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はつかいち縦断みやじま国際パワートライアスロン大会(ラン編)

T2に入るとトランジションバッグをボランティアから手渡される。スタート前に預けたものだ。中にはランシューズ、ソックス、Buff、ジェルとか入ってる。

着替え用のテントも用意されており、ソコに入ってソックスとシューズを交換、Buffも交換してジェルを流し込む。これから20kmなので手持ちジェルは5km毎に飲むとして3本用意。クエン酸も3g服用してテントを出る。

そこから5kmは若干下り。下りの割にスピード出ないのはちょっと足が疲れてるのと、ブリックランをしてないからだろう。そう、察しがいいな、練習不足だ。

3kmぐらいのエイドでトイレを借りた。バイクでコーラとか飲んでたから汗で出きらない分が下から出たみたい。

5kmを過ぎると登り坂が始まる。これが結構えげつない坂。バイクの最後の坂みたいなのが結構くる。

7kmぐらいで千葉のトライアスリートのカネツナさんの背中を見つける。スイムで5位通過していたそうだけど、バイクとランで消耗しているようだ。背中を叩いて激励するついでに「スイムで失敗しちゃって♪」って愚痴る。

上り下りは全体で3つ。2つ目の坂もなかなか手ごわい。9kmぐらいのところで千葉のトライアスリートのスギサキさんとすれ違う。このペースだと30分ぐらい先行してるか、なかなか速い。しかしスギサキさんかな?って思った程度なので応援はできず。

3つ目の坂をのぼってるところで、バイクで抜かしたケンズのヤマグチさんに抜かれた。その後背中を見つつも追いつけず…。ヤマグチさん(ゴール後に名前を知る)、はえぇぇぇぇ。

エイド毎にコーラをもらう。もうスポーツドリンクじゃなくてコーラしか飲みたくない。冷たさと言うか、清涼感というか、そういうのを求めてるんだよね。暑いわけでもないのに。

エイドの一つで、「スポーツドリンクです!」ってコップを向けてきたキッズがいたんだけど、コーラが飲みたくて「ごめん、コーラある?」って聞いて別の人が持ってたコーラをもらった。その子には「ごめんね、次は君のコップもらうから」って言うと「次は来年じゃん!」って笑ってた。「来年も来るから君もコップ持ってて!もしくは一緒に走ろう!」ってエイドをあとにした。来年、参加できるかしら。来年、彼はいるかしら。

3つ目の坂を登りきったらあとは下るだけ。もうあとはいくだけーって思ったけどなかなか足がすすまず。4分/kmぐらい出したいのだけどそこまで届かない。

18kmぐらいのもう少しでってところで山岳区間を終え、農業地帯に入る応援も近くなる。あるところでは「この人は大丈夫、がんばれー」と応援される。よっぽどフラフラの人が出るんだろうか。励まされてるのか心配されているのかって思うよね。

19kmで、千葉のトライアスリートのイケダさんを抜かす。声をかけて先にいく。

いよいよゴール。ちょっと登ってくだったところにゴールゲートが見える。やっとゴールって感じではないけど、スイムが本当に苦しかったので、あそこで耐えてバイクとランを走れてよかったって気持ちで涙出そうになった。くやしいんじゃないの、やめなくてよかったっていう達成感だよ。

スイムもバイクもランも超楽しかった。タイムは…たぶんそんなによくないけど、面白かった。応援もエイドも素晴らしかった。最高だ、このレースすごく最高だぞ。(日本語変かな?)

ゴール!おつかれさまおつかれさま!

ゴールしたら、最後のバッグをもらった。そこにはスマホや着替え、サンダルなどを入れていた。とりあえずサンダルに履き替えてリラックス。スマホで完走をSNSなどに投稿。

ケンズのヤマグチさんとはここでお話させていただいた。千葉のトライアスリートの二人共ここで検討をたたえ会えた。みんな完走者は満足そうな顔してる。そう、達成感が半端ない。そんなにトライアスロンレースも経験豊富じゃないけど、これはかなりやりきった感あるレースだ。

