月別アーカイブ: 2014年2月

駒込 KABO 霜降り中華そばとチャーシュウご飯で肉々ランチでい!

駒込のお客さまのところに用事があったので今日は駒込駅から北に5分ほど歩いたところにあるラーメン屋KABOに。半年ぶりかな?

久しぶりだと新規開拓してた時のように一番お勧めっぽいもの注文したくなっちゃうよね。というわけで、霜降り中華そば。そしてチャーシュゥご飯で肉々しく行きましょう!

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細麺、スッキリ醤油味に、ちょっと匂いの強いチャーシューのラーメン。厚切りチャーシューにポン酢ジェルっぽいものと玉ねぎ、ネギをまぶしたチャーシュウご飯。最強の組み合わせであります。

おいしゅうございました。ごちそうさまでした。

結局新しくスマホ買った。

アメリカ企業Googleから中国企業Lenovoへの売却が報道されたアメリカの通信機器メーカ。そのメーカーが、まだGoogle傘下だった頃にリリースしていたGoogleの名がついたスマートフォンを注文したのは2月3日の月曜日。そう、ドコモのスマホN-04Dでは、B-MobileのSIMでテザリングができない、と気付いた日。

テザリングに専用APN接続させるなんて、MVNOへの嫌がらせ以外のなにものでもなくて本当にドコモはクソですね。

というわけで、ヨーロッパや香港のスマホ通販業者を見てたら2013年の11月にリリースされたそのメーカーの廉価版スマホが目についたのです。日本円で2万円台で結構なスペックのスマホが買える。さすが端末を広めるだけ広めて情報収集したい会社Goolgeはハイスペックでもこの値段で配布しようというところがケツの穴の小さい日本のキャリアとはひと味違いますな!

ということで、handtecで注文すると税金と輸送費で2.8万ぐらいかかるのとちょうど旧正月シーズンらしく特売なのでそこを狙ってexpansysを初めて利用することにしました。

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そしたら大陸の人って本当に旧正月仕事しないのね。注文がリアルタイムで在庫表示に反映されてないのか注文当日在庫26個といってた商品が翌日在庫なしになってイギリス倉庫から移動中とかぬかしよる。あいつら3日までメールすら見てないということがなんとなくわかってとても頼もしいですね。

2週間ぐらい待つかとN-04Dで仕方なくすごしてたら意外と一週間で届いた。そしてリリース当初はAndroid 4.3だったそうだけどネットにつないだ瞬間4.4(kitkat)が降ってきたよ。さすがある意味Google端末!

そして数日つかってみたら十分使える。この端末はLTE対応してなくて、3Gでの利用になるのでb-mobileの通話SIMではもっと遅くなるかなと思ったのだけどそうでもない。では計測サイトで実測してみましょう。

ドコモLTE XiをN-04Dで使った場合の計測値。LTE端末で、LTE電波掴んでるところで計測した。自宅最寄り駅は2.84Mbps、山手線某駅ホームでは5.15Mbpsだった。

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b-mobile 通話SIMをN-04Dで使った場合の計測値。こちらもLTE電波を掴んでいるところで計測。自宅最寄り駅周辺では400.7Kbps、山手線某駅ホームでは1.46Mbps。

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b-mobile通話SIMを新しいSIMで使った場合の計測値。こちらは端末が3G対応LTE不対応なので3Gで計測。自宅最寄り駅では2.21Mbps、山手線某駅ホームでは2.15Mbps。

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あれ?意外と3Gが速いじゃない!以前、みんなが光回線になったからADSLが意外と速くなってるのと同じような状態なのかな?しかし、これは嬉しい誤算で十分使えるレベル。

あと電池の減りが全然違う。N-04Dは1500mAhのバッテリー容量でこのスマホは2000mAh。N-04Dは自宅から会社までの間で残り30%しかないとか普通だったのに12時間で残り77%までしか減ってない。しかもまだ51時間も持つとか言って、どんだけタフなんだこいつ!ってレベル。N-04Dがクソすぎなのがよくわかるね!ちなみにGPS, Bluetoothは切ってWifiと電話回線、アプリはN-04Dで使っていたのをインストールして使っている状態でのバッテリー状態です。

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心配なのはこのスマホはSDカードスロットがない、バッテリーが取り外せないぐらいかな。まぁなにかあった時、その時はその時だよね。というわけで、比較的安価で高スペックなタフスマホにキャリアとも移行できてかなり満足です。

オレはやっぱり土管だけが欲しいんだ。今までありがとう、NTTドコモ。

Scene 1. さようならドコモ

ドコモに限らないことですが、現状の携帯電話キャリアのサービスと値段があまりにも納得できない日々を送っているんですよ。

通話の基本料金はあんまり気にしてないけどパケット通信の基本料金とか定額接続がスマホでパケ死の足元見た料金とか端末代金とか「実質いくら」という詐欺まがいの営業トークとか。老人・子供相手の「かんたんスマホ」は無線LANは使わせないけどLINEは許可とかもうなに言ってんですか?って思うわけです。

そして4年契約してたドコモのサービスにも不満はあり、NOTTVやDから始まる各種サービス、迷惑メールフィルタが貧弱で未だに「URLの入ったメールは拒否しましょう」とかお前まだ20世紀なの?と思うSPモードメール等、使わないサービスのために払っている高額基本料金ってなんでそんなの払わなきゃいけないのよって思うのよ。

SPモードメールは2013年12月から「ドコモメール」というメールサービスが始まったおかげで迷惑メール登録もかなり容易になったようですが、遅いよバーカ!こっちはもううんざりしてGmailに移行しちゃったボケカスアホンダラ!

