月別アーカイブ: 2018年10月

半月Zwiftしてないのでペース作るためにトレーニングプランに参加するよ!

9月の「Tour of Innbruck」以降、ハセツネの試走や本戦などもあってZwiftに触れられず、気がついたら半月以上乗っていない。月に10ドル払ってるのに、乗ってないなんてもったいない!

とは言え、「Tour of なんとか」のイベントが結構面白くて、イベントがないとちょっと手が伸びなくなってしまっているのは事実。これから冬シーズンで、バイクに乗らなくなってしまう季節。これでは冬にトレーニングできない。パワーアップできなくなってしまう。

そこで、5月のZwiftアップデートで導入された「トレーニングプラン」を採用することにした。

http://community.zwift.com/news/6514-zwift-how-to-starting-a-training-plan

これまで用意されてた「ワークアウト」は、それぞれを30分から60分程度で1回行うものだった。ある程度グループになってワークアウトできるのもあったけど、それはいつ消化してもよいワークアウトの集合だったのね。

「トレーニングプラン」は、レースなどの開催日を目標に実施日を散らせて実施できるワークアウトの集合。ちなみに、まとめて片付けることはできない。1日に複数のワークアウト実施はできないので、ちゃんと時間を作って、計画的に乗る必要がある。

一日一回、一週間に数回はレストの日があるので追い込みすぎないで良いよね。レストの日は外をランニングしてもいいし、外にライドに行ってもいい。気軽に外ライドは行かないけど。

というわけで、FTP Builderのトレーニングプランを、今日は月曜日だから今日から始めてみた。

そんなに強度の無いワークアウトだったので淡々とこなしました。今週の次は火曜日、水曜日はレストで木曜・金曜と続きますね。これ早朝トレーニングにぴったりだわー。

三日坊主にならないようにしなければ。

朝は雨で早朝ラン中止にして…フルマラソンまで時間無くて焦るなぁ。

朝は早朝マラソンを予定していましたが、結構な豪雨だったので中止にしました。

30kmのLSDとかしないとなー、って焦りましたが、先週70km走ってるんだからロング走は要らなくね?ってなりました。

うん。安心した。

マンガとか特集とか改訂とかあったのにムスメたちを寝かしつけてそのまま朝まで寝てしまいましとさ。やべぇ。

第26回ハセツネCUPに参戦、山の中で18時間半走って見えたものは。

序章

第26回日本山岳登山競走、通称「ハセツネCUP」に参加しました。フルマラソンの41.2kmが最長距離の私が、なぜハセツネにエントリしたのか。

2017年12月のある週末、IZUトレイルに参加したっていう友人のFacebookエントリを見てちょっと刺激され、「トレイルも面白そうだなぁ」と思っていたら、2018年2月に予選とも言える「ハセツネ30K」に勢い余ってエントリ、4月のレースで「本戦」参加権利である1,000位内でゴールし、5月に「本戦」にエントリしてしまった。我ながら、アクティブだねぇ。

今回の完走には、試走から本戦を一緒に走ってくれたホウヤさんのご協力があってのこと。本当にありがとうございました。

台風通過後の運営の対応

台風24号の傷跡は思ったよりひどかった。instagramに上がってるコース復旧作業について、スタッフによる画像を見ることができる。これを1週間で整理してレースを開催できるところまで持ってきたことに本当に感謝の言葉しか出てこない。

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ハセツネが中止にならないかなーと淡い期待をしてましたが、なんか開催されそうなのでもう諦めました。 . そんなことよりもハセツネのパンフレットを熟読して気がついたことがあります。 なんとゼッケンナンバーが年齢順!なんなら、僕ぐらいになるとナンバー見ればその人が20代なのか、30代なのか、はたまた40代なのかも分かるようになってしまいました! . これでハセツネに向けてまた一つ死角がなくなった!うおーやってやるぞー! . #ハセツネ #ゼッケンナンバー作戦 #効率化 #長谷川恒男 #キツイ中にも楽しみを求める #ハセツネでナンパ

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準備

トレラン初心者のりょうすけちゃん、30Kの時も、トライアスロン仲間のホリウチさんの協力で試走メンバー招集、実施してもらった。「本戦」もトライアスロン仲間のカネダさんと試走に行けた。ベテランに支えてもらって試走を数回できたのは、本当に恵まれた環境だったと言わざるを得ない。

今回の「本戦」に向けて、それなりの準備をした。

補給

補給食は5,000kcal用意した。今回のレースは未経験の70km、24時間走。胃腸がまずヤラれるのは明らかなので、なるべく固形な補給食を集めた。もちろんジェルも手軽なのでいれているけど、カロリーメイト風なやつとか、パワーバー的なやつとか、あとはくるみ餅。ジェルじゃなくてゼリーとか…これはあんまり変わらないかな。「男梅」という塩分も糖分も取れるキャンディーもカネダさんのアドバイスから用意した。画像左縦一列はクエン酸。100円ショップで購入した小分けの袋にカプセルにしたクエン酸を1gずつ4個を入れて、2時間おきに飲む予定。10個用意したので20時間は筋肉疲労を抑えて戦える。

