柴又100K初チャレンジして得たものは…。

100kmマラソン、通称「ウルトラマラソン」に初参加してきました。

ウルトラマラソンは前から興味あったのです。どこにエントリーしようかなー、富士5湖マラソンとかはスタートが午前4時で関東開催だけど前泊必須だし、よく名前を聞くサロマは北海道だし、四万十川は四国だし…。気軽に参加できるとこって考えると「柴又100K」がよさげだなーってエントリしました。

ウルトラをサブ10・フルマラソンをサブ3・富士登山競争完走の「市民ランナーのグランドスラム」を目標としているので、ウルトラもチャレンジしないとなんですよね。

起床から出発まで

当日は午前3時起床。ワカメとタマネギの味噌汁を作って、残ってるご飯と一緒に朝御飯にいただく。熱いお茶で就寝時の発汗分を給水。そしてトイレもちゃんと済ましました。

準備はパッキング、ウェアも「コレを着てけばOK!」まで準備・床に展開して就寝したので、朝食とったら後はそれを着てリュックを背負えば出掛けられるようにしてます。普段しないのですが、初挑戦のレースは慎重に。偉そうに言ってますけどそんなに慎重にできてません。

パッキングは、Zootのトライアスロントランジションバッグに、以下をそれぞれ小分けビニール袋に格納しましたよ。

  • ドロップバッグ(復路用ジェル、日焼け止めオイル、インナーシャツ、靴下、Buff、塩飴、エネ餅、個別包装したクエン酸、汗拭きシート)
  • 帰路用着替え(Tシャツ、下着、靴下)
  • 帰路用スニーカー
  • モバイルバッテリー、タブレットなど
  • ゼッケンをつけたゼッケンベルト

出掛ける時は、直ぐに走り出せるウェア(以下)にジャージパンツとウィンドブレーカーを重ねただけ。具体的に出掛ける時に着てたのは以下。

  • いつものZoot製オミノジャージ
  • Salamonのランニングパンツ
  • Milletのドライナミック メッシュ
  • CWXの股関節用 ガード ショーツタイプ(新規購入)
  • アシックスのランニングソックス(5本指じゃないやつ)
  • Asics LyteRacer (25.5cm)

Salamonのランニングパンツはハセツネ30K 2018の前に買ったやつだけど、練習も、ここぞというレースでも使ってる。軽いし、よく乾くし。いい買い物したと思う一品。

Milletのメッシュシャツは、見た目はセクシーシャツだけど汗を気にしたくなかったらぜひ使いたい一品。バイクにも使えるのでこれもいい買い物したと思う一品。

CWXの股関節用ガードショーツは初使用。今までCWXのハーフパンツ(ヒザ下3cmまであるやつ)を使ってたけど、あれも年代物だし、ずれないインナーパンツが欲しいなぁと探してたら見つけたものだったので今回初投入。結果的に、これは全然股ずれとかなく良かった。下着を履かずに直接履くのには気持的に抵抗があったけど履き心地はすこぶるよくて、この冬も履こう、って思いましたよ。

Buffは汗が顔に流れてくるのを防ぐためもあるんだけど、写真写りとかも気にしなくなるのでよい品だぞ。

シューズは練習用にしてるAsicsのLyteracer。レースシューズのTartherzeal6よりクッション性があると思ったので。ソックスは5本指じゃないやつをあえて選択。

靴ずれや豆ができるから5本指ソックスを選択する、という話はあるけど、それはシューズの中で足が動いちゃうからで、足のサイズにあったシューズを選択すれば指は別れてなくてもちゃんと力は伝わるし、靴ずれも豆もできない、というりょうすけ的根拠。(これ、後で後悔します)

前日に準備編をしたためたくせに装備を本編で書くとか、本当に準備足りないやつですね。

移動開始

3時半に自宅を出てMTBで三鷹駅に向かう。三鷹駅北口には4時前に到着した。アスリートの朝は早い、って思ってたけど、この時間に平気で三鷹駅に人がうろうろしているって、本当に東京は眠らない町だな、って思いました。


駅北口の駐輪場にMTBを停めて、駅への途中のコンビニでコーラ、追加朝ゴハンのオニギリ2個とお茶ボトルを購入。4時32分の始発に乗り、シートでオニギリとお茶をもぐもぐごっくん。コーラはドロップバッグに入れておく。

荻窪駅で隣の車両にランナーらしき人が一人乗ってきた。山手線に乗り換えて、日暮里で京成線に乗り換えるが、ここでランナーらしき人がチラホラし始める。数回乗り換えして5時55分頃に柴又駅に到着。ここまでくると駅にいるひとはみんなランナーだ。