とりあえず公式の結果も貼っておく。

Garminさんの記録も貼っておこう。


柴又100K初チャレンジして得たものは…。

100kmマラソン、通称「ウルトラマラソン」に初参加してきました。

ウルトラマラソンは前から興味あったのです。どこにエントリーしようかなー、富士5湖マラソンとかはスタートが午前4時で関東開催だけど前泊必須だし、よく名前を聞くサロマは北海道だし、四万十川は四国だし…。気軽に参加できるとこって考えると「柴又100K」がよさげだなーってエントリしました。

ウルトラをサブ10・フルマラソンをサブ3・富士登山競争完走の「市民ランナーのグランドスラム」を目標としているので、ウルトラもチャレンジしないとなんですよね。

起床から出発まで

当日は午前3時起床。ワカメとタマネギの味噌汁を作って、残ってるご飯と一緒に朝御飯にいただく。熱いお茶で就寝時の発汗分を給水。そしてトイレもちゃんと済ましました。

準備はパッキング、ウェアも「コレを着てけばOK!」まで準備・床に展開して就寝したので、朝食とったら後はそれを着てリュックを背負えば出掛けられるようにしてます。普段しないのですが、初挑戦のレースは慎重に。偉そうに言ってますけどそんなに慎重にできてません。

パッキングは、Zootのトライアスロントランジションバッグに、以下をそれぞれ小分けビニール袋に格納しましたよ。

  • ドロップバッグ(復路用ジェル、日焼け止めオイル、インナーシャツ、靴下、Buff、塩飴、エネ餅、個別包装したクエン酸、汗拭きシート)
  • 帰路用着替え(Tシャツ、下着、靴下)
  • 帰路用スニーカー
  • モバイルバッテリー、タブレットなど
  • ゼッケンをつけたゼッケンベルト

出掛ける時は、直ぐに走り出せるウェア(以下)にジャージパンツとウィンドブレーカーを重ねただけ。具体的に出掛ける時に着てたのは以下。

  • いつものZoot製オミノジャージ
  • Salamonのランニングパンツ
  • Milletのドライナミック メッシュ
  • CWXの股関節用 ガード ショーツタイプ(新規購入)
  • アシックスのランニングソックス(5本指じゃないやつ)
  • Asics LyteRacer (25.5cm)

Salamonのランニングパンツはハセツネ30K 2018の前に買ったやつだけど、練習も、ここぞというレースでも使ってる。軽いし、よく乾くし。いい買い物したと思う一品。

Milletのメッシュシャツは、見た目はセクシーシャツだけど汗を気にしたくなかったらぜひ使いたい一品。バイクにも使えるのでこれもいい買い物したと思う一品。

CWXの股関節用ガードショーツは初使用。今までCWXのハーフパンツ(ヒザ下3cmまであるやつ)を使ってたけど、あれも年代物だし、ずれないインナーパンツが欲しいなぁと探してたら見つけたものだったので今回初投入。結果的に、これは全然股ずれとかなく良かった。下着を履かずに直接履くのには気持的に抵抗があったけど履き心地はすこぶるよくて、この冬も履こう、って思いましたよ。

Buffは汗が顔に流れてくるのを防ぐためもあるんだけど、写真写りとかも気にしなくなるのでよい品だぞ。

シューズは練習用にしてるAsicsのLyteracer。レースシューズのTartherzeal6よりクッション性があると思ったので。ソックスは5本指じゃないやつをあえて選択。

靴ずれや豆ができるから5本指ソックスを選択する、という話はあるけど、それはシューズの中で足が動いちゃうからで、足のサイズにあったシューズを選択すれば指は別れてなくてもちゃんと力は伝わるし、靴ずれも豆もできない、というりょうすけ的根拠。(これ、後で後悔します)

前日に準備編をしたためたくせに装備を本編で書くとか、本当に準備足りないやつですね。

移動開始

3時半に自宅を出てMTBで三鷹駅に向かう。三鷹駅北口には4時前に到着した。アスリートの朝は早い、って思ってたけど、この時間に平気で三鷹駅に人がうろうろしているって、本当に東京は眠らない町だな、って思いました。


駅北口の駐輪場にMTBを停めて、駅への途中のコンビニでコーラ、追加朝ゴハンのオニギリ2個とお茶ボトルを購入。4時32分の始発に乗り、シートでオニギリとお茶をもぐもぐごっくん。コーラはドロップバッグに入れておく。

