日別アーカイブ: 2008年5月15日

サンライズ出雲

来週島根県(鳥取県の左です)の松江に出張することになったのです。
松江行きは飛行機。東京行きは電車という、なに?これ、罰ゲーム?と「一般人」は思うようなルート。
しかし、うちの会社では松江出張に先日取締役とリーダーが電車で松江に行くとか、松江のメンバーが大型連休に東京への往復に電車を使うとか、微妙にサンライズ出雲ブームなのです。
「食わず嫌い」はしない方針なのでりょうすけも今回の出張は片道だけ電車にすることにしました。会社近くJR駅の「みどりの窓口」に一緒に行く上司と切符を購入しに行く。
JRで特急のチケットをWebで取るにはクレジットカード番号を入力する「会員」にならなければ予約状況も見えないという、まったくふざけたシステムのためにわざわざ足を運んだわけですよ。Web2.0が聞いて飽きれるわ > JR
りょうすけ 「すみません、来週のこの日に松江から東京までの空席を教えてほしいんですけど、ええと…なんだっけ」
上司 「サンライズ出雲」
りょうすけ 「ああ、サンライズ出雲ですけど、空席ありますか?」
駅員 「ああ、大丈夫ですね、50席ほどありますね」
りょうすけ 「そうですか、ではシングルを二つ席取れますか」
駅員 「はい、大丈夫ですよ…カチカチ…はい、こちらチケットになります。支払いは…」
上司 「ちょっとまって、これって一階席だよね?二階席に空きはないの?」
駅員 「あ、少々お待ちください、では二階席に変更しますね。こちら二階席のチケットになります。支払いは先ほどのままですので大丈夫です。」
駅を後にして。
上司 「あの駅員は電車に対する愛情が足りん」
りょうすけ 「え、でも”ガタンゴトン”が好きな人もいると(「伊集院光の深夜の馬鹿力」で放送作家の人が「ガタンゴトン聞いてるんだから話しかけないでくださいよ」って怒ったという話を参考に)思って一階席を用意したのかもしれないじゃないですか」
上司 「二階席も空いてるならまず一階か二階か客に問い合わせるべきだろ」
りょうすけ 「あ、そうですね。てか二階ある電車だったっけ。」
上司 「サンライズ出雲といえば二階席は天井にまで広がる窓が自慢だ。まぁ二階席よりも一階席の方が寝台車としては安定するけどな。」
りょうすけ 「じゃぁ安定度をとって一階席を優先してくれたんで…」
上司 「甘いんだよ。おまえ”サンライズ出雲”をすぐに言えなかっただろ?シロート扱いされたんだよ。もしヤツがクロートなら、こいつは一階に押し込んでおけってことじゃないか。」
りょうすけ 「すみません。」
上司 「大体、サンライズ出雲ってのはなぁ…。最近のJRは駅員への教育が全然なってないな。というか鉄道を愛する者がJRに就職していないのがなっとらんっ。」
このあと駅から会社に着くまでずっと続く。
「鉄道ファンと行くサンライズ出雲」、なかなかすごそうです。
でも、一番の心配は「寝台車」だけどりょうすけが楽しくてドキドキして寝れないんじゃないかということだな。
と、いうわけで「サンライズ出雲」体験記は来週楽しみにしてるといいよ。
決して、電車移動がデフォルトな会社にならないことを祈る。