月別アーカイブ: 2012年11月

「うまい酒の科学」を読んだ。

ちょっと前に本屋で見かけて面白そうな内容なのと、著者が「独立行政法人酒類総合研究所」という、「え?公的機関にそんな名前のトコロあんの!?」という釣り針にみごとに引っかかり購入した一冊。

うまい酒の科学 造り方から楽しみ方まで、酒好きなら読まずにはいられない (サイエンス・アイ新書)

独立行政法人酒類総合研究所は本当に実在し、酒税の適用などを行なっているそうです。つまり、ビール党である我々としては憎き相手。メーカーによる発泡酒・第三のビールの努力を「無駄無駄無駄無駄ぁ」って叫びながら「税金よこせゴルァ」と言っている部門ということだ。オイオイ、けしからん部門じゃねーかw

そんな機関が、お酒の知識を清酒・焼酎・ワイン・ビール・スピリッツとブランデー・リキュール・その他醸造酒・合成清酒・みりん・粉末酒・雑酒にわけて浅く広く歴史と作り方を教えてくれる。

いや、正直楽しんで読めましたよ。めったに飲まないブランデーはウィスキーと同じ穀物から作る蒸留酒かと思ったらあれ葡萄から、ワインを蒸留して作るお酒だったんですね!全然知りませんでしたわー。焼酎の甲乙も作り方で蒸留方法が違うぐらいしか知りませんでしたが連続式・単式の違いがはっきりわかったのはこの本のおかげです。ええ、不勉強なだけですよ。だってただの酔っぱらいだもの♪

あとは、「山廃仕込み」が「山卸(やまおろし)」という蒸米とこうじを混ぜたものを櫂(かい)ですりつぶす作業があるんだけど、これを速醸酛(そくじょうもと)と呼ばれる強い乳酸菌を使うことで止めたから「山廃」というってのが一番「ぺー」って思ったかな。

あんまり酒の事良く知らない人は為になる一冊だと思います。日頃飲む専門の人もちょっとかじってみるといいかもよ。

最後に、愕然とした一文を引用して今日の日記を終えましょう。

焼酎の酔い覚めのよさを指摘する人がいます。その真偽のほどは明らかではありませんが、一般にお酒は料理をきちんと食べながら適用を飲むと、酔いが軽減される傾向にあります。正しい飲み方があっての酔い覚めの良さなのかもしれません。

 

 

ガ━━━(゚Д゚;)━( ゚Д)━(  ゚)━(   )━(゚;  )━(Д゚; )━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!

うん、やっぱりそうだよね…。

3年ぶりにたん清 タンシチュー

秋葉原で営業する焼肉屋「たん清」で、店の掲示板でお知らせのあった木曜日だけ提供されるタンシチューランチがあるんです。2002年ぐらいから数年前まで足しげく我が空腹を満たすために通っていたのですが数年前、メディアに出たのか元々行列はあったけどそれが更にすごくなって100人ぐらい並ぶようになったため足が遠のいていました。

しかしもうそろそろ食べたい熱が出てきましてね、掲示板をチェックすると今日はランチ営業するっていうので今回は並んででも食べようと思ってね。ええ、お熱なんですよ。

11時半営業開始のこのランチ、過去は11時20分に会社を出て5分歩いて店の前に行けば10人ぐらいしか並んでなかったのですよ。それが2009年頃の記録だと同じ時間に行って50人ぐらい並んでて諦めた記録があります。店のキャパは36人なのでファーストロットに入れないと+20分待ちとか面倒くさいので時間確保して11時に会社を出て11時10分に店頭に。すで10人並んでた。よし、正解!この時間ならファーストロットに行けるんだな!

そして久しぶりの対面です。ドーン!

りょうすけのひろい食い」の履歴をみると…2009年11月以来という実は3年ぶりですか。時がすぎるのは容赦無いですねー。

相変わらずボリュームのある麦飯、そしてメインのタンシチュー。シチューに隠れてるぶつ切りタンどもも健在です。本当なら「肉リフト」などしてその実力を撮影するとろこですが…箸つけたらそんな気起こるわけねーぐらいおいしいのでそのへんはご容赦ください。次回がんばります。たぶん次回も無理でしょうけど。

ボリュームも味も相変わらずで大変満足でございます。おいしゅうございました。

野郎ラーメン秋葉原店。この豚野郎が!

本日はお弁当なしでランチは外にくりだします。最近外で食べる時がラーメン率高いのは、なるべく新規の店に行こうとしているのと「秋葉原 ランチ」で検索しても広すぎて面倒くさいので「秋葉原 ラーメン」で検索キーワードから絞り込みすることでベストアンサーへの近道をですね…ええ、ラーメンが食べたいだけですがなにか?