当日は25度を超える真夏日になるとの予報。台風が持ってきた南の空気のせいで温かいんだって。これは夜も暑い、ということ。水分補給が心配だ。2リットルは最低持っていかなければならない規則だけど、追加は自由。3リットルもっていくか…悩んだけど3.5リットルもってくことにした。

前のハイドロに500mlが2つ、バックパックのハイドロに1,500ml、ペットボトル500mlを2本入れた。

夜対策

ヘッドライトは濃霧対策もした。LEDの白ライトは濃霧の際に乱反射して視界が逆に悪くなるとのことで、イエローのセロファンを貼ったりするとよいらしい。自動車のフォグランプみたいなものでしょ。

とりあえずアマゾンで探したらちょうど良さそうなのがあったから購入してみたよ。

複数の色のある製品だけど、この中から黄色だけ取り出す。後はムスメに上げました。そして髪ゴムで固定化。ヘッドライトはこんな感じ。

ハンドライトも同様に濃霧対策を施した。

画像にないけど、カフェイン剤も持参。8時間持つのを3つ持った。夜通し走るので必要かな、っておもいますが集中するための方が目的かな。

スタート前

スタートは13時だけど、受付が12時まで。体育館の屋根付き場所取りをするなら10時ぐらいには現地にいたほうがよいとのこと。9時に自宅最寄り駅を出て予定通り着いたけど、体育館はすでに一杯だった。

体育館からプールまで続く渡り廊下が屋根がついてたし、フタがないロッカーがあったのでそこを陣地にする。ロッカーが結構便利だし、雨降っても大丈夫そう。

荷物を置いて受付すると参加賞が貰える。なんと米5kg。これ持って帰るのかよ…。あ、準備してた補給食や水を飲んじゃえば5kgぐらい大したことないか…。あと、現地の子供たちが書いたと思われる手紙も入ってた。何を目指すのか解読不能であるが、子供の応援する気持は伝わりました。ありがとう!

開会式・スタート

暑い。すでに都心は25度を越えたそうです。汗ばむほどではないけど、動くと汗が出てくる暖かさ。

水を3.5リットル持ってきたのが正解かどうか…不安しか無いなぁw。開会式のみんなのバックパックもそれなりに大きい。たぶん水分が多いのだろう。

13時のスタート前。スタートの列は自己申告での列ができてる。なるべく前に要るほうが渋滞にはまらないのでもう一番速い10時間の列に並ぶ。去年の優勝者が参加者を鼓舞する。乗ってきた。13時に予定通りスタート。

一緒に走るホウヤさんの作戦で、最初の今熊神社まではなるべく前に行く。めっちゃがんばったなぁ。4min/kmぐらいの勢いで中学校からロードを1kmぐらい、廣徳寺までは結構必死で登りましたねぇ。その後1kmトレイルして、新多摩変電所から今熊神社までロード。

今熊神社を登った処で渋滞が発生。ホウヤさん曰く、ここまで渋滞にハマってないなら良く出来てる、と。確かにここの渋滞も500mぐらいダラダラ進んだけど、その後渋滞はなかった。後から聞くいた話、廣徳寺あたりで凄まじい渋滞がはじまっており、だいぶ時間をロスするらしい。ストレス無く走るなら確かに序盤ダッシュが良さそう。

だけど、このダッシュが結構りょうすけちゃんに効いててだいぶ水分を使うことになる。

結構なダッシュをしたからか、暑さからか上着シャツを伝って水が足に当たる。「こんなに汗かいてて大丈夫か?」って心配したら、後ろから来たランナーに「水がもれてるんじゃない?」って言われた。

バックパックのハイドロを確認すると確かにフタが開いてる。パッキンする部品がちゃんとしまってなかったのと、ダッシュの振動が響いたようでだいぶ水がこぼれた様子。500mlのペットボトルをバックパックのハイドロに入れて容量をはぶくことにした。

第1関門まで

7km地点にある予備関門の入山峠に出る。確か14時過ぎだったと思う。ここで一度ロードに出て階段を登る。りょうすけちゃんの予想ではこの階段で再び渋滞が来ると予想してた。ここで休めると思ってここまでダッシュしてきたら、階段がとってもスムーズ。休めないやんw。

