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些細なことでも読者からのレスポンスはチカラが湧く。

sd-2016-06ほら、りょうすけは売れっ子漫画家じゃないですか。
月刊IT雑誌に、1ページだけど漫画を連載している人気漫画家じゃないですか。
だけど、バレンタインデーとかトラックでチョコレート来ないし、誕生日にトラックイッパイの牡蠣が来ることもなかったね。

…なんでだろう…

すみません、売れっ子ではないですし、人気も無いんじゃないからですね。
なんでそんなことがわかるかって?そりゃ、レスポンスがないからですよ。

Twitterも、Facebookも特に関係者以外の「イイネ」ないし、毎月雑誌発売日に宣伝ついでにつぶやいてますが特にRTや「イイネ」もそんなに来ません。
連載始めてからフォロワーも特に増えてません。増やすのが目的ではないのであんまり気にしてませ…いや、正直じゃっかん気にはなってます。

たまに勉強会で自己紹介で「SDで漫画描いてます」って言うと「SDって今マンガが載ってるの?」って言われます。
もう3年やってるのに。(「SD」は雑誌の略称ね。)

そんなりょうすけも一年に一度ぐらいは特集の執筆依頼が来ます。ありがたいことです。
すっごく忙しくなければりょうすけも断りません。
今回は、Linuxというコンピュータ用オペレーティングシステムで、ユーザが対話的に利用するbashの再入門、を目的とした記事と伺って執筆を引き受けました。

りょうすけの記事は、とりあえず自分の経験と調査で改めて発見したことをなんとかして便利そうに表現することを目標にしています。
これまでの書籍や記事もそうでしたが…あんまりそう思われてないかもですがそうなんです。
たまに日本語が激しく乱れててご迷惑おかけすることもありますが、本当に申し訳ないと思っています。

そんな特集記事を執筆したのが6月号で、先日8月号が発売されました。
読者からの投稿が載るのは2本先の号なんですよね。
届いた見本誌の、読者投稿欄をドキドキしてみると…ひとつ…明らかに一つだけがりょうすけの記事への感想文。

gihyo-sd-2016-08-readers
それ以外は、他のコメントは他の執筆者へのコメントでしたね。
1人でも、りょうすけの記事がその人のためになったのであれば幸いであります。

よし、頑張っていこう。

批判されるのは好きじゃないけど、何もレスポンスがないよりはマシなのよ。

10年目の「Linuxコマンドポケットリファレンス」は改訂3版にまでなりました。

[改訂第3版]LinuxコマンドポケットリファレンスIT技術の進歩は早く、トレンドも毎年出てきては消えていき、去年買ったパソコンやパーツは今年すでに古い、物足りないものになっていきます。

そんな中、りょうすけの技術評論社のご好意で執筆させていただいた「Linuxコマンドポケットリファレンス」が10年目の今年に改訂3版をリリースすることになりました。初版が2005年5月、改訂版が2009年4月、その後5年の時を経て改訂3版です。10年も継続させていただけていることに本当に感謝しています。

著者が欲しいコマンドリファレンス」を目標に執筆していた本書、改訂というと「まー、ちょっと直しておけばいいだろう」ぐらいの気持ちでやったんじゃないの?と思われるかもしれませんが、日進月歩のこの業界でそんなこと許されるわけないじゃないですか。もちろん「定番ネタ」だけ集めればそれはそれでイイのですが、なるべく新しい物を追う事を考慮しているのでほとんど書きなおしました。ちょうど1ヶ月前にリリースされた最新安定バージョンでの動作確認だってしてます。この改訂では扱うコマンドもさらに実用的なものに変更サンプルもさらに充実させています。

残念ながらこの書籍にはりょうすけのマンガは入ってません。ご注意ください。

さて、この本の裏話とかはあまりないのです….ああ、もう本当に脱稿が遅くて編集には本当にご迷惑をお掛けしたとか…あとは、ピクサーのエンドロールにある「Production Baby」を真似しました!「トイ・ストーリー」や最近では「ベイマックス」などのピクサー、ウォルト・ディズニーアニメーションスタジオ制作の映画にはスタッフ名などが列挙されるエンドロールの一部に、製作中に産まれたスタッフの子供の名前を挙げる「Production Baby」というのがあります。今回はりょうすけに第二子が5月13日に産まれましたので、巻末の著者紹介に印刷に回す直前だったのを無理を言ってねじ込んでもらいました。ええ、りょうすけの「お遊び」なので書籍の内容には全然影響しないですね。すみません。

この書籍は電子版もあります。新しく買っていただいた方、改訂版から買い直していただいた方、全てのご購入頂いたみなさまの机の上で、末永く役に立つ事を願っております。よろしければ!

