COVID-19の影響でリモートワークしているところですが、今日は職場に出てきました。ちょっといろいろやることがあってね。
いろいろやって、ランチを職場近くの豚丼屋でいただきました。ここはちょっと前まで肉バルだったのですが、店名替えてまでちょっと路線変更したようです。
うーん、特にこの丼に印象はありませんでした。普通の豚丼です。
そして、ちょっと早く職場を退出。
もちろん職場でしかできないことがあったのですが、なぜ自宅じゃなく仕事場に出たか。それは池袋で開催されている「魔夜峰央原画展」に行くためです!
2018年にお茶の水の明治大学関連施設で開催された原画展の追加展(って言葉ある?)という印象です。今回は場所も広く、百貨店のフロアを使うとのことでこれまで見てなかった原画が見られるのではないかと期待できますね。
魔夜峰央先生の原画展で注目の一つは、以下の説明でも触れている「漆黒のベタ」。
デジタル真っ盛りの現在ではマウスを1クリックすれば選択した範囲を「黒」で塗ることができますが、アナログなペンと筆で描く原稿には当然のように「塗り斑」が生じます。ですが、印刷されるとこの「塗り斑」は特に目だなくなるんですよね。白か黒かを印刷するコミックスでは「薄い黒」も「黒」になるのです。
そこで魔夜峰央先生の原稿を見ると、黒塗りのところは印刷したかのような「黒」がそこにあります。この「黒」は、本当に吸い込まれそうになる「黒」ですよ。
名作「Fly me to the moon」の表紙絵もあります。もうね、この「黒」を、細くてしっかりした線を楽しみたいのに、ここの会場は光源技師がだめすぎてです。写真を撮りたくて、ではなくて普通に見るのにもライトや背景が入ってしまうようなセッティングになっています。もう少し下に向けるだけで全然違うのに…。もったいない。
フランス革命の小説を書きたいから、と部下のタマネギを連れてタイムワープして現地を視察、部下のタマネギを革命の真ん中に置いていく名作「忠誠の木」のネームはここでも展示されていました。不思議ですね、ネームみてるだけで絵が出てきます。
巷では名作とされていますが、国王パタリロの強欲深さで一人の部下が死んだだけやん、という「FLY ME TO THE MOON」のネームである。ありがたやありがたやw。「未発表」とありますが、これは明治大学関連施設でも展示されてた気がします。
ここでは「パタリロ!」のスピンオフ作品の原画もありました。
そして「跳んで埼玉」の生原稿。
「親バカ日記」の表紙絵もありました。これは初めて見た。この単行本は実家にいる大学生の時に買った気がするので1999年ぐらいじゃないかな。
2001年発行だと東京で買って、実家に持って帰ってきたのかな。この作品で「黒ダイヤ」を知り、ちょっと興味を持ちましたが…一回指輪を買ってみたけどあまり気に入らなくてそのまま放置になってますね(笑)。
展示会終盤はブックグラフィーです。
水木しげる漫画大全がありますが、ここに魔夜峰央先生の作品があるのかしら。触れないので中身を確認できませんでした。「ダジャレ王」とか懐かしいですね。まだ実家のトイレに置いてあります。(トイレが本棚になってる)
このギャラリーでえ気になったのはこれ。ちょっとほしいなぁ。メルカリで探してみましたが販売中のはありませんでしたね。気が付いたらも一度検索してみます。
最後に、有志でパタリロ像を作ることになってたのが展示されていました。
有志の名簿もあります。すみません、このイベントは存じなくて出資できませんでした。
売店で数点買ってまいりました。原画展のパンフレット、仕事を選ばないでおなじみのkittyちゃんとのコラボしたメモブロック、絵葉書を買ってきました。
我が家では旅行やイベントなどのたびにポストカードを買ってくることにしています。こうやって廊下にポストカードを貼っています。
今日、この一つに魔夜峰央先生のイラストが迎え入れられたことを誇りに思います!
COVID-19の中、外出してきたので、妻ちゃんにケーキを買って帰りました。
魔夜峰央原画展、面白いのでよかったら!