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金環日食見た?

東京では160年ぶりだかなんだかで盛り上がってる「金環日食」。前日までまーったく興味なかったし、ドリカムのアルバム全部家にあるのに最近まで「時間旅行」の歌詞に金環日食のフレーズが入ってることも知らなかったんだけど、日曜に相方が参加した結婚式の二次会のお土産に日食観察グラスをもらってきたもんだからそっからりょうすけ一人で日食ブームスタートです。

ええ、熱しやすく冷めやすい。それでいいんだと思う。

というわけで、朝娘を保育園に送りに行く8時半前の7時半に日食スタートということで近所の公園に娘をだっこして見に行ってきましたよ。

もらったグラスはちょっと赤く見えるみたい。綺麗な輪っかになりましたね。コンパクトデジカメしか持っていないので、とりあえずグラス越しに撮影してみたのですが、ちょっと綺麗に撮れましたよ。コンデジのくせにやるじゃん!

娘にもグラス越しに太陽見せたのですが、特に興味無いようです。そりゃ1歳ではしょうがないわな。

金環日食は綺麗で見てよかったと本当に思っているのですが、テレビ局の一斉同時特に特徴のない同じ内容の盛り上げ放送をみると、まるで報道規制でもかかったのかのような錯覚に陥って日本の将来が激しく心配であります。SMAPだして生で歌わせたり葉加瀬太郎に新曲演奏してもらうってそれは特別特徴でもなんでもないよ。

「たられば」で申し訳ないですが、これだけ盛り上がったので金環日食ジャストタイムにものすごーく厚い雲が日本を覆って日本総ガッカリも微妙に見たかったのですが、ここでは自重しておきましょう。

みんな大好き麦茶を炭酸飲料にしてみたよ。

今日も気温は20度を超え、夏にまた一歩近づいた感じだったよね。みんな、そろそろ用意した?
いや、うん、ゴキブリ団子も重要なアイテムだけど、ちがうだろ?そう、麦茶だ。

夏の暑い中、プールから走って家に帰ってきて冷蔵庫から出して飲んだあの麦茶。甘酸っぱい気持ちのあの夏に飲んだら、少ししょっぱかった麦茶。熱くてなーんもやる気おきなくて、ビールすら買いに行くのが面倒くさくなって飲んでたあの麦茶。みんな、麦茶大好きだろ!?

りょうすけですか?ええ、好きですけどそこまでアツくないです。

さて、今日は去年の誕生日に相方からもらったソーダサイフォンを使って試してみたいことがありんすの。あんはん、ソーダサイフォンゆうのご存知でおます?水を入れて1本100円ぐらいの炭酸ボンベを専用のサイフォンに挿して炭酸を注入すればソーダ水ができるってそりゃぁ不思議な便利なシロモノでありんす。

これをね、ずーっと欲しかったことを相方にポロッと言ったら誕生日にくれたん(以下ノロケなので略

炭酸水であれば100円もしないで500ccのペットボトル買ってこれるんだけど、ソーダサイフォンで出来る事ってのは500cc程度の液体を炭酸飲料に錬成すること。液体ならなんだって炭酸飲料にできるんだよ。水ももちろん、コーヒーだろうが、紅茶だろうが、りんごジュースだろうが。4ヶ月前に栓を抜いた気の抜けたコーラだって再度炭酸飲料にできるんだぜ。蜂蜜と生姜を煮込んで水で薄めたのに炭酸詰めればジンジャーエールにもなるんだぜ。これ自宅でできるんだよ。まぁジンジャーエールも100円程度で買えるけど。

本当に伝えたいソーダサイフォンの魅力は、炭酸の強度を自由にできるのと、なんでも炭酸飲料にできること。

でぇー、やってみたいのは麦茶を炭酸飲料にしたらステキなドリンクになるんじゃないかというのをね、私ハタチ過ぎてからずっと考えてたんですよ。同じ麦なら、炭酸いれたらあの「ビ」で始まって「ル」で終わる黄金ドリンクになるんじゃないのか、って。でもそれって意味あるのかなーとかいろいろ悩んでたわけですよ。ビールが飲みたいわけじゃないの、やってみたいだけなの