荻窪駅で隣の車両にランナーらしき人が一人乗ってきた。山手線に乗り換えて、日暮里で京成線に乗り換えるが、ここでランナーらしき人がチラホラし始める。数回乗り換えして5時55分頃に柴又駅に到着。ここまでくると駅にいるひとはみんなランナーだ。

柴又帝釈天を経由して5分ほど歩くと河原に到着。

スタート地点が盛り上がってる。盛り上がってると言っても…ハーフマラソンぐらい参加者がいるわけではないのでこじんまりと盛り上がってる感じ。

スタート

受付して、ドロップバッグを預けて、着替えて、Zootバッグを荷物預けに渡してトイレに向かう。こじんまりだけどトイレは並ぶ。ちゃんと前の方から整列してスタートしたい人はトイレの時間も考慮して会場入りしよう。

6時半から順次スタート。10分間隔のウェーブスタートで、りょうすけは第2グループなので6時40分スタート。イマイチ高揚感はなかったなー。これから100km走るのに、特にドキドキもワクワクもしてる感じないで、「怖くないの?」って自分で聞きたいぐらい普通。もうりょうすけも変態の領域に入ったので100kmぐらいでは微動だにしないのでしょうか。結果は散々になるくせにw。

往路

ここらでコースを貼っときましょう。2〜3kmごとにエイドがある親切なコースです。後から考えるとこれだけ河原にトイレがあるってすごいことじゃないだろうか。…普通なのかな。

スタートしてからは5分半ペースぐらいで進む。エイドが2.5kmおきにあるんだけど、往路はまだ足が元気だし気持ちよく走れているので2.5kmなんてあっという間に来ちゃう。エイドだーってドリンク飲んでもちょっと走ったらすぐエイドが来る。

エイドが充実とは聞いてたけど、「しつこい」と思うぐらいのエイドはすごい。うれしいのでよいですけどね。一番良かったエイドはスイカかなー。酢飯の一口オニギリもなかなかよかった。

スタート時は20度だった気温も25度くらいまで上がってきてる。すごーく暑いわけでもないけど、じんわり来る暑さ。河原なので日陰を作る樹木とかは無いけど雲の影はある。

前300m程先を走ってる人はいつも雲の影に入ってた。りょうすけはその雲を追いかけるも、なぜか入れず置いてけぼり。おいつくか、ともったら川がまがって雲の行く道にはいれなかったり。雲との鬼ごっこで気分転換できた。

20kmまでは5分半ペースをキープ。

スマホは持ってるけどBluetoothヘッドセットとかは使うのやめた。4時間ぐらいしか持たない安物しか持ってないし、最近はフルマラソンでも音楽無しで走れるようになったし、河原マラソンを克服するためにはウルトラでも音楽なしでいけないと、って思って持ってくるのやめた。

ランニングウォッチのGarmin Foreathlete 920XTJはウルトラモードというのがあって、GPSの取得を1分に1回にすることでバッテリー持続時間を増やせる。2018年10月のハセツネCUPではこれを設定しわすれてたので14時間で切れてしまった。

今回はバッチリ「ウルトラマラソン」のアクティビティを作ってGPS設定を「ウルトラモード」にした。ゴールした後で40%残ってたので、ロングのトライアスロンでもバッチリ行けそうだね。

10kmおきにジェル、クエン酸2gを摂取を繰り返して進む。順調に5分半から6分ぐらいで進む。ガーミンの記録を見ると42km地点で4:01:23。ちょっと貯金はできてるね。

34,35,36km地点はトイレに寄ったのかな?ちょっとこぼれてますね。

基本的に河原の土手を走るんだけど、たまに砂利道がある。これが結構キツくて、なにがキツイって凸凹が足の裏に刺さる。

LyteRacerはランニングシューズでもソールが薄い方だからこんなに痛んだろうか。Tartherzeal6だったらもっと痛いんだろうか。HOKA ONEONEみたいな厚底衝撃吸収のやつが良さそうだけど、あれ重そうだしなー(未確認)。

砂利道は道を選んで、草の生えてるところとか、小石の少ない道を選んだりして走ってみたが、結構気を使うしやっぱり痛いし、次回は対策を立てたい。というか次回走りたくないからここで10時間切りしておきたい、って思ったのだった。