柴又帝釈天を経由して5分ほど歩くと河原に到着。

スタート地点が盛り上がってる。盛り上がってると言っても…ハーフマラソンぐらい参加者がいるわけではないのでこじんまりと盛り上がってる感じ。

スタート

受付して、ドロップバッグを預けて、着替えて、Zootバッグを荷物預けに渡してトイレに向かう。こじんまりだけどトイレは並ぶ。ちゃんと前の方から整列してスタートしたい人はトイレの時間も考慮して会場入りしよう。

6時半から順次スタート。10分間隔のウェーブスタートで、りょうすけは第2グループなので6時40分スタート。イマイチ高揚感はなかったなー。これから100km走るのに、特にドキドキもワクワクもしてる感じないで、「怖くないの?」って自分で聞きたいぐらい普通。もうりょうすけも変態の領域に入ったので100kmぐらいでは微動だにしないのでしょうか。結果は散々になるくせにw。

往路

ここらでコースを貼っときましょう。2〜3kmごとにエイドがある親切なコースです。後から考えるとこれだけ河原にトイレがあるってすごいことじゃないだろうか。…普通なのかな。

スタートしてからは5分半ペースぐらいで進む。エイドが2.5kmおきにあるんだけど、往路はまだ足が元気だし気持ちよく走れているので2.5kmなんてあっという間に来ちゃう。エイドだーってドリンク飲んでもちょっと走ったらすぐエイドが来る。

エイドが充実とは聞いてたけど、「しつこい」と思うぐらいのエイドはすごい。うれしいのでよいですけどね。一番良かったエイドはスイカかなー。酢飯の一口オニギリもなかなかよかった。

スタート時は20度だった気温も25度くらいまで上がってきてる。すごーく暑いわけでもないけど、じんわり来る暑さ。河原なので日陰を作る樹木とかは無いけど雲の影はある。

前300m程先を走ってる人はいつも雲の影に入ってた。りょうすけはその雲を追いかけるも、なぜか入れず置いてけぼり。おいつくか、ともったら川がまがって雲の行く道にはいれなかったり。雲との鬼ごっこで気分転換できた。

20kmまでは5分半ペースをキープ。

スマホは持ってるけどBluetoothヘッドセットとかは使うのやめた。4時間ぐらいしか持たない安物しか持ってないし、最近はフルマラソンでも音楽無しで走れるようになったし、河原マラソンを克服するためにはウルトラでも音楽なしでいけないと、って思って持ってくるのやめた。

ランニングウォッチのGarmin Foreathlete 920XTJはウルトラモードというのがあって、GPSの取得を1分に1回にすることでバッテリー持続時間を増やせる。2018年10月のハセツネCUPではこれを設定しわすれてたので14時間で切れてしまった。

今回はバッチリ「ウルトラマラソン」のアクティビティを作ってGPS設定を「ウルトラモード」にした。ゴールした後で40%残ってたので、ロングのトライアスロンでもバッチリ行けそうだね。

10kmおきにジェル、クエン酸2gを摂取を繰り返して進む。順調に5分半から6分ぐらいで進む。ガーミンの記録を見ると42km地点で4:01:23。ちょっと貯金はできてるね。

34,35,36km地点はトイレに寄ったのかな?ちょっとこぼれてますね。

基本的に河原の土手を走るんだけど、たまに砂利道がある。これが結構キツくて、なにがキツイって凸凹が足の裏に刺さる。

LyteRacerはランニングシューズでもソールが薄い方だからこんなに痛んだろうか。Tartherzeal6だったらもっと痛いんだろうか。HOKA ONEONEみたいな厚底衝撃吸収のやつが良さそうだけど、あれ重そうだしなー(未確認)。

砂利道は道を選んで、草の生えてるところとか、小石の少ない道を選んだりして走ってみたが、結構気を使うしやっぱり痛いし、次回は対策を立てたい。というか次回走りたくないからここで10時間切りしておきたい、って思ったのだった。

折返しポイント

47km地点で休憩所がある。預けておいたドロップバッグを受け取れる。

ドロップバッグを受け取る前にスイカ、イチゴ、キュウリをもらって食べる。エイドが充実してるレースは休憩所も充実してる。食べなかったけどうどんみたいなのもあったな。

受け取ったドロップバッグからジェル・塩飴・クエン酸を出してポーチに補給。エイドが充実してるからジェルの減りが悪いw。復路用のジェルはポーチには7本入れておくことにした。

