受付で「ウコンの力」を販売中。なんだこのマッチポンプ感w。

12時、参加者の前に清瀧の社長が登場。いよいよパラダイスがはじまるのか!とワクワクしてると、注意事項説明が始まる。

「工場見学の後には店舗でお食事があります。お酒もたんまり飲んでもらいます。お手洗いは外にしかありません。このお手洗いまでに駐車場の白線がありますが、これをまっすぐ歩けない方はそれ以上の飲酒は控えて下さい」という注意事項。

「宿泊施設はございません。ちゃんと帰って下さい。倒れてたり吐いたりしてるとタクシーに乗車拒否れる可能性があります。19時頃までは休んでいっても構いませんが、それ以降は追い出すのでちゃんと帰って下さい。

あと、倒れた場合は撮影することにしてます。」という変な脅迫w。

注意事項や説明が終わり、いざ工場へって向かうとその家の横線が曲がって見える。おかしいな、まだ呑んでないのに…。お手洗いに行く時にこの建物見ると自分に自信なくしそうw。

お酒の作り方や酒の神様へのご挨拶、「杉玉」の由来などを聞き、いざ貯蔵庫へ。

貯蔵庫には昭和51年12月13日のタンクがあります。おしい、あと2日ちがってればオレちゃんの誕生日と同じだったのに!

撮り忘れたんだけど、タンクのほとんどは腹巻きをしてる。タンクの補強用ベルトかと思ってスタッフに聞いたら水冷ベルトだそうな。発酵進度の調整のためタンク全体を冷やすために1mぐらいの幅の、水が通ったベルトを巻いてた。

工場見学の最後は馬留。馬で来た場合は馬にもニンジンを振る舞ってくれるそう。実際に数年前に2人乗ってきたそうな。ホンマかいな。

そして店舗に案内される。着席していると社長がご挨拶。基本的に4合だすけど、人によっては増えるし、呑めない人は遠慮なく断って下さい、と。

テーブルには「明日への乾杯」なる歌詞カードが配られています。なんですかね、こんなの配られたって歌うわけないじゃないですかね。ほら、結婚式で賛美歌の歌詞カード渡されても…ってのと同じですよね。校歌の歌詞カード渡されても…ってのと同じですよ。

すでにテーブルには利き酒セットが展開されている。右上の2つのグラスはビールと水。左中央の枠にハマったのが日本酒利き酒セット、左右のが梅酒と米焼酎。ちゃんぽんまっしぐらですね。

利き酒セットは上から見ると何が入ってるのかわかります。大吟醸がさすがにおいしかったですが、「自信作」というのもなかなかよかったです。

数分、テーブルに展開されてた豆腐や刺身などのおつまみを頂きつつ、生演奏されているバンドに耳を傾けつつ利き酒をしていました。

すると、一人の男性がステージに。取締役の一人だそうです。小瓶、中瓶、一升瓶の日本酒を用意しましたが、これらは全て凍らせてあります。これをシェイクして振る舞ってくれるそうです。

動画で撮影したのですが、いろいろ人が写り込んでいるのでここに掲載するのは自粛いたします。とりあえず、すげー楽しかったw。

社長もフルーツの入ったサングリア風な日本酒を注いで回っています。なんてサービス精神の旺盛な人なんだろう。「デイリーポータル」の記事にもあるとおり、もともともてなすのが好きな人、とのこと。気持ちわかるわー。共感するわー。あ、このフルーツ日本酒も美味しゅうございます!

ステージではいつのまにか鮭の解体ショーが展開される。職人の骨抜きが丁寧で見入っちゃう。

鮭はお寿司になって配給されました。脂が乗ってておいしいー。

先程、凍った日本酒をシェイクしてた取締役の人、グラスが空で拒否してない人には遠慮なく日本酒を注いできます。なんですか、この注ぎ方。惚れちゃうじゃん。

ちょっとトイレ休憩。ちゃんと白線をまっすぐ歩けたし、手も洗って戻ってきたら会場がさきほどより数段盛り上がってる。どうやらお誕生日会が開催される様子。受付の時に誕生付きになっている人を聞いてたのはこれですね。

うちのメンバーにも5人、4月生まれがいたので祝ってもらいました。

誕生月だと枡が貰えるようです。これば微妙に羨ましい!

そしてここから宴はさらにシフトアップ!いつのまにか手元に配置されたフラグを各自振るほどの盛り上がりに。バンドの音楽がすごーくよくて盛り上がりスゴイことに。

気がついたら、テーブルに配布されてた「明日への乾杯」を、回りの人と肩組んで歌ってましたね。

はっ!って思いましたね。コントロールされてる!って。この酒蔵見学、完全に酔っ払いをコントロールしてる!さり気なく、自然に、完全にコントロールしてる!

