上野の国立西洋美術館で2013年6月2日までの間ラファエロ展が開催されていますよ。
比較的恵まれたサラブレッド的な芸術家が、ダヴィンチとミケランジェロと同じ時代を切磋琢磨して作り上げた作品が集まっています。ラファエロについてはあまり知識持たずに行ったのですが、モナ・リザの背景を真似たように見える似顔絵とか人間の体の作りを考えたデッサンなどを見ると交流があったんか、と妄想が膨らみます。いいえ、いやらしい妄想ではありませんよ。また、ラファエロ本人の作品だけでなく、弟子や影響をうけた作家の作品も展示されていますが、弟子の作品についてはラファエロ自身の絵を版画にして売りさばいていたという、ああ〜この時代ってパトロンだけからの収入以外に食い扶持があるのかーでも有名でないと売れないし、ラファエロだからできたことなのかなーという妄想もまた一興です。
空いてたので1時間半ぐらいで回れました。1500円で手頃な値段なのでお時間と興味がありましたら是非どうぞ!
今回の展示で一番驚いたのは「署名の間」に描いたという「アテナイの学堂」(画像はWikipediaの「ラファエロの間」より)の一部。




売店で面白そうな本が売ってたのでこれを買って来ました。