スタート前に買って入れておいたコーラがすごくウマイ。やっぱりコーラ大好きだーっ。

汗ふきシートでカラダを拭いて、インナーを着替えて、Buff替えて。靴下も替えた。このときはまだ足に異常なし。

ちょっと疲れが出ては来ているがまだ行ける(…と思ってた)。

うっかり、この休憩所で15分ぐらいすごしてしまう。

出発して50kmのところで5:08:09だったので貯金がなくなってしまった状態に。ちょっとペース上げておかないと10時間切れないところだ。

でもこの辺からすこーし飽き始めちゃうんだよね。

復路

復路というか、47km地点の休憩所を出たとこから。それでもこっからもう少しぐるぐるして復路に入るんだけど…このぐるぐるがまた長い…。

貯水湖らしきところまで来て坂を登るってところでオミノジャージ着た人が応援してくれる。誰だろう?って思ったけど…たぶん知らない人やな…。

貯水湖を過ぎるとまた河原に出る。ここからが向かい風で、それも結構強い。これで50km帰れるかちょっと心配になってきた。

淡々と走ってきた頃、70kmポイント通過。そろそろりょうすけの未知の領域。その70kmを超えるとちょっと足に来た。右足の先が少し痺れてきた。まだ我慢できる程度だったのでそのまま動かす。

次に左の脛あたりが痛くなってくる。これは無理したらシンスプリント再発だなぁと思ったので左足の設置場所を調整しつつ走る。いくらか楽になった。

右のハムと膝に痛みが継続して出るようになる。これが走るのが辛くなる程度で歩きと走りを交互にやるようになる。歩きだしちゃったから10時間は絶望的だな、来年また来なきゃ…って思った瞬間。

ペースは悪くないけど足が継続して動かせない。やっぱり70kmまでの足でしか無いんだなって思い知らされる。

復路は砂利道が本当に地獄だった。石の凸凹が右足の痺れを直撃するし、振動は右のハムや膝に響く。「砂利道は歩いてよし」というルールを作った。復路で3kmぐらい砂利道あったからだいぶロスだよね。

それでも走れたのはやっぱりエイドと、応援だ。知らない人の応援だけど、これは力になる。コーラをくれたり、塩飴くれたり、凍ったイチゴももらった。

これだけしてもらったらゴールしなきゃ。

ゴール

残り10kmまで来たらココロには余裕ができた。75kmから85kmぐらいは本当にネガティブシンキングで「もう走るのやめようかな。トライアスロンもやめようかな」って思ってたもんね。90kmまできて、「のこりは小金井公園2周分なら楽勝じゃん」って思ったら足が動いた。

ゴール会場が、残り1.5kmぐらいのところで見える。ボランティアの人もそのへんにいて「残り1.5kmですよ。がんばって。」と応援してくれる。でもその1.5kmが長い。

「まだ1.5kmもあるんですか。ながいなー。」と口から愚痴が出てしまった。

そのボランティアが「これまで98kmも走って来たんだから、1.5kmなんて誤差。ゴールしてきて。」なんてお約束なことを言う。お約束なのに嬉しい。

11時間39分でゴール。ゴールしても歩いていられる。まだ出し切れるじゃん。力残ってるじゃん。来年、10時間切りに来よう。

ドロップバッグ、荷物をもらって着替えようとすると、手がかじかんで動かない。思ったより冷えてきた。ゴールしたのは18時過ぎ。風も強かったのでだいぶカラダが冷えたようだ。この時間にゴールできたのはよかったかも。もう少し遅かったら寒さ対策も必要だったな。

靴下を脱いだら右小指に小豆より大きな血豆ができてた。痛かったわけだ。

折返し地点では豆ができてる様子はなかったので後半の靴下の履き方が悪かったのと、やっぱり未知の領域が効いたんだと思う。次回は五本指ソックスだな。

帰路

帝釈天の商店街は閉店が早いみたいで、19時には半分ぐらいしまってた。開いてる店は簡易打ち上げしてる人、席を待つ人で一杯。明日休みをとった遠征客なのかなー。

一時間程電車に乗ってJR三鷹駅に到着、ボロボロだけど自転車を漕いで帰宅したのは8時半。ムスメ達と晩ごはん食べられなかった。10時間も切れてないし、家族と晩ごはんも食べられてない。なにも目標を達成してないのはツラいな。

まとめ

やっぱり練習不足に尽きると思う。70kmまでしか走ったこと無いのでペースもとれるはずがない。今回はいい勉強になった。もう少しスタミナをつけて、ペースを維持して、走り続けられるようにしよう。

走り続けられれば、70km-80kmのネガティブゾーンは来ない。たぶんこれはフルマラソンの30kmのところと同じ。ちゃんと走れれば30kmでネガティブゾーンなんて来なくなるのを知ってるから。

装備も修正が必要だった。まずは5本指ソックス。ジェルは減らしてもいい、かさばらないもの中心にしたい。

CWXのガードショーツはすごい。全く腰回りを意識することがなかった。これはマラソンシーズンも使いたい。トライアスロンには…尻パッドがあるから使えないかなー。

そして、来年も出る。来年は10時間切る。それまでに70kmの練習を2回はしよう。そして、来年は、家族と晩御飯を食べる。


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