130回以上やってるこの見学と宴でできたノウハウはかなり完全体になっているようです。すごい。

最後は社長と記念写真。いやぁ楽しかった。

16時。店を出て、清瀧の敷地を出て蓮田駅に向かう…歩くのが面倒くさくなってバスを待って駅まで移動しました。

その後、吉祥寺で馴染みの肉屋に行き、そこで二次会して帰路につきました。ハイチオールCやヘパリーゼの服用や、意識して飲酒量を押さえてたおかげか、清瀧での記憶飛ばしや「やらかし」はありませんでした。吉祥寺に戻ってからはちょっと調子こいたかもしれません。ごめんなさい。

清瀧…恐るべし。しかし、これはまた行きたい工場見学でした。ありがとうございました。


日本科学未来館の「デザインあ展」に行ってきた。

目覚めると、昨日の筋肉痛が出てない。お、りょうすけちゃんもトレランにいよいよ慣れてきただろうか。ちょっと休んだらカラダが復帰するようになるのは理想的だよね、って思ったけど、8時に出掛ける頃には階段を降りるのも苦労するぐらい筋肉痛が出てきた。

今日は、本当はイベントに参加する予定だったのだけど、昨日ハセツネ試走に行くことにしたので、イベント参加をやめて家族と別のイベントに行くことにした。

台場の日本科学未来館で10月19日まで開催されている「デザインあ展」。

Eテレで放送中の、デザインを刺激させる番組。「ものには全て理由がある」というフレーズで、人工物から自然物にまでなにかしらの意思や計算が入っていると啓蒙し、デザイナーらしく「常識を疑う」視線をもたせる番組だ。

この番組を知らないなんて、人生の半分を損してるからね。

以前、日本科学未来館で開催された「ディズニーアート展」は、まだ長女が保育園児だったので平日に来たのだが、今は小学生で平日は休み難い。なのでしょうがなく、連休最終日の今日を狙ってきた。

8時に自宅を出発、首都高は渋滞もなく、9時前に台場ICを降りて、9時10分には科学未来館駐車場に到着。スムーズに地下駐車場に停められて、滑り出しは良好。

10時開場なのでちょっとオヤツでも食べながらのんびりして、9時半に車を出る。すると会場前に長蛇の列。

予想はしてたが、整理券配布の列らしい。しょうがないので並んで、15分後に「10時半までに入場」の整理券をゲット。客入りやランチ時の混雑具合を考えるとすぐに入ったほうがいいか、って入ることにする。

今回、一眼レフをやめてコンデジで対応しようとおもったら、ずぼらな性格が実を結び、「バッテリー容量が足りません」と言われて使えませんでした。なので、もっと使えないりょうすけちゃんのスマホでの画像のみでお送りいたします。

入ってすぐ、「解散」や「デッサンあ」などを展示した「観察の部屋」に。ここでは、お弁当のご飯の中心にある梅干しを自分の頭に置き換えて、何が世界として見えるかを楽しめる「うめぼしの世界」を楽しめる。

が、人が多くてこの「うめぼしの世界」が40分待ち。またねーよっ!やめやめ。次行きます。

他にも「器」をなくしたものがどういう風になってるかという展示が多数。「解散」ほどではないけど、お弁当の構成をばらして展示したものなどは迫力満点。

「デッサンあ」のコンセプトで宇宙飛行士を描く展示は、各自で鉛筆画を書けるのだけど、それを提出すれば、Webでリアルタイムで画像が見られるサービスをやってる。本当すごいな。

日本人の名字の多い程大きいサイズの展示が興味深く、りょうすけちゃんの名字もちゃんと出てました。「沓掛」と同じ程度なんだなぁと驚きました。

長女お気に入りの「紋」も体験できます。コンパスが置いてあるので是非体験してみましょう。って長女ちゃんにやらせたら、コンパスの使い方がわからないのね。小学一年生じゃしょうがないよね。

「体験の部屋」はスゴくて、四面での映像を見られます。「”あ”のテーマ」「解散!」「森羅万象」「ガマンぎりぎりライン」を楽しめる。特に「森羅万象」は4面全部を使った大迫力なので、是非座って見て欲しい。他のお客さんも4面見るためには座らないといけないのだ。

順路通り楽しんで最後はお土産コーナー。3月に発売されたという映像集を、トートバッグが着いてくるというエサに釣られて購入。まぁいつか書くと思ってやつだから問題ない。

「あ」を出たのが12時。ランチどうしようかってとりあえず6階のカフェテリアに行ってみるも混雑がスゴイ。天気もいいし、コンビニでナニか買って公園で食べるか、って外に出てテレコムセンター横のファミマに行くも、みんな同じこと考えるようで、おにぎり類がまったくない。ココも諦めて「ゆりかもめ」に乗って台場に移動し、ダイバーシティに移動。

今日は「ウルトラジャパン」というイベントが開催されている影響か、ドコの店も混んでる。イタリアンに決めて30分まってランチしましたとさ。

その後、「ウルトラジャパン」を通って科学未来館の駐車場に行こうとする。もう子供連れて歩いてる人なんていない、みんなパリピばっかな世界がそこにあった。

科学未来館について、暑かったのでかき氷食べて、帰路につく。まだ、「デザインあ展」に入る人の列は残ってた。17時半の整理券って言ってたけど、いつまで受け付けるんだろう。