折返しポイント

47km地点で休憩所がある。預けておいたドロップバッグを受け取れる。

ドロップバッグを受け取る前にスイカ、イチゴ、キュウリをもらって食べる。エイドが充実してるレースは休憩所も充実してる。食べなかったけどうどんみたいなのもあったな。

受け取ったドロップバッグからジェル・塩飴・クエン酸を出してポーチに補給。エイドが充実してるからジェルの減りが悪いw。復路用のジェルはポーチには7本入れておくことにした。

スタート前に買って入れておいたコーラがすごくウマイ。やっぱりコーラ大好きだーっ。

汗ふきシートでカラダを拭いて、インナーを着替えて、Buff替えて。靴下も替えた。このときはまだ足に異常なし。

ちょっと疲れが出ては来ているがまだ行ける(…と思ってた)。

うっかり、この休憩所で15分ぐらいすごしてしまう。

出発して50kmのところで5:08:09だったので貯金がなくなってしまった状態に。ちょっとペース上げておかないと10時間切れないところだ。

でもこの辺からすこーし飽き始めちゃうんだよね。

復路

復路というか、47km地点の休憩所を出たとこから。それでもこっからもう少しぐるぐるして復路に入るんだけど…このぐるぐるがまた長い…。

貯水湖らしきところまで来て坂を登るってところでオミノジャージ着た人が応援してくれる。誰だろう?って思ったけど…たぶん知らない人やな…。

貯水湖を過ぎるとまた河原に出る。ここからが向かい風で、それも結構強い。これで50km帰れるかちょっと心配になってきた。

淡々と走ってきた頃、70kmポイント通過。そろそろりょうすけの未知の領域。その70kmを超えるとちょっと足に来た。右足の先が少し痺れてきた。まだ我慢できる程度だったのでそのまま動かす。

次に左の脛あたりが痛くなってくる。これは無理したらシンスプリント再発だなぁと思ったので左足の設置場所を調整しつつ走る。いくらか楽になった。

右のハムと膝に痛みが継続して出るようになる。これが走るのが辛くなる程度で歩きと走りを交互にやるようになる。歩きだしちゃったから10時間は絶望的だな、来年また来なきゃ…って思った瞬間。

ペースは悪くないけど足が継続して動かせない。やっぱり70kmまでの足でしか無いんだなって思い知らされる。

復路は砂利道が本当に地獄だった。石の凸凹が右足の痺れを直撃するし、振動は右のハムや膝に響く。「砂利道は歩いてよし」というルールを作った。復路で3kmぐらい砂利道あったからだいぶロスだよね。

それでも走れたのはやっぱりエイドと、応援だ。知らない人の応援だけど、これは力になる。コーラをくれたり、塩飴くれたり、凍ったイチゴももらった。

これだけしてもらったらゴールしなきゃ。

ゴール

残り10kmまで来たらココロには余裕ができた。75kmから85kmぐらいは本当にネガティブシンキングで「もう走るのやめようかな。トライアスロンもやめようかな」って思ってたもんね。90kmまできて、「のこりは小金井公園2周分なら楽勝じゃん」って思ったら足が動いた。

ゴール会場が、残り1.5kmぐらいのところで見える。ボランティアの人もそのへんにいて「残り1.5kmですよ。がんばって。」と応援してくれる。でもその1.5kmが長い。

「まだ1.5kmもあるんですか。ながいなー。」と口から愚痴が出てしまった。

そのボランティアが「これまで98kmも走って来たんだから、1.5kmなんて誤差。ゴールしてきて。」なんてお約束なことを言う。お約束なのに嬉しい。

11時間39分でゴール。ゴールしても歩いていられる。まだ出し切れるじゃん。力残ってるじゃん。来年、10時間切りに来よう。

ドロップバッグ、荷物をもらって着替えようとすると、手がかじかんで動かない。思ったより冷えてきた。ゴールしたのは18時過ぎ。風も強かったのでだいぶカラダが冷えたようだ。この時間にゴールできたのはよかったかも。もう少し遅かったら寒さ対策も必要だったな。

靴下を脱いだら右小指に小豆より大きな血豆ができてた。痛かったわけだ。

折返し地点では豆ができてる様子はなかったので後半の靴下の履き方が悪かったのと、やっぱり未知の領域が効いたんだと思う。次回は五本指ソックスだな。

帰路

帝釈天の商店街は閉店が早いみたいで、19時には半分ぐらいしまってた。開いてる店は簡易打ち上げしてる人、席を待つ人で一杯。明日休みをとった遠征客なのかなー。

一時間程電車に乗ってJR三鷹駅に到着、ボロボロだけど自転車を漕いで帰宅したのは8時半。ムスメ達と晩ごはん食べられなかった。10時間も切れてないし、家族と晩ごはんも食べられてない。なにも目標を達成してないのはツラいな。

