日別アーカイブ: 2018年4月16日

左クランクにパワーメータのついた4iiii Precisionを買ったらダイレクトマウントブレーキの罠にハマった…。

パパ友・バイク友のアキヒロさんから「パワーメータが安くなってますよ!」ってLINEをもらったのね。で、見に行ったら確かに安い!Pioneerの同じような製品で53,000円ぐらい、Stagesの同じような製品で69,000円ぐらいなところでクーポン使って40,000円で買えるらしい。

りょうすけちゃん、Zwiftやってるじゃないですか。あの世界はパワー勝負なのだけど、そのパワーはZwiftがケイデンスセンサーとスピードセンサーで「推測」した値が使われているの。仮想世界でのりょうすけのパワー値も「仮想」のように思えてしまう。

パワーの計測ができればローラー台のトレーニングや、外で走った時の坂を登る時のペース配分の参考になると思ってて、ずっと欲しいと思ってたけど微妙な値段じゃない?だから躊躇してたの。でも40,000円だったらまぁいいかな、って思えたの。

でも、りょうすけちゃんのバイクは黒基調なので、クランクも黒がいいなぁと思ったら今履いてるクランクのサイズと合う170mmが無かった。

諦めて別の商品をポチポチ見てたら、色違いの「シルバー」なら170mmの扱いがあった!右クランクと左クランクをいっぺんに見られることなんてないし、左だけクランクがシルバーだってワンポイント。そんなの気にしないって、ポチったの!Probikekitというサイトよ。

 

それが4月2日。アムステルダムを6日に出港して、13日に届いたわ♪

製品名は4iiiiのPRECISION。BOREやQUICK STEPにもパワーマネージメント機材として提供しているそうな。よく知らんけど。

 

ワットの出力・ケイデンスも計れる、防水、iOS・Androidで状態確認やアップデートに寄る機能拡張、Ant+とBluetoothで通信できる、とかなかなかデキそうな子。

 

シンプルなパッケージング。マニュアルは箱の内側に書いてあって、中は部品のみ。

 

FC-5800はShimano 105の型番、サイズも170です。注文したものと同じであることを確認しましょう。

 

この機材はボタン電池(CR2032)で稼働するのですが、既に設置されているのが1個。別にもう一個付属していました。ありがたいですね♪。

 

取り付け方法も簡単イングリッシュで書いてあるのでりょうすけちゃんもラクラクです。

 

こちらが現行のShimano 105の左クランク。ペダルを外すの初めてだな…。

 

ちなみに、170mmのこの製品はシルバーしかありませんでした。色を比べてみると…うん、シルバーよね。まぁバイクなんて左右一緒に見られることなんてないから片方がシルバーだろうが構いませんことよ。

 

レンチをつかってペダルを取り外しました。相変わらず力の入れ具合がよくわからん。

 

クランクは専用の工具を使います。自転車やで300円ぐらいで買えるこの部品をつかって、クランクの芯の蓋を回して取り外します。

 

蓋を外しすとクランクを抜いて外すことができます。

 

パワーメータの着いたクランクを装着!ペダルも装着!!

 

クランクを付けたら3,4回まわしてPRECISIONを起動します。

 

Bluetooth経由でスマホ、Ant+経由でサイコン、ガーミンなどのスポーツウォッチと接続します。

 

りょうすけちゃんのスマホはAndroid端末です。Google Playに行って「4iiii Device Configuration」パッケージをインストールしましょう。

 

PRECISIONのゼロ設定を行う。右クランクを上に、左クランクを下にしてスマホの画面に出てくる「Zero Offset」か「Calibrate」ボタンを押す、とな。

 

お。スマホの「4iiii」画面で認識されたことがわかります。左上の「Zero offset」を押せばいいんだな。

 

最終手順は「さぁ乗り出そう!」です。

 

とはいいつつ、夜だしぃとりあえずZwiftで数値がとれるかを確認するか、とPCを起動してローラー台でやってみたら無事数値を取得した。このパワーメーターでパワーとケイデンスはとれるんだけど、今までガーミンの機器でとってたスピードとケイデンスはZwiftで取れなくなった。スピードって外だとGPS、ローラーだったらパワーメータとケイデンスで推測するのかしら?

って考え事してたらなんだか小さく擦る音が聞こえた。

 

りょうすけちゃんのKuota Kougar(2017)はエアロ効果を求めてダイレクトマウントのリアブレーキがついています。普通はシートの下あたりについてるブレーキがフレームの下についてる。このダイレクトマウントブレーキの一部がパワー計測するセンサーにぶつかってる。うっすい紙を間入らないぐらいの隙間…。かっこいいからってこのモデルを選んだけど、こういうところでデメリットが出るんだなぁ。こんなエアロ効果を期待するよりはエンジン(人間)を鍛えたほうが早そうですのにね。

今はローラーの上だからブレーキを使わないけど実測してたらぶつかるなコレ…。

調べたらパイオニアもStagesの左クランクのパワーメータはダイレクトマウントブレーキのバイクには取り付けられませんって書いてあるな。これは知らんかったー。

 

世の中には同じ困ったちゃんがいるみたい。「様々な状況で起こりうる”干渉”の問題を回避できる」とか、もろこの症状やんw。

 

しかし、この製品はすでに絶版のようす。どうしたものか。後継製品を探してみるか。ホント、安物買いの銭失いですねぇ。こうやって沼にハマっていくんでしょうねぇ。