今年も甲府にぶどう狩りに行ってきた。

カミさんの大学同級生のアユミちゃんの嫁ぎ先にぶどう狩りに行ってきた。去年もお邪魔して数家族が集まる同窓会になったのですが、今年もお邪魔することにしました。前回からちょうど一年、子供たちはちょっと成長し、新しく産まれた子供も参加します。

東京も暑いけど甲府も40度近い気温。関東平野はどこも暑いんだなぁ。

集合後、暑いのでさっさとぶどう狩りをしちゃいましょうってことでぶどう園に移動します。今季は暑くて収穫が早かったそうな。しかし、今日のために一部分残しておいてくれたそうです。ありがたいありがたい。

ハサミと籠を借りて、気になるブドウを枝から切って収穫します。

子供ってのはブドウが良いか悪いかじゃなくて、切って籠に詰めたい動物ですからね。ひたすら切って、詰めて、切って、詰めて…。すぐに籠は一杯に。そんなに食べきれないし、ちょっと古くなってる部分のあるのは今食べちゃえよ…。って調整しましたよ。子供面倒クセェw。

次女ちゃんはこの日のためにデラウェアを食べられるようにトレーニングしましたからね。フルーツが苦手な次女ですから、せっかくぶどう狩りに来たのに嫌がられたら面白くないもんね。大人が。

トレーニングのおかげでだいぶ抵抗なくブドウに接することができますし、つまみ食いもできました。よしよし。

ぶどう狩りのあとはバーベキューのスタート。カマンベールチーズをホイルで包んで蒸し溶かし、野菜にからめて食べるのがおいしかった。次はうちでもやろう。

たまにスーパーで見たことがあるながーいベーコン。そのまま乗せて焼けるのはバーベキューだけだよね。壮観だね。

子供たちもはしゃぎまくり、食べまくり。楽しそうですね。

プールも用意してもらいました。暑いから羨ましいが…まさか大人なんで入れるわけないじゃないですか。大人だもんね。本当に入ってませんよ。

来年はもう一人子供が増えるそうです。来年もぶどう狩りにいけるといいなぁー。

お邪魔しましたー。

次女ちゃんの誕生日なので上野動物園にパンダを見に行って来た。

今日は次女ちゃんの誕生日。どこか行こうかなぁと思っても日曜日でどこも混んでそうだし、天気予報が午後から雨が降って荒れると言ってる。どうしたものか。

昨日までは、次女ちゃんの誕生日に上野動物園で生まれた新しいパンダ「しゃんしゃん」を観に行くか、ってなってたの。でも悪い天気予報を聞いて「面倒クセェなぁ」ってのが夫婦の間の空気として流れてたのよね。

雨の日でも行ける、日曜日に混んでないところって無いかなぁと前日夜にWebとかで探したけど気になるものもなく…。結局、賭けることにした。

「天気予報で台東区は13時から雨が降ると言ってる。それまでに見終わって帰路につこう。」という作戦。そして雨になるべく影響しないように車移動。上野動物園最寄りの「上野公園第1駐車場」を使おう、と。

上野動物園は9時半開園で、開園・入園後にパンダ閲覧の整理券をもらう必要があるのでなるべく早く駐車場に付いて入園準備をしたい。というわけで、8時に自宅を出発し、9時に予定通り「上野公園第1駐車場」に入場し、動物園入り口に着いた。駐車場に混雑無しで入れたのは天気のおかげかな。

入園券購入の列で30分程度並んで入園も予定通り9時半。それにしてもパンダのお客さん多いなぁ。

 

入園後、パンダの整理券も無事ゲット。ゲットしたら14時だった、とかしたら雨に降られちゃうって心配したけど10時台でした。よかったよかった。

 

「パンダの時間」まで他の動物を観覧しましょう。

 

本日の主役、次女ちゃんは3歳になりました。超ごきげんな様子。よかったよかった。

 

2017年10月にニシゴリラの赤ちゃん「リキ」が生まれてたんですね。かわいー。こっち向いてる時にカメラを用意できなかったので背中画像しかありません。ごめんなさい。

 

「パンダの時間」が近づいたので現地に行ってみました。パンダスペースを3分割してそれぞれ15秒、合計45秒ぐらいで移動してください、写真はその時に撮ってください、のようなアナウンスを聞き、いざパンダの前に。

いた。パンダがいた。見えないところで寝てる、とかなくてよかった。

 

ママパンダと子供のシャンシャン、二人して排便してるところを見れて、次女ちゃんは「ぱんだちゃんうんちしてたねー」を連呼。うん、珍しいもの見られてよかったよかった。

この後まだ見てない他の動物をみて、作ってきたサンドイッチのお弁当を食べて13時に退園。車に乗って自宅に向かって発車したところで雨が降り出しました。それも結構な大粒で。

うむ、思ったとおりに事が進んで被害もなし、パンダも見れた!おつかれさまでしたー。ハッピーバースデー。