でもさ、夏もきたし、麦茶もつくったし、ソーダサイフォンもあるし、長年の夢を叶えてみようじゃないか。
ながーい前フリな割に、特にひっぱることもなく、炭酸注入しましたぁ!さぁごらんあれ。

炭酸麦茶です。

なにこれ、予想通りの泡立ち。濁ることもないが、HUBとかでビール頼んでサッカー観戦で手をつけ忘れて20分経ったようなビールっぽいものができあがりましたよ。なんか…見た目的につまんねーな。相方に飲ませてみよう。「麦茶がピリピリする。」うん…そうだよな。それだけだよな。俺も飲んだがそう思う。

もう、なんだこれつまんねーって思ってたんだが、ソーダサイフォンは炭酸補充して冷やすと炭酸が強くなるのを忘れてた。
というわけで、ちょっと冷蔵庫でひやしてみた。そしてあらためてグラスにそそいでみると…

やべぇ、新人がついだ生ビールぐらい泡いっぱい。しかもなんだかクリーミーそうじゃねぇかこの野郎!
ええ、なんだかテンションあがってるのがおわかりでしょうか。期待以上のものが今、目の前にありますよ。

これは柿ピーとか用意したほうがいいのか!? よし、飲んでみよう。

 

 

うん、やっぱり麦茶だな。泡もなんか焦げ臭い感じがして全然ビールっぽくねーよ。
あえて褒めるなら…なんかのどごしがビールっぽい気が…しなくもないようなするような…。

…..りょうすけの長年の夢、泡と消える…..。

りょうすけの家で炭酸麦茶を飲んでみたい、という奇特な方は予約制になりますので予め希望を出してください。まさか…こないよね?

初めてチャップリンを見てきた。

チャップリンって知ってはいたけど観たことなかったんですわ。それが三鷹市のイベントで月1回のペースで9月までチャップリン作品を上映するイベントをやると聞いて参加してきましたよ。今日のチケットは売り切れ。結構注目されてるんですね。会場に入ると客層は思ったとおり結構高齢。学生風の人もチラホラ、子連れの親子もチラホラしてますが、基本はセカンドライフっぽい人ばかり。

さて、今日の上映作品は「キッド」(1921年)と「街の灯」(1931年)です。

「キッド」は 、捨て子を拾ってしまったチャップリンが本当の親子のように二人で生活する。最後は子の本当の母親が見つかる、という話。「街の灯」は盲目の花屋少女は花を買ったチャップリンを金持ちと勘違いするが、彼女に恋したチャップリンはけなげに助けようと努力し、最終的に目が見えるようになった少女が、手をさわっただけで金持ちではないチャップリンを「彼」だと気付く話。

どちらも貧しく、生きるのが不器用な主人公。子供のために、彼女のために奮闘しなかなか報われないのだけど、最終的には…ってでもあれハッピーエンドなのか?ハッピーエンドになるんだよね?と想像させられるエンディングではあった。

1921年といえば、第一次世界大戦が終わり、上向き景気だったころのハズ。このなかでホームレスのような主人公というのはよく見る風景だったのだろうか。「キッド」的には戦争孤児の扱いを考えさせる作品になったのかもしれない。

「街の灯」の1931年は「暗黒の木曜日」の2年後で不況の待っただな中のハズ。このチャップリン風のホームレスも多くいたのだろう。作中に子供が新聞を売る風景もあったのでホームレスは珍しくない風景だったかもしれない。酔って主人公を慕う金持ちはどういうポジションだったのだろうか。破産うんぬん言っていたので金融業だったかもしれない。

チャップリンのこの2作は、「トムとジェリー」や「ドリフターズ」への影響がよくわかる。「キッド」で子供が喧嘩するシーンを煽るチャップリンは「トムとジェリー」でよく見る風景、チャップリンの仕草は志村けんが受け継いでいるように見える。

いやぁ、本当に面白かった。あと5日分あるけど、時代背景とかなるべく勉強してから全部参加する方向で積極的にがんばるわ。