まとめ

やっぱり練習不足に尽きると思う。70kmまでしか走ったこと無いのでペースもとれるはずがない。今回はいい勉強になった。もう少しスタミナをつけて、ペースを維持して、走り続けられるようにしよう。

走り続けられれば、70km-80kmのネガティブゾーンは来ない。たぶんこれはフルマラソンの30kmのところと同じ。ちゃんと走れれば30kmでネガティブゾーンなんて来なくなるのを知ってるから。

装備も修正が必要だった。まずは5本指ソックス。ジェルは減らしてもいい、かさばらないもの中心にしたい。

CWXのガードショーツはすごい。全く腰回りを意識することがなかった。これはマラソンシーズンも使いたい。トライアスロンには…尻パッドがあるから使えないかなー。

そして、来年も出る。来年は10時間切る。それまでに70kmの練習を2回はしよう。そして、来年は、家族と晩御飯を食べる。


中野ランニングフェスタ応援に来たら、意外と応援が面白くてハマりそう。

今年は中野で開催されるランニングフェスタにエントリしてたの。オミノウェイズの人たちに、走って呑みに行くイベントとして誘ってもらってたから。

だけどオレちゃん、東京マラソン以降左足首が痛くてね…ハセツネ30Kも控えてるし、大事をとってDNS(Do Not Start)にしたんだ。

でもみんなが走るし、家族には「出掛ける」って事前に伝えてるし…こりゃ応援に行ってみるのがいいよね。応援に出掛けるって初めてだなー。あ、いやハーフマラソン会場に行ってDNSしたことはあるな。でも、あれゴール場所で座って待ってるか、先に呑んでたから応援とは言えないかな…。

と、いうわけでJR中野駅に到着です。もうメンバーにはFacebook経由でDNSを宣言しており、カメラマンします、って言ってあったんだけど…中野駅に着いた時に眼レフ忘れたことに気づいたよね!ナニしに来たんだよ。

ごめんなさい、カメラはスマホで柔軟にネットにアップする、で対応します。今どきは誰でもそうですね…。ごめんなさい。

みんなが出るレースは順番が結構後ろで、子供や大学生のチアの応援や、ちびっこレースなどが先に開催されてる。

子供チアの時にアナウンスを聞いてたら「ティガーズ」の名前が聞こえたので見に行ったら妻ちゃんの学生時代の友人がやってるチアグループが演技してた。このグループ、実力があって優秀なのでアメリカまで遠征に行ったりしてる。ここで観られるのはみんなありがたいことなのでちゃんと見ろよ!

オレちゃんも、妻ちゃんを介さずに同級生に簡単に挨拶した。「あれ?なにしてんの?」「走りに来たの(走んないけど)」な会話。そんなもんですw。

いよいよ、みんなの出るレーススタート。カメラマンなので、みんなの勇姿を撮りますよ!

アンダーアーマーがスポンサーなのでゴールゲートがそれぽい形になってますね。

先導白バイの制服が赤なのを初めて見ました。かっこいいー。

スタートしてすぐはすっごくペースの速いグループが過ぎました。その後ゾクゾク一般市民ランナーが走ってきます。オレちゃんも走ってたらこの辺なんだろうなー。先頭グループすげぇ速かったし。

知り合いの消防士も頑張っております。なかなか法被が似合ってますが…サングラスが微妙ですねw。

人気漫画「ぽぷてぴぴっく」っぽいキャラクターが。

「ポプ子ー」って応援すると「ゔゔぁゔぁゔぁゔぁー」って中指立ててくるの、すごくいい。しかし、この現場ではオトコの人だと思ってたけど…もしかしてこの二人女の人?

みんながゴールしてくるところもバッチリ撮影しました!スマホですが、ちゃんと仕事しましたよ!

みんなが帰ってくる前にランチにしようかな。ナニも食べてなかったのよね。

そして、サンプラザ中野くんのライブ。ここ、中野サンプラザの下だしね。ずっとライブにきてるらしいよ。あと、ギターのパッパラー河合がランナーなのは当然知ってるからね!ちゃんと連載も読んでるよ!