もうドコモのサービスなんか必要なくてネットに接続さえできればいい。
TwitterやFacebookに接続するのに回線以外でドコモに依存する必要ないよね?
LINEに接続して友達と話すのに回線以外はドコモに依存する必要ないよね?
Googleハングアウトに接続して友達と話すのに回線以外はドコモに依存必要ないよね?
Gmailでメール読んだり出したりするのに回線以外はドコモにお願いする必要ないよね?

そうだ、オレはネットに接続できる土管が欲しいだけなんだわ。ドコモのサービスは何一つ必要ないんだわ。2年契約解約時にもうやめよう。このままドコモとの関係をずるずる引きずってもお互いのためにならないわ。もう大人になりましょうよ。とハンカチで涙隠しながら決めたんですよ。

というわけで、2014年2月ぐらいが2年契約縛りの解約日だと勝手に思ってて、その前に残ってるドコモポイント使ってやろうとドコモショップに行ったら1月中に解約しないと2年契約自動更新でその後解約には違約金(9,000円ぐらい)かかるらしいことを教えてくれたのであわててMNPした

Scene 2. 引越し先はb-mobile

前から狙ってたb-mobile通話SIMに。e-mobileも考えたけどソフトバンク網を利用しているということで、自分が4年前までソフトバンクと契約してた経験からやっぱり電波状況が貧弱なイメージが拭えないし、あのソフトバンクに依存するのはやっぱり嫌で、それを考えるとドコモ網使うb-mobileの方が安心できるかな、とね。ドコモ網でつながらないならしょうがないかって思いますもん。

料金はドコモの時に「タイプXiにねん」と「Xiカケホーダイ」、「Xiパケホーダイライト」ともろもろあわせて7,000〜8,000円。b-mobileは通話基本料金が1,560円と「3GB 高速データオプション(速度制限なし)」で1,560円なので基本料金だと3,120円から。通話料は20円/30秒なのはドコモもb-mobileも同じ。カケホーダイはないけどそんなに電話かける事ないのでこれならドコモの半額ぐらいで運用できるという皮算用。

さて、そのB-Mobileですが、ちょっと使った感じではドコモに比べて体感的に遅くは感じるけど特に問題ないかな。TwitterとFacebookのSNSと路線・地図検索程度しか使わないし、自宅と会社では無線LAN接続するから移動中での利用を考えるとそんなに速度も必要ない。旅行とか行った際には遅い、とか感じるかもだけどこれまでの旅行とかもあまりスマホいじるタイミングなんてないのでそんなに変わらないんじゃないかな。

Scene 3. b-mobileの通話SIMを実測

実感だけだと説得力無いので速度を実際に計測サイトで測ってみた。

まずはドコモのLTEであるXi契約での下り速度。スマホはNECカシオのN-04D。二箇所測定は最寄駅周辺と、新宿区の某山手線駅ホーム。自宅最寄り駅周辺は下りが5.15Mbps、山手線某駅では2.84Mbpsでした。

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b-mobileが届いてから、同一端末のN-04Dで同じように計測すると、自宅最寄り駅周辺は400KBpsで同じ山手線駅では1.45Mbps。ドコモと10倍違う、となるとやっぱりMVNOには帯域絞られてるのかな、って印象を持つ速度ですね。

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とは言いつつ、電車内でネット調べ物するぐらいだったら全然平気。ちょっと遅いな、と思う程度で実感はそんなにストレスじゃないしかし、問題は1つあった。

Scene 4. b-mobileの通話SIMをドコモスマホで使う時の問題点

テザリングができない。b-mobileのサイトには注意書きがある。(よくあるご質問|http://www.bmobile.ne.jp/sp/faq.html)

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そんなん接続できちゃえばなんとかなるんじゃないの?と思ったけどドコモのスマホはそうでもないらしい。Androckというサイトにそんな記事が。(DocomoスマートフォンでMVNOのSIM利用時のテザリング注意点|http://androck.jp/news/topics/docomo-smartphone-mvnosim-tethering/)

androck.jp_news_topics_docomo-smartphone-mvnosim-tethering

Scene 5. さて、どうする…?