2014年の夏休みにできなかったことー!

9月19日(金)から28日(日)まで遅い夏休みをしてました。

夏休み前は、「休みになったらあれやってー、これやってー、それもやるんだー」と思っていたのですが、いろいろできませんな。面倒なので目標と達成したものをまとめましょう。太字ができてない項目です。ええ、ほとんどですね。

  • ランニングフォーム診断
  • 愛知に帰省
  • 静岡に帰省
  • りょうすけの祖母の卒寿祝い
  • 相方の祖母の米寿祝い
  • 庭の芝刈り
  • 証券会社のアカウント復帰
  • ニラを植える
  • PCリサイクル申し込み
  • 新しいラップトップの構築
  • 銀行の口座変更
  • RSSを完全消費
  • メールを完全既読化
  • あのサイトの証明書取得
  • コマンド本改訂の執筆
  • マンガのネタ出し
  • あのサイトのデータバックアップツール作成
  • 積読解消(1冊も読めてない)
  • アニメ消化(キルラキル、マギカ)

保育園にいつもどおりムスメを送りに行くと、いつもはスーツのお父さんが短パンだったりします。いつも短パン・サングラスなりょうすけは夏休みでもかわらないわけですが、普段は「これから仕事に行きますよ」なヒトが明らかに休日雰囲気を出すと保育園の性格上なにか小言を言われないか心配になります。ええ、余計なお世話ですね。

というわけで、夏休みが終わりました。だるー。

「いぶり暮らし(1)」の話

「いぶり暮らし」というマンガを買いました。

客先に行く途中の時間つぶしに入った本屋で、魅力あるタイトルに引かれて購入したコミックスのタイトルです。ジャケ買いなんてすごーく久しぶり。

いぶり暮らし 1 (ゼノンコミックス)
バイトの男(24歳)とカフェ店長の女(26歳)が同棲生活を彩るスパイスとしていろんなものを燻製して食べるストーリー。

最近このようなグルメ漫画が結構流行ってますよね。お店に食べに行く系自作する系と分かれたりしてますが、りょうすけはどっちも好きです。しかし、りょうすけが読んでるものが偏ってるからかもしれませんが、この「いぶり暮らし」はイマイチな作品に見えました。燻製に焦点を当ててるのはとてもいいのですよ。このまま続けられるのか心配ですけど。なんでイマイチに見えるのか考えてみましょう。

まずはりょうすけが読んでるグルメ漫画を見てみるとして、「孤独のグルメ」ってありますよね。

孤独のグルメ 【新装版】 孤独のグルメ Blu-ray BOX
原作は一冊の単行本ですが最近は深夜にドラマもやってます。りょうすけも録画して毎週見てます。この作品は、オッサンが一人でひたすら飯を食べる物語です。身近な街の、行ったこと無い店舗に勇者のように入り、ひたすら美味しそうに食べるのは不思議なドラマに見えますが結構おもしろい。

この作品はとても共感できます。

次に、「めしばな刑事タチバナ」。原作がコミックで深夜ドラマにもなりました。

めしばな刑事タチバナ 1 [立ち食いそば大論争] (トクマコミックス) めしばな刑事タチバナ Blu-ray BOX
この作品は、刑事のオッサンがチェーン店からカップ焼きそば、ツマミの缶詰までウンチクたれながら飯の話をする作品です。牛丼チェーン店の歴史や立ち食いそば屋の話とか絶対他で使えない知識が得られます。いなばのタイカレーはこの作品で知りましたね。

この作品はとても共感できます。

次は「きのう何食べた?」です。

愛がなくても喰ってゆけます。 きのう何食べた?(1) (モーニング KC)
「愛がなくても喰ってゆけます。」を読んでからホモ漫画家のよしながふみの作品はチェックしており、この作品も具体的なホモ描写はないにしてもホモカップルが毎日のご飯を楽しむ生活を描いた作品です。

特にホモ生活に共感はありませんがご飯は生活に反映できるので面白く読んでいます

あ、わかった。「いぶり暮らし」がイマイチに見える理由がわかった。「リア充」マンガだからだ。燻製はしたくなるけど、描写される生活に共感できないからだ。いやぁ、りょうすけって心狭いんだなぁ

あと、30分温燻するからってコンロの火をつけたまま二人でタバコ買いに行くのはどうよ!?

あ、でもね。これはいいルールだと思ったんだ。

iburi-2014-09-03-01