爆風スランプって中学の時に聞いてたよね。知らない曲もあったけど、「ランナー」も演奏してくれた。いやぁ、ライブっていいなぁ。

そして、反省会は「立ちのみ二郎」。前に誰かと来たな。そこで貸し切りで。

二次会までこなして、しっかり呑みました。

おつかれれさまでしたー。来年は、みんなが走るなら走りたいなー。

雨の東京マラソン2019で見つけた自分

さぁ、今年もやってきた東京マラソン。幸運な事に2年連続の当選、今年も風邪引くことなく、特に故障もなく当日を迎えられました。ありがたいことです。天気以外はな…。

前日までの天気予報では朝から曇り、昼過ぎから雨が降り、夜は強くなると言ってた。「三時間でゴールして帰れば降られないね!」なんて言ってたんだけど…。

実際は朝から雨。朝5時に起きてJ-Waveを着けたらナビゲーターが「六本木は雨が降ってます」なんて言う。この時、自宅周辺は降ってなかったけど7時に家を出たときには降り出した。新宿についた頃には小雨状態。

雨の中のレースは一昨年の「しまだ大井川マラソン in リバティ」から二度目の経験。ポンチョ買っといて良かった。買ったの2年前だけどカバンに入れといてよかった。

新宿駅から指定された入り口ゲートに向かう途中、雨宿りできる場所を見つけて変身。インナーは半袖で行こうと思ってたけど雨降ってるから長袖に変更。暖か仕様じゃない長袖シャツね。それ以外はあらかた着て準備してたので基本脱いでバッグに詰めて預けるビニールにいれるだけ。

ここでクエン酸4グラム、アミノ酸、カフェイン剤投入。

8時過ぎ、荷物預けし、トイレ(小)を済まし、雨宿りできるとこで待機。早く並んでも濡れるだけなのでギリギリまで。

8時35分、スタート位置にならぶ。さすがCグループはスタート位置が近い。ステージも見える。

スタートの9時10分まで待ち。雨はやまず、強くもならず。ただ寒い。隣の長崎から来たというランナーの女性と話したりしてお互い気を紛らわせていただく。「初めて東京当たったから有給使ってきたわよー」って楽しそう。宿泊は台場でゴール後遊んで地元に帰るのは明日の月曜ですって。遠征マラソンもうらやましい。

9時に車椅子がスタートした。いよいよですよ。雨だけど気分は盛り上がってきてる。東京だしね!これを狙ってトレーニングしてきたしね!雨だろうが走って結果出さないと納得できないのよね!

サブスリーは無理だと思うけど3時間15分、よければ10分までいきたい、と思って自分に言い聞かせてたらいつの間にかスタートしてたわ。

雨は最後まで降りそうなのでポンチョは来たまま完走だなー。

スタートから快適。まわりも同じぐらいのペースだから渋滞もなく快適に進む。自分のスタート位置からスタートゲートまでは2分。グロスお釣りはあんまり期待できないな。

「グロスお釣り」は、時計をグロス計測で使ってスタートまでの時間分、レース中に余裕持って走れるオリジナルワード。

スタートして数分でガーミンが1km通過をカウントしやがる。早すぎだよ。いくらビル街でGPS取りにくいからって500mぐらいで1キロカウントするなやw!

都庁、歌舞伎町前を抜けて百貨店街に入り、伊勢丹前でオミノウェイズメンバーが応援してくれてるのに気づく。やっぱり仲間っていいねぇ。見えなくなるまで「オレちゃーん」って叫んでくれるのすげぇ力になる。

「オレちゃん」って、Facebookとかで投稿の一人称に「オレちゃん」ってのを使ってた時期がオミノウェイズに出入りし始めた頃で、その時に友達になった人がそう呼び始めた名称。まぁまぁ気に入ってる。

さて、記録はどうでしょう。こうやって記録をみると、最初の10kmは絶好調である。むしろ飛ばしすぎw。6kmの5分近いタイムはトイレ休憩ですね。

10km超える手前、時計にメッセージが入る。妻から「茅場町で待ってる」って。今日は雨だから、2人もムスメを連れて歩くのは大変だろうと思って「応援は来なくて良いよ」って言ってあった。でも来てくれるのはうれしい。