これはNexus5買えってこと?

rootとればドコモのAPN設定を変更できるようだけど、N-04Dのroot取得情報ってないんだよね。悪あがきしてFoxFiというroot不要WiFiルータ化アプリがあったけど、りょうすけのN-04DではHotSpotとして利用できなかった。原因は調査してない。

というわけで、ドコモ脱出は果たしたけどテザリングできなくて悶え中。

尾玉なみえ単行本10巻到達記念祝賀会に参加してきた。

尾玉なみえという漫画家をご存知だろうか。絶版漫画家とか打ち切り漫画家とか、よほど面白くない漫画を書いていることが想像させられる二つ名を持つギャグ漫画家であるが、集英社の赤塚賞を獲ったりもしてる実力派漫画家だ。

りょうすけが尾玉なみえ作品に出会ったのは大学1年の時だから1995年ぐらいの少年ジャンプ。「エスパー少年ねじめ」の連載が始まったところを借りたジャンプで見て、「これはすさまじい天才が出てきなすった!」と思ったものです。(注: ごめん。書き終わってから裏取るために調べたらジャンプでの連載だった。1995年に衝撃を受けたのは「セクシーコマンドーすごいよマサルさん」だったわ。メンゴー。)

それから毎週雑誌を借りては「ねじめ」だけ読んでたのに…20話で打ち切り。その後連載始めては打ち切り、始めては打ち切り、当時盛り上がっていたmixiの尾玉なみえコミュをウォッチしてないと新刊情報を得られないレベルまで消息不明度がアップ。それでもなんとかウォッチして今まで出てたものはキャッチアップしてたかな。

我が家にある尾玉なみえコミックスはすべて初版なんだけど、初版以降の増刷はあったのかは確認してない。

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そんな中、現在講談社で連載中の「マコちゃんのリップクリーム」が10巻発売という、二桁だぜ?二桁!というイベントが開催された。当初は赤羽ハーフマラソンに参加するので参加できない予定だったんだけど、雪で中止になったので来てみた。

会場は台場のTokyo Culture Culture。Zepp Tokyoの2階のイベントスペースって、Zeppの上にこういう場所があるって知らなかったよ。上は観覧車だけだと思ってたもん。前売り券だけで既に満席なんだけど、天候の状態などもあるので欠席者分だけ当日券が出るらしいとのことで、りょうすけともう一人が当日券で入場。

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料金を支払って空席を探そうと思うと、ステージにコミックス10巻の表紙の原画と思われるキャンバスが。やっぱりプロは作り方が凝ってるわー。

会場は横長で、中央奥にステージ、客席は長机でステージの周りを囲む感じ。もう全然見難いんだけどそこはプロジェクターとかでカバーしてるのでトークを聞くことに特に問題はない。

司会はデイリーポータルZなどで群馬ネタなどをイラストを交えて記事にしている北村ヂン氏、ゲストは過去と現在の尾玉なみえ担当編集者3名(メモによると名前はイノウエ、マスダ、オガサワラ)。投稿時代から赤塚賞受賞、デビュー、連載開始、打ち切り、連載開始、打ち切り、今に至る編集者と尾玉なみえの確執などのトーク。

途中、思春期を尾玉作品に毒された熱血ファンによるライブや、なんかよくわかんないし調べる気無いけど「あかりちゃん」とかいう元アイドル?の便乗トーク等があり、最後は「尾玉なみえ検定」の答え合わせ。オレ、1問しか答えられないでしかも間違えたわ。ちなみに一番正解した人で6問、ほとんど1,2問しか回答できないので平均点はたぶん1.5ぐらいだと思う。

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2時間のイベント退場前は前売り券番号順番で原画とか落書きとかをもらえるコーナーに。当日券なんで最後だし、今日は大きなカバンで来てないからもらっても…なので諦めて帰ってきた。

今回のイベントでの発見を箇条書きにしてみよう。

  • 「おたまなみえ」ではなく「おだまなみえ」
  • 大阪在住なんだ!
  • 打ち切りが決まった時は編集に罵詈雑言、しかし一方持ち上げるのも上手い。
  • 低所得者層が見たい、とファミレスに行くってエピソード
  • 「心が綺麗だったらあんなマンガ描けません!」
  • 「マコリプ」の表紙は3巻毎にコンセプトを変えている。
  • 「マコリプ」の売れ行きは巻数が進んでも全然下がらない。つまり固定ファンが必ず買っている。
  • ギャグ漫画家はシャイ。
  • 「お前が病気なのはカラダじゃない!」
  • 華倫変と仲が良かった
  • 浮気・婚活エピソードは一部実話

想像したとおり、濃いスピーカー・濃い客・濃い内容だった。濃いスピーカーの一部は自ら「便乗商法」となのり営業かますほど。バンドガールはいいけど、元アイドルかよくわからない文化人は何しに来たの?感でてたりでイマイチだったな。全体的に面白かったので20巻で次回とか待てないし来るかどうかもわかんないから4年に一回ぐらいのペースで定期イベントするのがいいな。

最後、スピーカーと司会のまとめで、散々尾玉なみえの悪いところを挙げたが作品に対する情熱はさすがプロと締めたのは印象的だった。あの天才を掘り起こして世に出すためには少なからず犠牲者が必要で、それは生贄で絶対必要な要素であるわけです。天才の横にそっと拳を握り我慢し続ける編集者や周辺関係者に感謝をしながら俺達は作品に向き合わねばなりません。
尾玉なみえ先生に置かれましては今後も継続してマンガを書き続けて頂きたく思います。出せば買うから!(雑誌は読まないけど)