2時間おきに止まってクエン酸を摂取、補給食もちょっとずつ食べる。休憩では水は500mlのペットボトルから給水。

試走で迷子になった8km地点のトッキリ場はいつの間にか通り過ぎてた。13km地点の醍醐峠を越えたところで攣りそうになったので、ホウヤさんにテーピングをしてもらう。だけどすでに汗だくになってた足には固着せず、すぐに剥がれてしまう。ちょっとペースを落として、補給に梅干しキャンディーを舐めたら攣るのがなくなった。

15.2km地点の醍醐丸に到着。17時、もう日が暮れ始めたのでここでライトを出す。しかし暑い。汗が止まらない。水も飲んでしまう。

三国山(みくにやま)はピークが「くるくる詐欺」で、じわじわきたわ。なかなか厳しかったなー。三国峠を超えると1時間程走れば第一関門の浅間峠。ここを22時までに通過しないといけない。りょうすけちゃん達はスタートから6時間後の19時に通過。

しかし、ここでバックパックの水が尽きていることに気づく。水こぼしてたからなぁ。補給したペットボトルの水、休憩で使ってたペットボトルの水もなくなって、残ってるのは肩にぶら下がってる500mlのハイドロ2本に残ってる分だけ。たぶん500mlもない。

浅間峠(せんげんとうげ)で、第2関門の月夜見(つきよみ)でオフィシャルの給水(1.5リットル)があるけど、そこまで持つか。

ホウヤさんに、「これ、いけますかね?」ってDNFも含めて相談すると「いけますよ!」と。ホウヤさん的には、ここで並走仲間を失うほうがデメリットが大きと判断した様子。ですよね。ええ、行きましょうよ。のんびりでも。

第一関門はすでに先着の人たちでも水がなくなった人も多く、疲労も出てて死んでる人がたくさんいましたw。ここで下山した人も多々いたようです。

第2関門まで

ここは淡々と。地図でみたら高低差はそんなにないので、本当に淡々と歩みを進める。でも三頭山(さんとうさん)は結構な岩場だったりするのでアトラクション的には面白い。走ってる人には全く面白くない。

2回目の試走で行った鞘口峠(さいぐちとうげ)まで来た。ここからは試走していないので、りょうすけちゃんの未知の領域。

ようやく第二チェックポイントの月夜野駐車場に到着。み…水が手に入るー!

もう水を入手できただけでホウヤさんと抱き合うぐらいうれしかった。抱き合ってませんが。

ここでヘッドキャップ、ソックス、上のインナーを着替える。汗だくで走ってきたのでここで着替えると気分が変わる。ちなみに、着替えを持ってくるのはホウヤさんのアドバイスだった。

第3関門まで

大ボスが「三頭山」ならば、これからの「御前山(ごぜんやま)」と「大岳山(おおだけやま)」が中ボスで鎮座しやがるのが第三セクション。

途中、記憶がない。走りながら寝てしまいそうになるので10分だけ寝るか、と。でもカラダが興奮しているのか、寝転がると寝られない。目がさえてしまう。10分経って、ホウヤさんをみたらがっつり寝てた。すげぇ神経だ。

結局寝られなくて走る。うわさで聞いた幻覚が見え始める。

コースの横に人がいるように見えたり、犬がいるように見えたりする。実際はなにもない。白く見えるなにかがウサギにも見えた。ホウヤさんに「この辺はウサギがいるんですね」って言ったら「それ幻覚ですよ。」って冷静に返されたのはいい思い出。

第三チェックポイントに到着。ここはトイレだけ済ませてそのまま出発。

ゴールまで

日の出山を越えて、ゴールまで下りって言いますが…もう疲労で膝も痛いし、太ももも下りの衝撃に耐えられない。

と、思ったけど「男梅キャンディー」を舐めたら太ももが復活したので、それまで歩いてたところも走ってみることに。それが意外と行けた。

途中、「あと1.8kmだよ!」って応援されるところがあって、山道の距離感覚があまりにもおかしいので「絶対1.8kmで終わんないよね 」って思った。やっぱり長くて「1.8kmなげぇな…」と呟いてしまう。

ゴール前にロードに出た時には、「やっと終われる!」って足をうごかし、ゴールまで行けた。

一緒に走ってたホウヤさんと2人でゴール。本当にありがとうございました。

ゴール後

今回のレースは、スタート時に30度近い気温もあって、そうとう厳しかった。実際、1位ゴールの選手は30km手前で水が切れた様子。

https://twitter.com/Dogsorcaravan/status/1048905257634254848

トップ選手がこれなら一般人は…そりゃ水なくなるでしょうねぇですよ。

私達もゴールできました、の画像~。

参加賞がColumbiaのTシャツですね。いままで山に近づいてなかったですが、このシャツを着てれば行けそうな気がしますね。

補給は、帰宅後確認したら3,000kcal残っていた。実はそんなに補給していないのだなぁ。今回は水不足もあったので、空腹防止に用意した固形物が食べられなかったからかもしれない。でも次回はもう少し減らしてよさそう。