編集が面倒くさくてゴール後までのメッセージが入ってる画像だけど、こんな感じのメッセージが来て、時計にも来てた。これだけでもチカラになる。

10.5kmぐらいの茅場町付近、給水所の奥に陣取る妻とムスメ2人を発見。オレはまだ元気。

10〜20kmはちょっと抑え気味にする。後風よけ乗り換えながら淡々と走る。

20km手前の門前仲町付近でも家族が応援してくれた。泣きそうになる。

前半順調。いざ後半へ。実は25kmぐらいでちょっと疲労感が出てくる。そんなところ、日本橋で再びオミノウェイズの応援をいただく。ありがたい。

さて、残り12kmに入る。流石に足が痛くなってきた。主に太もも。

品川に向かうところ、早く最後の折返しがこないかとずーっと思ってた。あの信号を過ぎたら折り返しかな?あの見えるのが折返しポイントかな?って。去年走ってるから知ってるくせにね。

最後の折返しを回る1kmぐらい前に、すれ違いレーンで3時間のペーサーが反対方向に走ってくのを見つけた。次はあの位置にいないといけない、と思ったら力が入ったけど…ちょっと攣りそうになったので抑えた。今のレベルはそんなものよ。

やっと折り返して残り6km。あと6km、いつもの公園1周とちょっとと思うけど…これが長いのよねぇ。標識も通過距離じゃなくて残り距離になる。「あと5km」とか。それが減らない。

時計はもう見ないことにした。サブ3.5はできるので、あとはどれぐらい引き上げられるか。足もまだ動くしカラダも動くので、タイムを見ないで満足できる動きをしよう、と。

37km地点、消防署員の熊ちゃんが応援してくれた。去年も同じぐらいのトコロにいたよね、本当に辛いところで声を書けるのが上手だわ。もうだいぶ腰も落ちてるね…。

39kmの増上寺を過ぎる。12月のMINATOシティハーフマラソンをふと思い出す。あの時となじぐらいの場所でここからゴールまで3kmほど。

日比谷公園が見えてきて、ビル街に入れば後少しでゴールのはずなのに…ここが本当に長い。ビルの間から見える日比谷公園。日比谷公園は見えるのにゴールはまだ。

残り500mぐらいのところで、左前を走ってた女性が足を絡ませて倒れる。最後のスパートで足が攣ったんだろう。みんなそれぐらいの勢いで走ってる。遅いけどりょうすけもそうなのよ。ごめん、助けてあげられないけど、がんばれよ。

このビル街に入ってから本当に足の攣る一歩手前をキープして走ってる。こんなの初めてだ。ゴールまで200mの最後のカーブ、その手前で左ハムストリングが攣った。転びはしなかったがちょっと足を引っ張るように走ってゴール。

足つりそうになりながら走る、ゴール直前でハムが攣るなんて初めてだ。いい経験をした。そしてそれぐらいがんばれたんだな、って思った。

時計をみると、3時間16分。2分の「グロスお釣り」があるとしたら…3時間15分を切れたかな?というところ。いいじゃん。いいタイムじゃん。すごいじゃん、りょうすけちゃん。やったね。次は3時間切ろうぜ。

オフィシャルに近い記録、ランナーズアップデートの記録をみると、3時間15分以内になってるのは確実の様子。よかったよかった。自分の成長を見るのは大好きです。今は成長過程だけど、成長しなくなった時が怖いわ。

ラップも25kmまでは安定、その後どれだけ遅くなるのを遅延させられるか、になることがわかりますね。あたりまえですが、そういう能力がマラソンに必要なんですねぇ。

東京マラソンが終わって、達成感はある。今回もよくがんばった。

では次はどうか。思うのはぶっちゃけ、今日の体重は68kgで理想体重の62kgまで差がある。あと練習不足気味なのはある。質の高い練習を長くやってない感。体重下げて、濃い練習して、ケガを避ければ、次は3時間切れると思う。切ろう。自信はついた。まぁ条件がすっごく難しいのは無視して、だ。

応援してくれた家族、オミノウェイズのみんな、ネット経由でメッセージくれたみんな、ボランティアやスタッフ、沿道で応援してくれた皆さん、ありがとうございました。

来年も、満足する走りをするから東京マラソン2020に当選させてよ!