「ランスマ」でのドリームチームで駅伝参加が面白かった

2020年2月5日(水)のNHK BS1で放送された「ランスマ」が、ドリームチームを結成して駅伝レースに出よう、という企画の後編だった。

最近の「ランスマ」にしては珍しくアツい企画で、手に汗握ってしまった。

金哲彦(ランニングトレーナー)、エリック・ワイナイナ(元オリンピック銀メダリスト、現在ウルトラランナー)、土佐礼子(元オリンピック選手)、猫ひろし(カンボジアオリンピック選手)、渋井陽子(10,000m選手)、藤原新(元オリンピック選手)、川内鮮輝(ウルトラランナー)で川崎国際駅伝に出よう、という企画。去年の入賞タイムを参考にして表彰台に登ることを狙う。

番組の前半では川内鮮輝、土佐礼子、藤原新と現役を退いたランナーが、それでも目標にしたタイムでしっかり走りきっててしびれる。後半は猫ひろし、金哲彦、エリック・ワイナイナ、渋井陽子の順で進むところ。

番組は、すでに撮ったレースをスタジオで参加者が見ながら振り返ってしゃべる形式。その中で、金さんの走り方に、現役ランナーでもある渋井さんの指摘が気になった。

2019年のNHK大河ドラマ「いだてん」の前編をご覧になった方はご存知だろうが、金栗四三役のランニング指導をしたのが金さんだった。独特な呼吸法は、当時の走法だと勝手に納得してたけど金さんの走り方だったのかも。あの「すっすっはっはっ」てやつ。

りょうすけも走り始めたときは呼吸法を考えた。吸って吸って吐いて吐いて、とか、3回吸って2回で吐く、みたいな。でも2017年ぐらいから真面目に走り始めたら、その呼吸だと足のリズムが呼吸に合わせてしまうことに気づいた。今は足の動きと別に呼吸している。

渋井さんと同じ発想で、とても安心した。うん、それだけ。

そしてエリック・ワイナイナさん。2000年のシドニーオリンピックのマラソン銀メダリスト。そしてウルトラマラソンで実績をもっているそうな。日本に住んでいるようで、日本語も流暢。

そんなワイナイナ氏、今はウェスト86cmでちょっとわがままボディ。かつてのスマートさはなく、走ってる感じも重い。確かに重く見える。

ワイナイナのお腹を見た増井明美さん、ビールが好きか?と聞くと、「好き」と答える。一日5本ぐらい呑むというが、それが350mlなのか500mlなるところ。

そして、呑んだ次の日は「頑張って走る」という、なんだろうこの親近感w。嫌いじゃないなー。

金さんの「ふつうのおっさんじゃん!」という一言が重いけど、実はワイナイナ氏がオッサンへの希望であることがわかる。

ビール5本呑んで、呑んじゃった次の日は頑張って走る、わがままバディの46歳ケニア人ですが、ちゃんと3分20秒ペースで5kmを16分で帰ってきたからね!さすがだ。

元の素質が違うのはあるけど、この体型でもそのタイムで走れるってのは皆に勇気を与えたと思うの!少なくともりょうすけは、「ちゃんと痩せて速くなろう」って思ったよね。

…それは自信をもらったのかw?

ランスマは司会者の不祥事があってから低調気味だったけど企画が面白いときはあるのでこれからも頑張ってほしい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。