次回も絶対持っていくものは?と言われたら「男梅キャンディー」。「干し梅」製品もあるけど、キャンディーの方がカリウム成分が多かったからキャンディーがおすすめな。足つりからリカバリできたのはホウヤさんのテーピングとコレのおかげだと思ってる。

Garmin Forethlete 920XTJは日出山あたりでバッテリー切れた。「ウルトラモード」というGPS計測間隔を長めにする設定があるのをやりわすれた。記録が残らないのは残念w。

楽しい運動会だった。これはゴールしてからの達成感が半端ない。途中、幻覚見るとか本当につらかったけど、ついつい来年も出てしまいそうだ。

よし、来年も出ようか!

ゴール後、ホウヤさんと電車で帰りました。二人とも寝過ごしそうでした。そして、帰宅してからは夕方までぐっすり寝てしまいました。夜もしっかり寝ました。おつかれさまでした。

ハセツネ前だけど、東京に向けてインターバル練を真剣に取り込むことにした。

先日当選した東京マラソン2019で、サブスリー(3時間以内完走)を狙おうと思う。今年はサブ3.5できたので、次を狙うならサブ3ですよね。

サブ3.5は4:59/kmペースだけど、サブ3は4:15/kmペース。明らかに今のママでは達成どころか、自己記録も破れなさそうだよね。

というわけで、インターバル練習をしばらくやることにしました。インターバル練習って、高負荷と低負荷を数回やることで短時間で鍛えられる練習。

とりあえず、Garminでワークアウトでも作りましょう。Connect.garmin.comのダッシュボードからワークアウトを作る。

今回のインターバル練は近所の公園にある1kmコースを使おうと思う。本当は500mとかから始めたかったけど、思い当たるコースがなかったのよね。人や車が通らない道路なんてそうないし、探したけど近所にトラックもない。夜の公園ならなんとかなるだろう、ってことでこの1kmのコース。

まずはウォームアップ。家を出てGarmin 920XTをスタートさせて、公園の予定コースに着くまでをアップとする。「ラップボタン押下」を設定すると、現地到着してラップボタンを推すまでがアップとして記録される。

次に「繰り返し」を用意する。「繰り返し」の中に「1kmを3:50から4:20/kmで走る」を入れる。続いて「2:30のラン」も時間指定など無しで追加する。

最後に「ダウン」。公園のコースから自宅までをダウンにして、玄関に着いたら「ラップ」ボタンを押せばいい。

Connect.garmin.comで作ったワークアウトをGarmin 920XTに送って走りに行こう。

家を出てワークアウトをスタート、公園までジョグして移動。予定のコースに到着してラップを押す。押したらそのまま1kmダッシュが始まるので頑張る。

「3:50-4:20」で設定していると、その範囲外だと「おまえそんなペースでいいと思ってんの!?」って感じで「ピピッ」と鳴り続ける。想定タイムに入ったところで「よし、いいぞ」って「ピッ」と音がする。想定タイム内では、時計はおとなしい。

設定した1kmに近づくと、残り数メートルで時計がカウントダウンしてくれる。そのままイージーモードに。設定では2:30イージー。2:30が過ぎる数秒前、時計が「そろそろ次やんぞ。支度しろ。」とカウントダウンをするので、それに合わせてダッシュ開始。これを設定した5回繰り返した。

正直、2回でやめようかと思ったw。最近、あまり走る機会なかったし、体重も増えてるし、ハセツネも近いし無理しちゃいけない、って思ったのもあるけど、1kmダッシュが思いの外苦しかった。でもちゃんと5回やったオレちゃん、偉いぞ!

さて、タイムを見てみましょう。Garminから連携されたStravaの表が見やすいのでそっちを抜粋。1から10までの偶数が1kmをアップしたところ。

1本目は3:52、2本目は3:37。結構苦しかったんだけど上げすぎてたのに走ってる時には気づいてなかった。時計がなってペースをみたら「速すぎだろ、苦しいわけだ。」ってうなだれた。自分のペース感覚がここまでひどいとはw。

3本目は3:54。設定値内だね。4本目は4:06とちょっと怠けた感出ちゃってるけど設定値内。5本目は3:57。

実際、2本目までは感じを掴むために上げすぎたとは思うけど、3本目からはカラダが乗ってきたので上げすぎた感じなく4分前後でキープできた。実際時計がなってペースをみて「あれ、これ4分丁度ぐらいなのか。」って言ったし。自分のペース感覚がここまでひどいのか、って思ったわ。

1回目にしてはちゃんとやりきれたのは自信になる。継続して3分台を5本刻めるようにしよう。おつかれさまでした。