というわけで、今日は前から気になっていた「野郎ラーメン」秋葉原店に来て見ました。同僚と店の前に来たら「え、二郎系!?」というのですが看板のメニュー画像をみると…そんなに激しくないし二郎じゃないんじゃないか?とおもったのですがインスパイアになるんですね。うまければどうでもいいですが。

 
入店は13時20分頃、外にならぶということもなく入れましたよ。中は1階カウンターとテーブル、二階に座敷があるそうです。りょうすけは味噌豚野郎ラーメンを注文します。

 
炒めたもやしがてんこ盛りでニラ、チャーシュー、一味が乗ったラーメンが来ましたよ!麺は太すぎず細くなく。チャーシューもそんなに厚くないし、りょうすけ的には二郎系でもインスパイアでもないように見えるんですけどね。麺ももやしも食べごたえあるし、スープの味噌味もちょうどよく、ちょっと飽きた頃にテーブルにあるニンニクや胡椒を降れば最後まで食べれます。これだったら二日酔いでも食べれそう。

おいしゅうございました。お腹いっぱいで会社から帰るときもお腹すいてませんでしたよ。
たまにこういうがっつり食べたい時があるのでその時にまた来たいと思います。

そういえば、「通うと店員から豚野郎扱いされるラーメン屋 / 変な汁も置いてある」にあるように「『豚野郎ラーメン』を購入。着席して待っていたところ、カワイイ女の子の店員が「豚野郎のお客様~♪」と言いながらラーメンを持ってきた……。」なんて事はなく、食券購入後に番号札を渡されてラーメンもその番号で呼ばれて届きましたよ。「おい、36番。味噌豚野郎だよ!」ってね。← 最後だけ嘘です

豊島屋酒造内覧会に行ってきた

東京都東村山市に豊島酒造という酒蔵があり、そこの一般公開があるというので電車で行って来ましたよ。初めて東村山駅で降り、改札を抜けると蔵開きの樽案内が出迎えてくれます。これはココロおどるねー。駅を出ると…え、本当に東京なの?なんだか俺の地元に似てる…という微妙な感じを味わえます。「俺、こんな田舎なんか出てって東京行くんだ!」って行ったら田舎よりイナカだったって感じの。←怒られるで

酒蔵までは駅から徒歩15分ぐらい歩きます。初めて来たトコなのと、結構道が開けているので15分の道のりも遠く感じます。たぶん本当に15分ぐらい。あと田舎道だから「本当にこの道でいいの!?」な事もありますが、そこは自信を持って地図を確認して、できればスマホでナビなどしつつ行けばいいんじゃないでしょうか。都会派なりょうすけ一家はそんなの関係なくたどり着けましたけどね。←自慢になってるの?

そして酒蔵に着くと…意外に人がいっぱいでびっくりします。

 
入り口すぐ、早速試飲。今年できたばかりの新酒が振舞われます。フルーティーで美味しいお酒だったなー。瓶口のは別の受け付けがあるんだけどこちらもなかなか。そばに仕込み水があり飲めましたが、なんとなく固めの水に感じます。東京の水ってすごいんだなぁ

 
さて、ここから少し蔵見学しましょう。主力商品は「金婚」らしいですが…正直見た事無いですが近所で売ってます?商品の中には「萌」ラベルのお酒もあるんでしょうか。
しかし商品についてはりょうすけが知らないだけで、実は400年の伝統ある酒蔵。そこは道具もしっかりしてそうですね〜。りょうすけはよくわかんないですけど。
あれ?壁に…。

 
あ、マックロクロスケだ!

酒作りの資料も展示してます。ここでは麹を食べて見ることができました。麹って甘いんですね。

 
外では賑やかにバンドまで出てます。ステージが用意されててこの時はスペイン語バンドでしたが漫談とかもやってたようです。社員なのかな?

とりあえず、蔵を見終わって外にでると、みんなすでにデキあがってます。中にはお弁当もってきて家族でくつろいでる人もいますよ。瓶での新酒や枡酒の販売、焼き鳥や揚げ物の屋台も出ててこれは呑める。そりゃみんなこうなるわー。俺も飲みたいわー。

 
あなどってた。正直東京の片田舎にある酒蔵だから見学者もそう多くないだろうとあなどっていた。そしてこれぐらい準備されているものとは。これはちゃんと準備してから行かねばなるまい。よし、来年はお弁当つくって、ちゃんと金婚飲んでみてから行こう。